【戸出七夕まつり2024】日本で最も美しい富山の祭に行ってきた
どうも、富山の七夕祭りから失礼します。編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、叶えたい夢がありますか?実はわたしには夢があります。
それは、日本にヌーディストビーチを作ることです。
突然過ぎて、わたしがヤバい人と思ったかもしれませんが、実は以前、マツコデラックスさんがテレビで「地方創世にヌーディストビーチを作れば人が集まる」と言っていたのです。
これは一理あると真に受けた私は、流れ星に「ヌーディストビーチをつくる」という願いを3回言おうとしていたのですが、そんな一瞬の時間に3回も言えるわけないですし、近くに人がいたら通報されかねません。
ただ、そんな長い夢も叶えてくれるイベントが『七夕』
特に今回は、日本で最も由緒がある七夕まつりと言われている『戸出七夕まつり』について紹介したいと思います。
戸出七夕まつりは、高岡市戸出地区に伝わる伝統的な行事で、その幻想的な風景は「日本一美しい七夕まつり」とも言われます。
18m超のジャンボ七夕など大小1,000本以上の七夕飾りが「七夕のトンネル」として通りを彩り、夜には提灯に明かりが灯って幻想的な雰囲気になります。
7月3日から7日の祭り期間中は、七夕コンテスト・民謡踊り街流し・あんどんパレードなど多様なイベントが連日繰り広げられています。
ちなみに戸出では子供を出生すると、その子が健康に育つように願いを込めて七夕まつりを行う習慣が明治時代からあったようです。
画像引用 「高岡市商工会」より
開催期間
2024年7月4日(金)~7日(日)
住所
富山県高岡市戸出町周辺
電車の場合
JR城端線戸出駅から徒歩5分
車の場合
能越自動車道高岡ICから車で15分
周辺に無料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
画像引用 「戸出七夕まつり公式」より
周辺地図は、2017年のものです。
駐車場や七夕まつりの会場などが書かれており、クリックすると大きな地図が見られます。
ちなみにスケジュール等も公式ホームページに書かれているので、詳しく知りたい方はそちらをごらんください。
ということで、こちらは以前の話になるのですが、戸出七夕まつりに夕方ごろやってきました。
町に着いた瞬間、いきなり騒がしいのが祭のいいところ。こちらはチンドン屋と言って、チンドン太鼓と呼ばれる楽器を鳴らしながら、その地域の商品や店舗などの宣伝を行う日本の伝統的な芸です。
夕方からこんなに盛り上がっているなんて、戸出七夕まつりはなかなか力を入れていますね。
そもそも七夕の語源は古い信仰行事に出てくる「棚機女(たなばたつめ)」であるとされます。
この「棚機女」とは織物を作る手動の機械を扱う女性を指し、「古事記」にちなんで天から降りてくる水神に捧げるための神聖な布を穢れを知らない女性が「棚造りの小屋」にこもって俗世から離れて織る、という習慣があったそうです。
戸出七夕まつりは、江戸時代より八講布(はっこうふ)という麻布の産地として全国的に知られていて、機織りのまち、繊維業のまちとして栄えてきたため、戸出町の歴史とも合致しています。
ジャンボ七夕もこんな感じ。
こちらは戸出町の住民が力あわせてを制作した巨大な七夕であり、全て住民の手作りによるものです。各町内住民の知恵と工夫を集結させた七夕飾りは芸術作品へとなっており、七夕ファンを毎年この地へと引き寄せています。
さて、戸出七夕まつりは、昼の部よりも夜の方が綺麗だと聞いています。
なぜそうかと言われれば、おそらくスナックやキャバクラのの電気が暗いのと同じで、そちらの方が綺麗に見えるからなのでしょう。
それでは、夜の部に・・・ジャンプ!
シュタッッ!!!
ということで、だいぶ日が暮れてきました。さて、夜はどんな感じでしょうか。見ていきましょう。
夕暮れが綺麗ですね。
なんかこういう景色って、すごいお祭りっぽいです。夕暮れのマジックアワーと七夕祭りは、ごまとしおくらい相性抜群です。
戸出の七夕の飾りつけの特長はなんといっても「赤色のちょうちん」です。
これが仙台、平塚などの有名な七夕との違いを際立たせていて、竹飾りにボリューム感を出すため「かんざし」と呼ばれる竹を横に通すのも独特です。そのため、戸出七夕の竹飾りはヒラメのように平たくなっています。
さらに夜になってくるとこんな感じ。
めちゃめちゃ人がいる。
そして、提灯やら短冊のイルミネーションが綺麗で、確かにこれは美しいですね。Wikipedia先生が戸出七夕まつりは日本一美しい七夕とおっしゃっていたのですがその通りですね。
また、戸出に見られるこの特大七夕は「七夕コンテスト」のためであり、それぞれ、七夕の出来を競い合っているらしい。
それで、とりあえずデカイのが多いのか。
ちなみに、「東町1組」という地域が何年も連続で最高賞を受賞しています。
祭ということで、屋台も充実しており、その周りに高校生とかたくさんいました。
てか基本的に、祭の屋台って味濃いよね!喉乾くし、ビール飲みたいなぁ。ただ、ビールを飲む前に夢を叶えなければなりません。
そして、本命の短冊コーナーにやってきました。
これでついに、日本にヌーディストビーチが誕生するわけですね。
場所は富山湾です。異論は受け付けません。
下手な観光PRによる観光者の誘致や移住者募集をするよりも、富山県にヌーディストビーチを作ることが、すべての問題を解決する魔法のビーチとなるのです。
そうです。
富山県の経済成長と少子化を食い止めるのは、わたしです。
そうして、「富山県にヌーディストビーチができますように。」と書いて、短冊に付けようと思ったのですが、ペンが止まりました。
なんということでしょう。さらに上を行く願いを発見してしまいました。
『すべてが私の思い通りになりますように』
えぇ?
こいつ天才やん。私もすぐに同じことを書きました。そうすれば、金持ちにもなれるしね!
ということで、願い事も書いたので、これでひと仕事終えました。
仕事を終えたあとの、一杯は最高ですね!
お金も気にしません。だって、これからお金持ちになれるんですからね!みなさんも、近日オープンするヌーディストビーチも楽しみにしていてくださいね。
ということで、戸出七夕まつりに行ってきましたが、想像以上に綺麗で富山県民はぜひ行ってみるべし。
子どもも喜びますし、なにより恋人と一緒に行くのもおすすめですね。そして、みんなで願い事を書いて楽しんでみてください。
戸出のゆるキャラの『たなっちょ』も運が良ければ会えるかもよ!
ADDRESS | 富山県高岡市戸出町3-8-10 |
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ホームページ | 戸出七夕まつり |
OPEN | ~22:00 |
期間 | 毎年7/3~7/7 |