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【金屋町】高岡でも古い町 高岡銅器発祥の地に行ってきた

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは高岡市の金屋町をご存知でしょうか?

高岡市といえば、日本遺産にも登録されている情緒溢れる街並があることで有名ですが、特に金屋町は千本格子の家並みと銅片の敷き込まれた石畳が美しい町として知られています。

それは国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されるほど美しいのです。

そこで今回は、そんな金屋町には一体何があるのか紹介していきたいと思います。

目次


1. 金屋町とは
2. 場所
3. 行ってきた
    3.1. 高岡市鋳物資料館
    3.2. 金屋緑地公園
    3.3. キュポラ煙突
4. まとめ





1. 金屋町とは

金屋町は、高岡でも古い町です。

1609年、加賀藩主前田利長が開町まもない城下町高岡の繁栄策として鋳物造りを奨励したことから、高岡鋳物発祥の地である金屋町は大いに栄えました。

今も格子造りの家々が軒を並べ、この昔懐かしい雰囲気の風情あるまち並みは、映画やテレビの舞台としても登場しています。

およそ500mにわたって続く石畳の道と格子造りの古い家並みが見事に調和し、一帯は明治・大正時代を彷彿させ、今でも美しいたたずまいを見せています。

そして、2012年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

また、ここでは鋳物の製作体験ができる工房や錫アクセサリー作りが体験できるお店もあり、高岡の伝統工芸を直に味わうことができます。




2. 場所

住所
富山県高岡市金屋町

電車の場合
あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩20分

車の場合
能越自動車道高岡ICから車で10分
金屋緑地公園に8台(バス1台)の駐車場があります。




3. 行ってきた

ということで、金屋町にやってきました。

来てみてわかったのですが、千本格子の家並みが美しいですね。

一直線に伸びたこの道は、日本の道100選にも選ばれた「八尾町道諏訪町本通り」のようです。

早速、めちゃくちゃ適当な鋳物の地図を頼りに散策して行こうと思います。


道を歩いていると、面白いデザインの自動販売機に出くわしました。

なんか古風な感じで、いいですね。

絵は、「高岡大仏」「瑞龍寺」ですかね。




3.1. 高岡市鋳物資料館

まずやってきたのは、高岡市鋳物資料館です。

高岡鋳物発祥の地である金屋町には、400年にわたる鋳物産業の歴史を背景に、このような資料館があるんですね。

高岡市鋳物資料館は、これらの貴重な資料を収集・展示し、高岡鋳物の歴史と伝統を紹介する町の小さな博物館です。


まず入口は、無料の展示スペースとなっていました。

前田利長公の兜もあり、いろいろ勉強になりますね。

金屋町で400年も続いた鋳物技術は、現代にも受け継がれおり、高岡市は銅器だけで全国シェア90%を誇っています。


また高岡市は、鉄器だけでなくアルミ製品でも全国で有名で、アルミ製品は現代建築に欠かせない素材として高岡の主要産業(三協アルミ、立山アルミなど)となっています。

資料館内には、たくさんの鋳物グッズがありました。

ぜひ金屋町に行ったのならば、入場料がかかりますが行ってみてください。
→千本格子が美しい! 高岡市鋳物資料館に行ってきた




3.2. 金屋緑地公園

続いて、金屋緑地公園にやってきました。

この金屋緑地公園はもともとは鋳物工場の跡地に作られたそうで、前田家の家紋「梅鉢」をかたどっているそうです。

また高岡市鋳物資料館が隣接しており、公園の中にもその入口があります。


噴水があったり、このような鋳物のモニュメントがあったりします。

これだけ密集していては、いつ痴漢行為が行われてもおかしくありません。治安が悪いな。

ここに高岡鋳物発祥の地の石像がありますので、ぜひそれだけでも一緒に撮影して記念としてください。
おもろい鋳物がある「金屋緑地公園」




3.3. キュポラ煙突

続いて、金屋町から少し歩いてみると何やらキュポラ煙突というモノを発見しました。

なんだかポップな看板でしたが、どうやらパチンコ店の中にあるようです。マジでどういうことだよ。


キュポラ煙突を目指して歩いていると、なんだかレンガっぽい煙突が見えてきました。

こんな街中に普通にあるんですね。ちなみにキュポラ煙突は昔、鋳造所で使用されていたようです。


ということで、到着しました。

本当にパチンコ屋の駐車場にありました。

しかもでかすぎて、大切な先っぽが写真に収まりきりません。

親切にも扉があったので、普通に駐車場に入れます。


どうやらキュポラとは、日本語で言えばただの溶銑炉みたいです。

1924年に建設され、1998年まで稼勤していました。

そうして今はパチンコ店になったことから、世の中は、鋳物よりパチンコを選んだようです。


また、金屋町の周辺にはこのようにいろんな歴史っぽいモニュメントもあります。

この鳳鳴橋には、黄金に輝く鳳凰像がいました。


こちらは昭和59年、富永直樹作の鳳凰像だそうです。

なぜ鳳凰像があるかというと、この高岡市という名前は、中国の詩経の一節である「鳳凰鳴けり、彼(か)の高き岡に。梧桐生ず、彼の朝陽に」から命名されました。

その命名の地も高岡市にありますよ。
【高岡命名の地】歴史が生まれた衆徳山 総持寺に行ってきた




4. まとめ

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ということで、金屋町は高岡の歴史を知る上で重要な場所でした。

また街並も美しいので、散歩したり鋳物のことを勉強するのもいいですね。

ちなみに高岡市には他にもたくさんの観光名所がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
【高岡の観光スポット】ドラえもんから歴史ある街並みまでご紹介!

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