【花の家】おおかみこどもの雨と雪のモデルとなった家に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、「おおかみこどもの雨と雪」という富山県を舞台にした映画を知っているでしょうか?
この映画のストーリーは女子大生の「花」がオオカミ男に恋をして、すったもんだあって「花」がひとりで、オオカミ子ども二人を育てていく話です。
映画を見たことがある人ならわかりますね。
ということで、本日はそんな映画の舞台でてくる古民家「花の家」がなんと富山県の上市町にあるということで行ってきました!
画像引用 「おおかみこどもの花の家」より
花の家とは、映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台モデルになった家のことで、明治20年の登記登録された築130年くらいの家です。
現在は山崎さんという方の持ち家なのですが、10年前くらいに取り壊しになるところを「みんなの家」としてハイカーやピクニックの方の休憩場所として開放していたところ、偶然通りかかった監督一行の目にとまり、映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台モデルとなりました。
現在はは多くの映画ファンの方をはじめ、富山県内からも多くの人たちが訪れています。映画の雰囲気そのままにリラックスした時間を過ごせ、お庭を眺めながらお茶を飲んだりもできます。
画像引用 「おおかみこどもの花の家」より
場所は、そうめんで有名な大岩山日石寺付近に入り口があります。
住所
富山県中新川郡上市町浅生18
車の場合
大岩山日石寺に車を駐車してそこから徒歩40分ほどです。
電車の場合
上市駅からコミュニティバスで大岩山日石寺まで、そこから徒歩40分
営業時間
9:00〜17:00
※家の者がいない場合でも、カメラにより遠隔管理させていただいています。
定休日
なし
ということで、大岩山日石寺に車を駐車して徒歩20分ほどで「花の家」に到着しました。
一応、道路は整備されていますが、みんながここまで車で来てしまうと道路が狭くて渋滞や事故が発生してしまうので、できる限りお寺に駐車してから歩いていきましょう。
このように家の近くまでは車でいくことが出来ますが、家までは車両進入禁止です。
その注意書きも、めちゃくちゃ可愛いです。この子は「雪」という女の子の子どもなのですが、もう最高です。こんな可愛い子が欲しいです。
そうして細道を歩いていくと、古い家が現れてきました。
ちなみに本当に自然が豊かなので、花の家の周辺には熊が住んでいるようです。
もともと熊は人間を恐れますので、数人でわいわい話しながら歩いているとまず出てくる事はありません。
しかし、一人で静かに歩いていると熊が気付いてくれませんので、熊よけの鈴をもっていくことをおすすめします。
さて、花の家はというと。
でっか。
富山県の家は大きな家がある割合が日本一だといいますが、その通りですね。実際には全然ふつうの山崎さんという人の家らしいですが持ち主の心意気で無料開放しているとのことです。
こちらの家は、床面積470㎡、部屋数19室、木造3階建と本当に大きい。わたしが行ったときは家の中は監視カメラがあるだけで誰もいませんでした。
家の中には、「おおかみこどもの雨と雪」へのメッセージや似顔絵などがたくさんありました。
そして、雪の服もあります。可愛すぎでしょ。この畳の部屋だけで、30分は過ごせそうです。
続いて、「おおかみこどもの雨と雪」のグッズや本などもありました。
てか漫画とかもあるんですね。絵を見ているだけで、ちょっと泣きそうになってきました。このストーリーが切なくて応援したくなります。
台所なども再現されています。
というか、映画がこの家を再現したんだろうけど。昔のおじいちゃんおばあちゃん家って、こんな感じだったよね。基本的にたたみで壁はなんか土みたいな。冷蔵庫も台所もやたら小さいし。
お風呂は、なんと木の桶です。
映画でも入浴シーン(やらしくないやつ)が出てくるのですが、そのまんまです。
こういうお風呂は初めて見たので驚きです。こんな古い感じのお風呂だったら、夏にはホタルとか入ってきそうですね。
映画では、ベットシーンではなく、布団シーン(やらしくないやつ)も出てきます。
昔の家ということで蚊帳付きです。個人的には刺されてもかゆくならない人間思いの蚊が、今後、生き延びていくんじゃないかな。
さて花の家はこのようになっていて、のんびりと過ごすことができる憩いの場となっていまいした。また花の家周辺にもいろいろと観光地がありますので今度はそちらを紹介していきます。
さて、おおかみこどもの花の家に行く途中には、大岩山日石寺があります。
ここには国指定史跡大岩日石寺石仏、通称『大岩のお不動さん』があり多くの富山県民で賑わっています。
またここの特徴として、滝修業体験ができるのでぜひやってみたい強者はどうぞ。
→夏に行きたい場所No.1!大岩山日石寺で涼しくて最高
また、大岩山日石寺はそうめん激戦区となっており、そうめん屋さんが7店もひしめいている。
ラーメン激戦区は聞いたことあるけど、そうめんて初体験だわ。
ということで、わたしもそうめんを食べてみたのですが、ダシが変わった味ですね。さらに話によると、ここのそうめんは3年も寝かせているらしい。言われるまで気がつかないかったし、3年も寝かしたらリハビリが必要だろ。
まぁでもアレです。そうめんはそうめんの味でした。
→大岩山そうめん激戦区にある老舗旅館「だんごや」
→大岩で一番古い歴史を持つ大岩館のそうめんを食べてきた
大岩山日石寺の六本滝を横に130メートル下ると千巌渓(せんがんけい)と呼ばれる渓谷があります。
この百滝渓とも称される渓谷には、双岩抱き合う妹背岩(いもせいわ)や点空石(てんくういし)、炉壇石(ろだんいし)、鯉梯石(こいていいし)、蝦口石(えびぐちいし)等、たくさんの岩々が自然に配置されており、美しい風景を作り上げています。
真夏でも涼やかで、すぐそばの日石寺と比べても気温が5℃低いといわれているので、ぜひ避暑地として行ってみてください。
→涼しさを求めて上市町の「千巌渓」に行ってきた
ということで、おおかみこどもの雨と雪を見たことある人は、ぜひ訪れたいスポットですね。
結構、懐かしいシーンや感動の場面があります。思わず涙が流れることも。周辺にはたくさんの観光施設がありますので県外の人もぜひ頑張って来てみてください。
ADDRESS | 富山県中新川郡上市町浅生18 |
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TEL | 076-472-1515 |
OPEN | 9:00-17:00 |
CLOSE | NO CLOSE |