【常西用水プロムナード】遊歩道に沿う1kmの桜並木を見に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、プロムナードという言葉をご存知ですか?
「おいおいどこのガンダムの名前だよ。」と思う人もいるかと思いますが、プロムナードはフランス語で「散歩」あるいは「散歩の場所」を意味します。
そんな言葉が使われている場所が富山県の「常西用水プロムナード」であり、ここは桜の名所ともなっています。
ごんべ祭りというイベントも桜の季節に開催されるほどのスポットということで、実際に行ってきました。
ちなみに富山県の桜の名所をまとめて記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
→【富山】桜の名所・お花見スポットをまとめてみた
→【富山の夜桜】ライトアップ桜の美しいスポットまとめ
常西用水プロムナードは、1955年ごろに地元青年同志会が奉仕活動の一環として桜を用水沿いに植栽したのが始まりです。
植栽されてから55年以上を経て、約1kmにわたって桜のトンネルが完成しました。
春には雪解け水が轟々と流れ、激しい流れと優しい桜の花が見事に調和し、見応え十分です。
桜並木の下を歩けるようプロムナードが整備されており、近隣には佐々成政による「佐々堤」や防備林として江戸時代に整備された「殿様林」が残されており、往時の偉業に触れることができます。
住所
富山県富山市上滝
電車の場合
富山地方鉄道大川寺駅から徒歩5分
車の場合
北陸自動車道立山ICから車で約20分
北陸自動車道富山ICから車で約30分
2019年は4月14日(日)に「ごんべ祭り」が開催されます。
→【ごんべ祭り2019】常西用水沿いの桜の下で地元イベントが開催
ということで、常西用水プロムナードにやってきました。
車で来たのですが、桜並木の横や周辺の公園に駐車場があるので、そこに停めましょう。
それにしても圧巻の立山連峰です。
用水沿いに下りると桜並木がありました。
もはや文字が剥げて見えにくいですが、とやま花の名所となっています。
それでは桜並木を歩いて行きましょう!
川沿いを約1kmなので、まぁ往復で歩いても30分くらいでしょう。
川のせせらぎ音と桜で心がなごみますね。
歩いていると、途中に面白いスポットを見つけました。
橋のようなのですが、変な形をしています。
近くにあった説明書きを読んでみると、これは用水を渡るための橋であるとともに、下方を流れる水の音(ささやき)に耳を傾ける場所でもあるようです。
橋の色である淡いグレイホワイトは、川沿いに並ぶ桜の花に色と調和させるために選ばれました。
そんな橋からの景色がこちらです。
うん、まぁいい感じですね。
プロムナードの途中にはこのような休憩スペースもありました。
椅子とテーブルがあるので、花見をする人もシートを持ってこなくても楽しめそうです。
実際に何人かのグループがこうして花見を楽しんでいました。
山側である大川寺駅の方向に歩いて行くと、用水施設のようなものがありました。
ここもここで味のある風景です。
水車もあったので近づいてみると、実際に発電していました。
常西公園小水力発電所というちゃんと発電所でした。
常西用水は常願寺川から安定的に水が供給されているので、これはエコな発電で桜とも調和しています。
ということで、常西用水プロムナードは水のせせらぎを感じされる桜の名所となっていました。
また晴れた日には立山連峰も綺麗に見えるので、車で山あいに来るのはちょっと遠いですが、ぜひとも来てみたい場所です。
ちなみに富山県の桜の名所をまとめて記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
→【富山】桜の名所・お花見スポットをまとめてみた
→【富山の夜桜】ライトアップ桜の美しいスポットまとめ