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【ご当地そうめん】意外と知らない富山の素麺をまとめてみた

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

富山県の流しそうめん屋から失礼します、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、そうめんは好きですか?わたしはというと素麺よりうどん派です。

しかし、日々生まれては埋もれていくネット記事、その中でこの記事に辿り着いた皆さんは、相当なそうめん好きと見受けられます。

「そうめん? バカバカしい。男はコレ(こぶし)だろ?」という硬派な方もいるかもしれませんが、これも何かのご縁。

是非とも本日はそうめんの記事を見ていただければ幸いです。


ただ、そうめんと言ってもわざわざ外食でそうめんを食べようと思う人は少ないはず。

そんなわたしも編集長という職業上、仕事中はずっと家でパソコンをいじっていますし、休日も家で延々とパソコンをするほどの引きこもり。

そのため、本日は家で食べることができる富山のそうめんを3つご紹介します!


大門素麺


江戸時代後期から伝わる伝統的な富山県を代表するそうめんがこちら。

大門素麺は砺波市の大門地区に伝わり、村人の1人が能登・蛸島で加賀藩御用の素麺を作っている生産者から製法を習ったのが始まりと言われています。

パッケージには生産者の名前入り。

なぜかわかりませんが、縄で縛られています。わたしの想像でしかないのですが、相当ドMなそうめんなのでしょう。


4分割するとなんだか可愛い。

ただ普通のそうめんより、そこそこ高いです。私の給料でこんな素麺ばっかり食べてたら、確実にアレします。アレとは、自己破産のことです。

富山県内の人も、県外の人も、ぜひ、ゆとりのある人は買って食べてみてください。
砺波伝統の丸まげ状手延べ素麺!大門そうめんを食べてみた





五箇山の手わざそうめん


「おいおいなんだこの商品、見たことないし怪しいぞ。」という読者の声が聞こえてきます。

ただまぁ待ってください。誰がなんと言おうとこちとら世界遺産である五箇山のそうめん、つまり世界遺産のそうめんなのです。

これで文句を言う人がいたなら、世界政府を敵にまわしたことになりますよ?

遠く源を濃飛国境に発する庄川とその支流利賀川が飛騨高原に連なる富山県南西部の山あいを深くえぐって北流しているところに五箇山利賀村。

きびしい自然を利用した五箇山そうめんは腰のきいたツルッとした感じが特徴なのだ。

見た目もなんだか手わざ感が出てます。
【世界遺産の素麺】五箇山手わざそうめんを食べてみた





清流素麺


清流素麺は、富山県の秘境である利賀村で作られた素麺。

製造地である利賀村は、富山県の南西部、岐阜県との県境に位置にあり、標高1000mを超える山々に囲まれた豊かな自然に恵まれた場所です。

製造元は、富山県西部森林組合 利賀支所という企業ではなく組合が作ってるのか。


普通の素麺よりちょっと太めで、塩分もしっかり付いていますね。コシもあり、喉ごしも良し。感想はこれくらいでいいでしょう。

利賀の極寒の時期に作る清流素麺は、昔ながらの手延べ製法で作り、一玉ずつ丁寧に仕上げた一品です。

山村の伝承に育まれた食文化を水と緑の村・利賀の郷からどうぞ。
【秘境の素麺】昔ながらの手延べ越中利賀村 清流素麺





ということで、たかが素麺、されど素麺。

もしも外で富山のそうめんを食べたいのであれば大岩山がおすすめです。
大岩山そうめん激戦区にある老舗旅館「だんごや」
大岩で一番古い歴史を持つ大岩館のそうめんを食べてきた

ぜひ富山県のそうめんを味わってみてください。

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