【城端麦酒】ガツンと来る!レアな富山の地ビールを飲んでみた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですが、みなさんはビール大好きですか?
キンキンに冷えたビールを喉に流し込めば気分は最高!ついついテンションが高まりすぎて、ビールジョッキを叩き割ってしまうこともしばしばです。
そんなビールですが、どうせならその地域に根付いた地ビールを飲んでみたいですよね。
富山県の地ビールといえば宇奈月麦酒を思い浮かべる人が多いかと思います。
しかし富山県には他にもレアな地ビール『城端麦酒』がありますので、今回はそちらを紹介していきたいと思います。
画像引用 「城端麦酒」より
城端麦酒は、南砺市にある豊かな自然に囲まれた城端で作られるビールです。
城端は風流な建物が多く、越中の小京都と呼ばれており、山のふもとの豊かな自然から生まれる天然ミネラルを豊富に含んだ美味しい水によって、ここでしかできない本物の味を生みだしています。
富山県内でもなかなか販売しているところがなく、富山県民でもレアなビールだと認識しています。
城端麦酒の販売場所は、県内のお土産ショップに必ずあるというわけではなく、一部のスーパーで販売されていたりします。
・イシムラ酒店(南砺市)
・ヨッテカーレ城端(南砺市)
・フジタストア(南砺市)
・Aコープ セフレ城端店(南砺市)
・リカーショップよしだ(富山市)
・酒家蔵部/石坂善商店(富山市)
・エスポア おおさき(魚津市)
・ふたつか酒店(高岡市)
・土産/お休み処 あらい(南砺市)
・土産・お休み処 珍品堂(南砺市)
ただ通販でも購入することができ、今のところYahoo!ショッピングのみで購入することができます。
前はAmazonでも購入できたのですが、少量生産のため売り切れたら終わりのようですね。
ということで今回は、城端麦酒である「麦やエール」「輝Wheat7」「はかまエール」の3種類を購入してみました。
ちなみに値段は1本490円くらいです。
ビールの栓もカラフルでオシャレ感もありますね。これはインスタ映えです。
それでは実際に飲んでみましょう!
まずは城端麦酒開業時からの定番商品です。
豊かなコクと深い苦みという渋すぎる言葉が書かれていますね。
城端の山と言えば最高地点の袴腰山であり、1163m山頂の展望台からは砺波平野が一望できます。
このどっしりとした風格から城端麦酒の「はかまエール」が名付けられました。
なるほどなるほど、発泡酒・・・えっ、発泡酒なの!?
ビールではなくて発泡酒でした。アルコール度数は7%と高め。
原材料は麦芽とホップと茶葉、これはスゴイ隠し味を発見しましたね。
あとワンウェイビンってなんだろう…調べてみたら再使用を前提としないガラス製の容器でした。
そのお味は・・・苦みがガツンとくる!
スタイルはンディア・ペール・エール(IPA)で、泡がきめ細かくアルコールも強いっすね。
30代以上の人はこちらのビールは好きだろうなぁ。渋めの人にオススメです。
続いて、名前が変わっているこちらの商品。
こちらもインディア・ペール・エール(IPA)で、18世紀のイギリスでは長く過酷なインドへの航海の際、劣化しにくいようにアルコール度を高くホップもふんだんに使ったビールです。
そのIPAにアメリカ産ホップを贅沢に使用し、柑橘類をかじったような爽快な苦みと香りが広がってきます。
城端産小麦農林10号が強い苦みに優しさをあたえ、ライトカラーの明るい色合い。アルコール度が7%と高い。
はかまビールより飲みやすく、シャープでフルーティー感がありました。
最後は、さわやかなネーミングのビールです。
こちらはゴールデンライスエールというスタイルで、見た目であっさりかと思いきやガツンと濃い味。
アルコール度は5.5%であり、今までで一番飲みやすくはあります。
城端むぎや祭に行ったことがあるのですが、慣れない山仕事や農作業を行なっていた当時の暮らしぶりと華やかな踊りを感じさせます。
→【城端むぎや祭り】越中の初秋の風を感じてきた
材料は自家製コシヒカリを使用、何杯でも飲める味となっていました。
ということで、世界遺産の五箇山合掌集落へ向かう山々のふもとにある南砺市城端な小さな醸造所。
ビールだけでなく、スパークリングワインやカクテルテイストの新感覚のものまで多種多様な地ビールを醸造しており今後とも目が離せませんね。
ヨッテカーレ城端・道の駅福光・道の駅砺波などで販売していますので、ぜひ富山県民なら一度は飲んでみてください。