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【日本のベニス】美しい景色!富山県射水市内川にある観光地まとめ

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、富山県射水市の内川をご存知ですか?

初めて聞く方もいるかと思いますが、ここは富山湾に面した北前船の中継地として栄えてきた町です。

北前船は、江戸時代から明治時代にかけて日本海海運で活躍した船で、北海道から大阪まで行き来していました。

そんな内川ですが、その美しさから日本のベニスとも言われており、最近だと映画のロケ地などにも使われ注目されています。

そこで今回はこちらの町には一体どんな観光地があるのか、実際に行ってきたので紹介していきます。

目次


1. 富山県射水市内川
2. 場所
3. 行ってきた
    3.1. おきがえ処 KIPPO
    3.2. 映画のロケ地巡り
    3.3. 番屋カフェ
    3.4. uchikawa六角堂
    3.5. マルシェ
4. 新湊曳山まつり
5. まとめ


1. 富山県射水市内川

内川は、富山新港から東西約1850メートルを結ぶ運河で、海から海へとつながる珍しい川です。

春夏秋冬の美しさがあり、川面に映る港町ならではの風景を堪能することができます。

また、内川に架かる独特なデザインの橋は、どの橋も個性的で、趣があるものばかり。

川の両岸に漁船が連なって繋留されている風景は、どこか懐かしさを感じさせ、日本のベニスといわれています。




2. 場所

住所
富山県射水市港町~八幡町

電車の場合
万葉線新町口から徒歩で約10分

車の場合
北陸自動車道小杉ICから車で約25分
川の駅新湊周辺に無料の観光駐車場がいくつかあります。




3. 行ってきた

ということで内川エリアにやってきました。

こちらは東橋といって、ベンガラに塗られ平成6年度手作り郷土賞を受賞した変わった橋です。

スペインの建築家セザール・ポルテラ氏に基本デザインを依頼し、全国でも珍しい歩行者専用の切妻屋根付き橋でもあります。

ここから内川探索スタートです!




3.1. おきがえ処 KIPPO

まずやってきたのは、『おきがえ処 KIPPO』です。

実は内川ではその町の雰囲気に合わせて、着物や浴衣のレンタルをすることができます。

桐タンスの中にある着物と帯は、それぞれ100着以上!

レトロでアンティークな柄や絞りのもの、カジュアルな場で着られるものなど、さまざまな柄や素材の着物が置いてあります。


たくさんの着物の中から自分の好きな組み合わせを選び、10分程度で着付けしてもらうことができるので、気軽に着物を楽しむことができます。

着物をきて内川を探索すれば、もうそれだけでインスタ映えですし、雰囲気も楽しくなること間違いなしです。

値段もリーズナブルなので、何かのイベントのときにここでレンタルして出かけるのもありですね。






3.2. 映画のロケ地巡り


画像引用 「とやま観光ナビ」より

そんな内川は映画のロケ地としても使用されました。

2016年に全国ロードショーした映画「人生の約束」では、主演に竹野内豊さん、共演には江口洋介さん、西田敏行さん、松坂桃李さんなど豪華俳優陣が揃いました。

水辺を中心に営まれる人々の生活感や、港町の歴史、文化、そこで長く愛され続けている曳山まつりの風情を感じながら、ロケ地を探索することができます。


こんな感じで街の中には、人生の約束ロケ地ひとくちメモもあります。

そのため内川に来るなら、ぜひ人生の約束の映画を見てほしいですね。



ちなみに後半の方で、実際に映画の舞台となった『新湊曳山まつり』に行ってきた記事も紹介します。

新湊曳山まつりは、毎年10月1日に開催されるので、県外から来る人にとってはなかなか難しいかもしれません。




3.3. 番屋カフェ

つづいて、一息つきたいときには映画のロケ地にもなった番屋カフェがおすすめです。

実はこちらのカフェは、映画「人生の約束」でロケ地として利用された場所を「カフェ・ギャラリー」としてオープンしたのが始まりなんです。

新湊の内川景観を生かした歴史と文化のまちづくり事業の一環として内川の象徴的建築物をギャラリー・カフェ・交流スペースとしてリノベーションし、地域の憩いの場として多くの人が集う場所となっています。


提供するメニューはどれも地元の食材や名店の自慢の一品を集め、おいしい!と思った人がそのまま歩いて近くのお店にお持ち帰り分を買いに出かけられるような、新湊の「アンテナショップ」としても活躍しています。

店員さんオススメのランチ「カニ&白エビのツインカレー」です。

カフェの窓から見える内川の景色が最高です。






3.4. uchikawa六角堂

もう一つ内川にはオシャレなカフェがあり、uchikawa六角堂という古民家のカフェです。

こちらのカフェは、珍しく2回も「角切り」をされた六角形の畳屋さんがあったのですが、住んでいる人がおらず5年が過ぎようとしていました。

畳屋さんは築70年ほどでの歴史ある古民家だったのですが、こちらのお店をリノベーションしてカフェに大変身!


オーガニックコーヒーとサンドイッチが楽しめるお店となっています。

サンドウィッチはかなり本格的で、外はカリカリ、中はふわふわです。

テイクアウトもできるので、気軽に訪れることもできますよ。






3.5. マルシェ

また内川では、定期的にマルシェも開催されています。

うちかわホリデイマーケットは、歴史を感じる家並みの間をゆっくりと流れる内川で開催されるマルシェです。

内川に架かる橋の上に立ち、遠方を眺めると雄大に広がる立山連峰が広がある街はまるで映画のセットのような風景。

そんな新湊・内川で「土日だけオープンする、まるで百貨店のような場所」をコンセプトに、2018年4月から週末定期開催のマルシェが始まりました。


古くから愛される地元の商店も出張出店して、いつもと一味違うお店の雰囲気が味わえるマルシェになっています。

中身もオシャレな雑貨や食べ物になっています。

開催日は公式ホームページより確認していただけるといいのですが、まずはこちらの記事を参考にしてみてください。






4. 新湊曳山まつり

内川の祭りと言えば、新湊曳山まつりです。

こちらの祭りは、富山県の新湊で行なわれる放生津八幡宮の曳山行事のことでもあります。

江戸時代の慶安3(1650)年に最初の「古新町」の曳山が創建して以来、約360年を超える歴史があるほど。


勇壮な13本の曳山が『イヤサー・イヤサー』のかけ声を響かせ、昼は『花山』夜は『提灯山』に装いを変え、町中を練り廻ります。

昼は昼で、このような大盛り上がりです。

人生の約束の映画を見た人ならわかるかと思います。


夜も夜で美しい風景が広がります。

狭い町角を急曲がりするときの勇壮さは見ごたえ十分で、夜の提灯山が内川の水面に映り、幻想的な姿を見せてくれるとして、全国から多くの人が訪れるお祭りとなっています。

期間が限定的なのですが、ぜひ県外の人にも訪れて見に来てほしい祭りとなっています。






5. まとめ

ということで、内川は県外の人も県内の人でも楽しめる情緒溢れる街となっていました。

紹介したもの以外にも、川の駅新湊や新湊観光船によるクルーズなどもあります。

みなさんもぜひいろいろ探索して、新しい内川を見つけてみてください。

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