【富山県美術館】インスタ映え必須!屋上からランチまで話題の施設に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、環水公園近くに新たにできた富山県美術館をご存知でしょうか?
元々は富山県立近代美術館として違う場所に美術館があったのですが、アクセスの悪さや建物の耐震性や消火設備の不十分さにより富岩運河環水公園西地区に移転新築することになりました。
そんな新しい美術館は、どうやら展示品だけでなく建物自体が芸術のようらしい。
ということで今回は、実際に富山県美術館に行ってきた感想や施設がどのようになっているかを紹介していきたいと思います。
富山県美術館は、富山県富山市木場町にある公立美術館で、略称は「TAD(タッド)」
美術館の外観は、富山県の主要産業であるアルミを多用し、美術館正面の東側2階、3階は全面ガラス張りとなっています。
屋上には芝生張りの屋上庭園を設置しており、晴れた日には東側の2階から屋上庭園では、正面にある富岩運河環水公園越しに雄大な立山連峰を眺望できます。
とにかく県がめちゃくちゃ力を入れて建てた美術館なんです。
画像引用 「富山県美術館」より
現在行なわれている企画展ですが、2019年6月1日(土)~7月28日(日)まで「チェコ・デザイン 100年の旅」が開催されています。
チェコ国立プラハ工芸美術館の企画により、同館の所蔵作品を中心に、19世紀末から現代までのチェコのデザインを紹介します。
この約100年間のチェコでは、アール・ヌーヴォーの旗手として知られる画家アルフォンス・ミュシャをはじめ、キュビスムの影響を受けた建築、チャペック兄弟の絵本、そして世界で愛されるアニメーションなど、社会主義の時代にも、その優美なデザインは独自の道を拓いていきました。
ボヘミアン・グラスなどチェコ独自の産業や民族的な造形と、同時代の芸術表現が融合した独自のデザインの世界は、現代でも多くの人々を魅了し続けています。
家具、食器、ポスター、おもちゃ、書籍などの約250点を通して辿るチェコ・デザインの世界を、小さな旅のように楽しんでいただきます。
また富山県美術館では、本展の併設特別展示として、株式会社インテックのご協力により、同社所蔵の世紀末のチェコを代表する画家アルフォンス・ミュシャの作品約20点を紹介します。
企画によっては、全然写真がOKなモノも多いので最近の世の中の流れを感じます。ということで、いろんな企画も目白押しの富山県美術館に早速いってきました。
駐車場が不安でしたが、なんと2時間無料の駐車場が美術館の1階にありました。
これで美術館にも環水公園にも車で行きやすくなりましたね。また、駅からも徒歩圏内ですがバスが出ているので、電車で来た人はバスで来れます。
さて、館内はとにかく美しい!
内装の一部は木で出来ており、通路も広くて新築の香りがしました。また館内には以下の施設があります。
TADギャラリーTAD Gallery
アトリエでの創作体験の作品など、県民の発表・展示の場に活用します。
アトリエAtelier
小さな子どもから大人まで、幅広い世代の誰もが参加しやすいワークショップを開催。作家の公開制作もここで開催します。
ホールHall
企画展にあわせたトークイベントや上映会を開催するほか、体の動きで光のアートを創りだす「インタラクティブアート」を体験できます。
図書コーナーLibrary
ゆったりしたソファに腰をおろして、自由に雑誌や専門書をご覧いただけます。
映像コーナーVideo Corner
企画展の記録や世界のアート・アニメーションなどをご覧いただけます。
キッズルームKids Room
遊びの中にかくれたアートな体験や発表を楽しめます。
ポスタータッチパネル
当館ポスターコレクション約13,000点からの3,000点を、大型タッチパネルでご覧いただけます。
2階からすでに立山連峰が見えていて絶景でした。
もうこの景色や建物を見に来るだけでも価値があると思いますね。いろんな写真スポットもあってインスタ映えすること間違いなし!
ちなみに公式動画もあって、見てもわかるように本当に美しい。
この動画を見たらほとんどの人が見に来たくなるのではないでしょうか?
また、3階にはテラスのような場所もあります。
環水公園がこんな感じに見えるんですね。
天気もよくて最高です。
環水公園には、世界一美しいと言われているスターバックスやミシュラン1つ星を獲得したフランス料理店『ラ・シャンス』もあるのでぜひそちらも一緒に行ってみてほしい。
またオープン当日に行った際は、展示品の一部公開であり、野外にこんなやつがいました。
存在感がすごい。
どうやらこの作品は「Animal 2017」というみたいで、今後は室内に展示されるようだ。近づくとめっちゃでかいです。
画像引用 「富山県美術館」より
コレクション展などはどちらにせよ写真撮影は禁止なので載せられませんが、ピカソとか有名作品が多数!
ホームページに少し有名作品だけ載っているので、それを予習にぜひ見に行くべし。
ちなみに2017年11月16日(木)~2018年1月8日(月・祝)まで、『素材と対話するアートとデザイン』が開催されており、このようなインスタ映えが最高な展示物もあります。
見に行ってきましたが、このような近代的なアートが展示されるのも特徴のひとつ。こういうのがあるから何だか新しい雰囲気でワクワクするんですよね。
emmanuelle moureaux(エマニュエル・ムホー)さんの作品で『COLOR OF TIME』
本展のための新作であるため、ここでしか見ることができません。
いろんな企画展が随時ありますのでぜひ興味ある展示物があれば行ってみてください。
そんな富山県美術館には「オトマトペの屋上」といって、子どもが五感を使って遊べる施設があります。
こちらが、当時話題となったオノマトペの屋上のイメージ図。
ちなみにオノマトペとは、自然界の音・声・物事の状態や動きを音で象徴的に表現したものです。
例えば、車はブーブー、犬はワンワン。
そんな言葉を使ったこども用の遊具が、美術館の屋上にたくさんあるのだ!
