【富山の弁慶スポット】足跡や岩を持ち上げた場所などまとめ
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、武蔵坊弁慶をご存知ですか?
弁慶といえば牛若丸伝説で知っている人も多いかと思います。
また弁慶の泣き所など、名前に因むことばもたくさんあり、豪傑や怪力の代名詞として用いられてきました。
全国には弁慶ゆかりと伝えられるものがあり、実は富山県にもたくさんあるのです。
そこで今回はそんなマニアックな富山県にある弁慶スポットをまとめてみました。
雨晴海岸とは、高岡市にある富山湾から立山連峰を眺めることができる世界でも珍しい場所です。
標高3,000m級の山々を海上から望むことが出来るのは、世界でも3ヶ所といわれており、
①イタリアのベネチアから見えるアルプス山脈
②チリのバルパライソ市から見えるアンデスの屋根
③雨晴海岸から見る立山連峰
という、日本だけでなく世界に誇れる素晴らしいスポットなのです。
また、万葉の歌人である大伴家持が雨晴の風景をこよなく愛し、多くの歌を詠みあげたことでも有名です。
そんな雨晴海岸の名前の由来ともなった義経岩(雨晴岩)がこちらにはあります。
義経一行が奥州平泉へ向かう途中に雨が降り出したため、お供していた弁慶が岩を持ち上げ、その陰で雨宿りをしたという伝説から。
これだけ大きな岩を持ち上げることができるなんて、弁慶は進撃の巨人ですか?
絶対に盛った、これは合コンで盛り上げようとして話を盛っています。
たぶん江戸時代の人たちあたりが合コンで話を盛ったからこんなことになったのではないかと思っています。
→【雨晴海岸】インスタ映え必須の絶景スポット!朝焼けも美しい
富山県朝日町にある「脇子八幡宮」にはなんと弁慶の足跡があります。
というのも朝日町の観光マップにしっかりとそのような記載がありました。
その昔、弁慶が黒部の山からひとまたぎでしたとき、左足でこの石を踏んだとされています。
これは完全に地元の人のみぞ知る観光スポットの予感で、地図を見るかぎりものすごいくっきりとした足跡です。
実際に富山市から遠路はるばる脇子八幡宮にやってきました。
・・・んぁ?
これ、えっ、あしあと?
足跡と言われれば足跡だけど、指の部分がむちゃくちゃになっています。
しかし朝日町の観光マップにそう書いてあるので、わたしはだんまりを決め込むしかありません。
→【脇子八幡宮】朝日町に弁慶の足跡!?見に行ってきた
小矢部市の鼓ヶ滝という場所に行く途中に『弁慶岩』というモノがあります。
説明書きによると、弁慶岩は、縦7.8m、幅5.6mの大きさで、岩の表面に大きな人の足跡のような窪みがあるようです。
その岩がこちらです。
ちょっとよく足跡がどれかわかりませんね。
どうやら源義経主従が兄頼朝の追手から逃れて東北へ下る途中、ここを通った時につけた弁慶の足跡だと伝えられています。
まぁとにかくデカい岩ってだけで、弁慶岩のような気もしますがね。
→【鼓ヶ滝】弁慶岩もある小矢部のマル秘スポットに行ってきた
ということで、本当か嘘かわかりませんが、富山県にも弁慶はやってきていたようです。
イメージ的には朝日町から小矢部市まで通り抜けていったというところでしょうか。
そして、またひとつトリビアがわかりました。
変な岩、弁慶に頼りがち
なんでもかんでも大きい穴だったり岩だったりしたら弁慶に結びつけがちでしたね。
ぜひ弁慶ファンの方は富山県に訪れて、インスタに写真をアップしてみてください。