【高岡市万葉歴史館】日本最古の万葉集博物館に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは「万葉集」をご存知でしょうか?
万葉集とは、7世紀後半から8世紀後半ころにかけて編まれた日本最古の和歌集です。
そんな万葉集を代表する歌人であり、編集者ともされる大伴家持は5年もの間、高岡に住んでいました。
これはすごい有名人が富山県にいたものだ...ということで、今回はそんな万葉集の歴史がわかる『高岡万葉歴史館』について紹介したいと思います。
画像引用 「高岡市万葉歴史館」より
高岡市万葉歴史館は、万葉集の代表的歌人であり編者ともされる大伴家持にちなんで作られた博物館です。
かつて大伴家持が政務をとった国庁跡にほど近い、眺望のきく場所に万葉歴史館があります。
DVD「越中万葉憧憬―大伴家持、越中を詠む―」の放映で「ふるさとの万葉」を紹介する常設展示、新しい視点で万葉ロマンを展開する企画展、万葉植物を配した庭園などを楽しむことができます。
なお、館内には万葉関連図書を多数揃えた図書閲覧室もあり、おじいちゃんおばあちゃんには楽しいかもしれませんね。
住所
富山県高岡市伏木一宮1-11−11
電車の場合
JR氷見線伏木駅から徒歩25分
車の場合
能越自動車道高岡北ICから車で20分
開館時間
4月~10月:午前9時~午後6時
11月~3月:午前9時~午後5時
※入館は閉館の45分前まで
※図書閲覧室は9時30分~4時30分(複写サービスは3時まで)
休館日
火曜日(火曜日が祝休日の場合はその翌日)・年末年始
※年末年始・連休前後など開館日が変更される場合がありますので、トップページの年間スケジュールでご確認ください。
一般:210円
中学生以下:無料
65歳以上:160円
団体(20名以上):170円
※特別展示等を行う場合に、別料金となるときがあります。
画像引用 「高岡市万葉歴史館」より
館内はかなり広くて、テラスや庭園があるのも特徴です。
ということで、高岡市万葉歴史館にやってきました。
ここはただの博物館ではなく、高岡市万葉歴史館は『万葉集』を中心テ-マに据えた初めての研究施設でもあるのです。
『万葉集』とその時代を探求するため関係資料の収集・整理し閲覧できるようになっていて、研究成果を全国に発信しています。
外観は市役所みたいな堅さがありましたね。
館内は一体どうなっているのか。
めちゃくちゃ古文とか本ばかりだと私の苦手分野なので、Youtubeみたいな手軽さがほしいところ。
まず最初にやってきたのは、シアタールームです。
よかったです、本ばかりじゃなくて映像がちゃんとあって。
それで定期的に映像が流れるみたいですが、富山の歌が流れてきました。
渋谿の 二上山に 鷲そ 子産といふ 指羽にも 君がみために 鷲そ子産といふ
・・・映像でもわからなかった。
あまりにわからなくて、先ほどの現代語訳を近くにいたおばあちゃんに教えてもらいました。
渋谿の二上山で、鷲が子を生むという。“さしは”に使ってもらって、 あなたのお役に立とうと、鷲が子を生むという。
なるほど…これは趣深い。
現代語訳でもわからないだと!?
ただこの歴史館はシアタールームだけではありません。
もっとわたしにも理解できるコーナーがあるはずです。
そもそも和歌なんて意味わからなくてもいんですよ。歌は体で感じるものですから。
ブルースリーも「Don’t think. Feel !!!」と言っていましたし。
そもそも和歌を理解しようとすること自体、おこがましいのです。
そうして、館内を歩いていると「越中万葉かるた」を楽しもうのコーナーにやってきました。
キャラクターの「おおいらつめちゃん」が誰だかわかりません。
ただこういうキャラクターを使って万葉集を学ぶのはいいかもしれません。
早速、1人でカルタをやってみましょう!
カルタめっちゃデカい
これはどういうことなのでしょう。
ただ理解できることは、歌を理解できていないということです。
またこちらには企画展と常設展もあります。
常設展示では、大伴家持の歌の世界を多彩な映像装置で表現したメディアボックスや、四季のシンボル造形など、越中万葉の世界が多面的に展開しています。
ここらへんは季節によって変わってきますので、ホームページをご確認してみてください。
企画によっては面白いものもあるかと思います。
最後に、屋上自然庭園に行きたいと思います。
わたしには全く理解できなかった和歌地獄から脱出できると思うと足も軽くなります。
マジで勉強不足すぎましたわ。
さて、こちらが屋上庭園に到着しました。
めっちゃ微妙です。
でもなんだか清々しいです。
ちなみにここにも和歌がありまして、一生懸命読んでみたのですが全然理解できませんでした。
ちなみに高岡市万葉歴史館内には、オシャレなカフェもありました。
ランチもおいしくて、ものすごいほっこりしましたので、ここに来るだけでもアリです。
個人的に鴨ネギ丼ぶりがおすすめ。
→【あいの風茶寮】万葉歴史館内にある和テイストのカフェ
ということで、万葉集が好きな人が来るなら最高の場所で、つまり万葉集が好きな人が全国からやってくるということですね。
ただ素人がここに来てもあんまり楽しめないかもしれません。わたしがそうでした。
まぁ何が好きとか嫌いとか行ってみないとわかりませんので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。
近くには、高岡市伏木気象資料館や伏木北前船資料館もありますのでセットで行ってみてください。
→【高岡市伏木気象資料館】富山の天気はここで観測していた!
→【伏木北前船資料館】元秋元家の歴史的建造物に行ってきた
ADDRESS | 富山県高岡市伏木一宮1-11-11 |
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ホームページ | 高岡市万葉歴史館 |
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