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【八重桜まつり2024】倶利伽羅峠で赤餅食べて厄よけにいってきた

公開日
更新日
執筆者
SANSON

こんにちわ、サンソンです。


突然ですがみなさんは「倶利伽羅峠」をご存知だろうか?

ここは源義仲が平家に夜襲をかけた場所でもあり、その際に火牛を500頭も解き放ったといいます。

これが世に名高い奇襲「火牛の計」

そんな倶利伽羅峠ですが、春には八重桜が咲き誇っています。その数はなんと約6,000本なのです。

そこで今回はそんな場所で開催される「八重桜まつり」に行ってきました。



目次


1. 八重桜まつり
2. 場所
3. 開催期間
4. 行ってきた
    4.1. 厄除け念仏赤餅つき
    4.2. 倶利伽羅不動寺
5. まとめ


1. 八重桜まつり

八重桜まつりとは、倶利迦羅不動寺で開催される花見の行事です。

ちなみに倶利迦羅とは古代インドの言葉で「kulihah」に由来しています。

「福徳円満の黒い龍」を意味し、剣に黒龍が巻き付いた本尊の名前から倶利迦羅山と呼ばれるようになりました。

また同時に厄よけ念仏赤餅つきも開催されていて、多くの参拝客で溢れ返ります。




2. 場所

住所
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2

車の場合
小矢部ICより車で17分
金沢東ICより車で36分





3. 開催期間


画像引用 「小矢部市HP」より

毎年4月下旬に開催されます。

開催期間
2024年4月20日(土)~4月38日(日)

4月20日(土)は『厄除け念仏赤餅つき』があります。




4. 行ってきた


※こちらからの写真は以前に行ったときのもので、今年のものではありません。

ということで、「八重桜まつり」にやってきました。

なんとも爽やかな天気で、駐車場にはたくさんの車があったので相当な人がいるに違いありません。

また八重桜まつりとあるだけに、普通の桜ではなくあのボタボタと咲いている桜となります。


八重桜ってよく見る桜と違って、このように全部がピンク色というわけではなく緑の葉っぱがあるのが少し残念ですね。

ただこのようなピンク色と形状はいつもと違った花見となります。

1房を家に持って返って飾りたい。




4.1. 厄除け念仏赤餅つき

そんな桜は5分くらいで飽きたので、今度は祭イベントへ!

また本日は、「厄除け念仏赤餅つき」というイベントもあるようなのです。

なんでも念仏赤餅つきには云われがあって、今日に受け継がれているそうです。

一体どんなイベントなのでしょうか?







うっ、うわぁー!!!


なんなんだこの人の多さは!?

こんなに大人気のイベントだったなんて知りませんでした。


というのもこの厄除けの念仏赤餅つき。

古来より疫病の難から逃れられると言い伝えられ、この餅が参拝者に配らるそうです。

なるほど、このお餅ほしさに人が集まっているのですね。


ちなみに念仏赤餅つきのいわれは、その昔、倶利伽羅山頂で悪さをする猿たちにありました。

そんな猿たちが、毎日そこを通る旅人たちに悪さをしていました。

そしてある日、和尚さんにお不動様からのお告げがあり、赤く塗った餅を猿たちに与えたのだそうです。

すると猿たちはそれをおいしそうに食べ、それからというもの二度と悪さをしなくなったそうです。


全く、どこらへんが厄よけなのかわかりませんでしたね。

実際に買って食べてみましたが、塩っけが効いていて全然甘くないです。

美味しいから人気な訳じゃなく、御利益あるから人気みたいな味ですね。




4.2. 倶利伽羅不動寺

そんなイベントが開催される倶利伽羅不動寺は、歴史も古く、718年に倶利迦羅不動明王を、元正天皇の勅願により奉安された事が始まりと伝えられています。

そもそもこんな山奥に、こんな綺麗な神社があったんですね。


ちなみに道の途中にはこのようなトトロのケモノ道みたいなところがあってテンションあがります。

まぁこの道を通らなくても道路からお寺に行けるのですが、面白いのでぜひここも通ってみてください。




5. まとめ

ということで、赤餅を食べて、今年も厄がなく過ごせそうです。

桜を見に来ただけなのに、厄よけまで出来てラッキー!

最後に、どこに需要があるかわかりませんが、火牛のサービスショットでお別れです。

ちなみに富山県には他にもたくさんの花見スポットがありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。


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