ということで、エレベーターで屋上に到着しました。
ガチで美術館の屋上にあるので、閉鎖感など一切なく開放感が半端ない。
どのようなオノマトペがあるのでしょうか?
なんだかわかりませんが、とにかく子どもが喜びそう。
これが無料開放だなんて、どんだけ天国なんだ!ぜひぷりぷりと一緒に写真を撮って友人から「いいね!」をたくさんもらおう!
あとで紹介しますが、昼は子どもの遊び場になりますが、夜はここが夜景スポットになります。
富山県美術館内にはゆっくり休めるカフェ『SWALLOW CAFE』があります。
「SWALLOW」にはツバメという意味と、もう一つ「座ろう」という意味も込められている。そのため、オノマトペの屋上で遊びんだ後にツバメが巣に帰るように繰り返し訪れ座って休む。そんなコンセプトのカフェだそうです。
美術館の1階にあり、気持ちの良い窓際からの光が差し込む店内。
席数は少ないですが、近くにはスタバもあるからカフェスペース的にはそちらに行ってもいいでしょう。
ということで、スワロウプレートを注文しました。
スワロウプレートは、ふわもちベーグル組み合わせ、ミニスワロウサラダ、本日のデリカ1品、本日のスープ1品、コーヒー or 紅茶というレパートリーとなっています。
ベーグルもちもち、サラダは健康的にサポートしてくれて、スープはベーグルで喉がつかえそうになった時にナイスアシストをくれます。
また注目と言えば、こちらの「日本橋たいめいけん」
こちらのお店は1931年に東京 新川に「日本人のための洋食」を提供する店として創業しました。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」のモデルにもなって知っている人も多いでしょう。
富山店では、日本橋本店 三代目茂出木浩司シェフのプロデュースで、地元食材を使用したオリジナルメニューを準備しています。
ぜひ看板メニューであるタンポポオムライスを食べてみてください。
実は意外と知られていないのですが、富山美術館は夜にも入ることが出来ます。
なんだか人が少ないので、夜の学校に侵入するみたいな感覚。
ただレストランである日本橋たいめいけんも夜22:00までやっているので、屋上にある展望台も夜22:00まで入ることが出来るのだ!
入り口は、シンプルにこちらの自動ドア。そして、エレベーターで屋上に向かいます。
ちなみに屋上についた際に振り返るとエレベーターが光っているため、なんだか新世界に行くような気分になれるのでオススメです。
ということで、屋上に到着しました。
一体、夜のオノマトペの屋上はどんな感じなのでしょうか?
神々しい。
実際にこちらのうんちに座って撮影すると、本当に光ったうんちをしたみたいにインスタとかに投稿できるので、ぜひやってみてください。
きっと「いいね!」も1万くらいいくと思います。
わたしは13いいね!と「それどこ?」というコメントをいただきました。
そして、こちらが屋上から見える夜景。
美しいですねぇ。こりゃデートとかのあとに来たら最高です。県外だけでなく県内の人にもオススメですね。
富山県美術館のすぐ近くには、富岩運河環水公園という富山県民の憩いの場があります。
しかし、ただの公園ではなく、県が力を入れている綺麗な公園なのだ!
その証拠にこちらの景色を見てください。こんな美しい自然と人工物が調和した空間が県外にあるでしょうか?
こちらは春のサクラの季節に撮った写真ですが、季節によっていろんな表情を見せてくれるのも魅力の公園です。
とやま都市MIRAI計画のシンボルゾーンとして作られたこの場所は、面積は9.7haもあり、かなり広くて犬の散歩やジョギングコースともなっています。
また、富岩水上ラインを県の旅客船「fugan」と「sora」と「もみじ」の3隻で優雅にクルーズすることもできます。時間に余裕がある人は船に乗ってみるのもいいですね。
もちろん公園内にはあるスタバやフランス料理に行ってみてもいいでしょう。
画像引用 「富山県美術館」より
ということで、2017年8月26日に全面開放を迎えた富山県美術館。
駅からのアクセスも良く、全国から人がどんどん来ることでしょう。建築物だけでも見る価値あるし、オシャレだけじゃなくて子どもにも楽しい仕掛けがたくさん!
今後の年間スケジュールや企画展がどのようなものがあるかは、ホームページに記載されているので、見たい美術品があれば私もどんどん行きたいと思います。
ちなみに県外の人が富山県美術館へ旅行するなら、クーポンがありポイントも稼げる楽天トラベルがおすすめです。
【楽天トラベルで予約】
今後とも富山県の顔として目が離せない富山県美術館。富山県民はもちろん、県外の人も一度は行ってみてください!
住所 | 富山県富山市木場町3-20 |
---|---|
ホームページ | 富山県美術館 |
OPEN | 美術館:9:30~18:00 オノマトペの屋上:8:00~22:00 |
CLOSE | 美術館:毎週水曜日 オノマトペの屋上:12/1~3/15 |
駐車場 | あり |