【伏木港のマンモスクレーン】全国初の国登録有形文化財を見に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、陸揚げ専門で全国初となる伏木港のマンモスクレーンが国の登録有形文化財に申請されたことをご存知ですか?
2019年7月に国の登録有形文化財(建造物)とするよう文部科学相に答申したそうです。
そして、登録されると県内の登録有形文化財(建造物)は67カ所139件になるようで、一足先にどのような建造物なのか見に行ってきました!
伏木港にあるクレーンは、正式名が『旧伏木港右岸三号岸壁水平引込(ひきこみ)式クレーン』で、通常『マンモスクレーン』と呼ばれています。
クレーンは1968年に富山県が建設し、高さ43メートル、つり上げ荷重8トン。
建設当初は日本海側で最大規模を誇り、2014年まで陸揚げ作業に利用されていました。
そして県が2019年1月に伏木港右岸3号クレーン保存会に譲渡し、今に至っています。
住所
富山県射水市庄西町2丁目4
電車の場合
万葉線新湊港線 六渡寺駅より徒歩4分
車の場合
高岡IC出口より車で22分
ということで、富山県射水市庄西町にやってきました。
本当に港の付近にあって、海が目の前ですが正直何もないところですね。
あと今思ったのですが、国の登録有形文化財に申請しているところであって、まだ登録されていないので観光地化もされていません。
実際にクレーン付近に行ってみるとこの看板です。
まぁそりゃそうでしょうね。
近くに行くことができませんが、柵の外からならクレーンを見ることができます。
こちらがそのクレーンです。
かなり大きく古いイメージがあったのですが、見た目は思ったよりも綺麗で、まだ使うことができるんじゃないかな?
2014年まで陸揚げ作業に利用されていました。
昭和43年の住友機械か。
そして、富山県という文字が県の所有物であったことを表していますね。
せっかくなので反対側も行ってみました。
もちろん入れません。
ちょっと実は反対側は入れるのかと期待していたのですが、そんなわけありませんね。
まぁ正直、頑張れば入れそうでけど、全くリスクに対するリターンがありません。
遠くから見るとこんな感じです。
なんだか動物っぽい骨組みで、子どもとか好きそうですね。
これを観光資源にするとしたらどんな風になるのか楽しみです。
クレーンの裏には、このような倉庫のような建物がありました。
おそらく伏木港右岸3号クレーン保存会の保有物だと思うのですが、富岡製糸場もこんな感じなので、施設ごと観光地できそうですね。
ということで、旧伏木港にあるマンモスクレーンについて紹介しました。
まだ国重要文化財に登録されていないのと、観光地化されていないので、今見に行ってもあまり楽しくないかと思います。
今後、どのようにこれを活用していくのか期待ですね!