【富山のジャンボにんにく】あまりにデカいと話題の農家に行ってきた
胸はミニサイズ、態度はジャンボサイズのサンソンです。
突然ですがみなさんは、富山県でジャンボといったら何を思い浮かべるでしょうか?
おそらくですが、多くの人は入善ジャンボスイカと答えるのではないかと思います。
→【入善ジャンボ西瓜】日本一大きなスイカを買って食べてみた
しかし、富山県でジャンボなのはスイカだけじゃないのですっ!
ということで、本日はジャンボはジャンボでもスイカや尾崎ではなく、「ジャンボにんにく」について紹介していきたいと思います。
ジャンボにんにくとは、富山県立山町の農家さんが生み出した人の拳ほどの大きさがあるにんにくです。
その農家が有限会社ハウス工房で、立山山麓のふもとで育ったジャンボにんにくを作っています。
ちなみにホームページもあって、ジャンボーナちゃんというキャラクターもいるのです。
ジャンボーナちゃん・・・。
ということで、めちゃくちゃ田んぼが広がる立山町の農家へとやってきました。
こちらにジャンボにんにくとジャンボーナちゃんがいるようなのですが、一体どこなのでしょうかね。
早速、その農家が見えてきたので店内に入ってみましょう!
サンソン
「こんにちわー、誰かいませんかー?」
ジャンボーナちゃん
「はじめまして。ジャンボにんにくのジャンボーナ©よ。」
サンソン
「あの、すいません、ジャンボーナちゃんを探しているんですがどこにいますか?」
ジャンボーナちゃん
「はじめまして。ジャンボにんにくのジャンボーナ©よ。」
ジャンボーナちゃん・・・。
ということで、このあとにいろいろ話し合って一通り揉めたりもしたのですが、彼女は正真正銘のジャンボーナちゃんでした。噓偽りはありません。
そうして、早速ですがジャンボにんにくというのを見せてもらいました。
1番左の威風堂々っとしている子がキング・オブ・ジャンボにんにく。そして1番右のにんにくが、馴染みあるにんにくのサイズです。
間の子は、ジャンボにんにくよりは大きさは劣りますが、中サイズ小サイズでも十分大きいここで採れたにんにくです。
そうしてここからは「ジャンボーナちゃん」にインタビューという形式で、先ほどの画像をイメージ図に変更することで妥協案としました。
ジャンボーナちゃん
「はじめまして。ジャンボにんにくのジャンボーナ©です。富山県は立山山麓の畑で生まれたの。2300ツ子の25女で、1327男、973女の大家族よ。理屈っぽいけど優しいお父さんと、いつも笑顔の明るいお母さんに育ててもらって大きくなったわ。」
サンソン
「なるほど、設定がしっかりしているということですね。続けてください。」
ジャンボーナちゃん
「ここは立山山麓は水が豊富で、私たちジャンボにんにくにはちょっと湿っぽいんだけど、冬の厳しい寒さとシンシンと積もる雪の下で耐えた丈夫な根っこで栄養をどんどん吸収して、とってもジューシーであまーいジャンボにんにくになったのよ。」
サンソン
「確かに立山は雪解け水が豊富で、農作物がおいしく育つイメージがあります。」
ジャンボーナちゃん
「そうなんです!こんなに大きく、美肌に、そして甘く育ててもらった両親に感謝。毎年たくさんの兄弟たちを全国に届けられるようがんばってます。」
サンソン
「美肌とはさすがに乙女!でもジャンボにんにくは、やっぱり匂いもジャンボ級なんじゃないですか?」
ジャンボーナちゃん
「わたしたちはネギ属に属する植物で、無臭にんにくとして販売されることもあるわよ。巷では、味はにんにくだけど香りが少ないので大量に食べてもいいなんて言ってる人いるけど人それぞれかも。にんにくだけど、にんにくじゃない新感覚の野菜なんです。
ちなみに、にんにくではなくて、西洋ねぎのリーキに近い植物なの。見た目はにんにくで、香りもにんにくより、味もにんにくよりなのでジャンボにんにくって言わせて下さい。」
サンソン
「まさかのネギよりの野菜だったんですね。でも見た目は思いっきりにんにくですね。ちょっと実際に食べさせていただけたりしますか?」
ジャンボーナちゃん
「うん、是非食べてみて!生のジャンボにんにくスライスと醤油漬けジャンボにんにくをご用意してるよ!」
サンソン
「ジャンボーナちゃんを目の前にしてジャンボにんにくを食べるって…メンタル大丈夫なの?もしくはドMなの?取材だから食べるけど…」
ジャンボーナちゃん
「ここだけの話、ドMだよ!」
サンソン
「ほんとここだけの話ですね。」
ジャンボーナちゃん
「さぁ、わたしに気にせず食べてみて!」
サンソン
「あ、生のジャンボにんにくスライス、思ってたより辛くないですね!匂いもそんなに気になりませんね。」
ジャンボーナちゃん
「生でも食べれる人は食べれるのよ。無理な人は無理かも。」
サンソン
「私は生でもいけますね。醤油漬けの方は更に食べやすいかも。こんなにジャンボなのに匂いも辛さもマイルドって見た目とのギャップがいいですね。」
ジャンボーナちゃん
「飲食店の方にも、料理に使いやすいとよく言われているわ。ちなみに、ジャンボにんにくの表面の皮を何枚か剥くと、中から小さな茶色い種のようなものが出てくるの。これは珠芽(しゅが)といって、この珠芽を土に埋めて育てると、何年かかけてジャンボニンニクに育てられるのよ。」
サンソン
「いきなりジャンボサイズが出来るわけではなく、何年もかけてジャンボサイズになるんですね。ジャンボリーナちゃんは、どうして仲間を増やそうと思ったのですか?寂しがり屋なの?」
ジャンボーナちゃん
「ジャンボにんにくは、栽培中に虫がつきにくく栽培しやすいというメリットがあるし、注目度が高い野菜だからどんどん仲間を増やしちゃおうと思ったの。あとは、富山県でジャンボと言ったらスイカっていうのが定着しているみたいだから、悔しかったの。」
サンソン
「ジャンボーナちゃんも入善ジャンボスイカのこと知っていたんですね。じゃあ、入善のジャンボスイカのゆるキャラこともご存知なんですか?」
ジャンボーナちゃん
「知っているも何も、私はライバルだと思ってるわ。」
サンソン
「まさかのライバル宣言!むしろ恋人の座とか狙えると思うのに。」
ジャンボーナちゃん
「まだまだ富山県ではジャンボにんにくの知名度は低いから、まずはたくさんの人にジャンボにんにくを知ってほしい。そして買ってもらって、食べてもらうのが目標なの。彼との勝負はそこからよ!」
サンソン
「可愛い見た目とは裏腹にストイックな部分をお持ちのジャンボーナちゃん…てか、勝負ってなんだろう。」
ということで、富山県にはジャンボスイカだけでなく、ジャンボにんにくがあることもわかりました。
そして、ジャンボリーナちゃんにも会えたことだし。
一家に一個、ドラキュラ対策のためにジャンボにんにくを置いてみませんか?