【四季防災館】自然災害体験が楽しく学べる子どものスポット
どうも編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、台風、地震、土砂崩れで被害にあったことがありますか?
わたしとしては、いまいちそういった災害に出くわしたことがないのですが、たぶんそろそろ自分の番がきそうなんですよね。
このままだと、台風がわたしに直撃した瞬間、わたしの真下を震度7が直撃し、頭上から土砂が降ってくる気がします。
ということで、そんな災害に備え四季防災館にやってきました。
実はここには子どもでも楽しく自然災害が体験できる最高の施設となっていますのでぜひ紹介していきたいと思います。
四季防災館は、富山県広域消防防災センターの中の体験施設です。
富山県広域消防防災センターは、富山県民の安全・安心な暮らしの確保をめざし、火災、事故、災害等に的確に対応できる消防職員及び消防団員の育成をしている施設です。
そんな場所だからこそ災害発生時には被災地への支援拠点となるとともに、普段は富山県民の防災知識の普及に努めているのです。
その防災の普及に書かせないのが、四季防災館であり、ここは富山の春夏秋冬の災害や自然の特性を体験できる体験型学習施設となっています。
住所
富山県富山市惣在寺1090-1
車の場合
富山ICから約8分で無料駐車場が約100台あります。
電車の場合
JR富山駅から、バスまたはタクシーをご利用ください。
バスを利用する場合は乗車時間約30分+徒歩約10分です。タクシー利用の場合は約30分です。
富山駅前からのバスの利用について
富山駅南口バスターミナル、5番乗り場で下記の系統バスに乗車して「栗山南口」下車となります。
下車後、南栗山交差点に少し戻り西側に左折し、次の交差点でもう一度左折するとすぐ徒歩約10分です。
開館時間
午前9時~午後5時
休館日
毎週月曜日(月曜日が国民の休日にあたる場合は、翌日に振替)、年末年始(12月29日~1月3日)、館内点検のための臨時休館日
料金は無料です。
これだけの施設を無料で遊べるなんて富山県は素晴らしい!
体験コーナーは、四季防災館解説員が案内するツアー方式になっております。(混雑した場合は遊園地方式になる時があります。)
基本コース(所要時間2時間)
防災シアター+地震体験+消火体験+煙体験+(応急手当・暴風雨体験・流水体験のうちのいずれか1つを選択)の4体験
短時間コース(所要時間1時間)
防災シアター+(地震体験・消火体験・煙体験の3体験から2体験を選択)
※各体験コーナーは、年齢、学年等により制限がありますのでご注意ください。
10人以上の団体の場合は予約しないといけませんが、それより少ない人数であれば予約なしで体験できます。
予約方法につきましては、こちらの公式ホームページをご覧ください。
ということで「四季防災館」にやってきました。
ここは四季を通じて起こす災害を体験できるところなのです。
顔出しパネルも何故か鼻だけくりぬかれています。
ここに顔を出したなら、顔のパーツ中央に寄りすぎ。ってなりますね。地獄のミサワかよ。
早速、館内へ行きましょう。
災害体験は、数人程度なら予約なしで、サクサクいけます。
あと自由に回れるわけではなく、館内のスタッフのおじさんに先導されます。
たぶん定年退職後の天下り先が、この四季防災館なのですね。
ズボンをめっちゃ上にあげるファッションも災害が起こったときに、ズボンが滑り落ちないようにという心がけでしょう。
防災に対する意識が高いぜ!
途中に、面白そうな川柳を見つけました。
「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」
なんか・・・コワイな。てか、お前誰だよ。そんな言葉を耳元でささやくなら、さっさと火を消してくれよ。
そして、まずやってきたのがシアター室。
ここでは、地震に関する映像か消防士に関する映像か選べます。
ただ、スタッフのおじさんに「どちらの映像がいい?」と聞かれたので「じゃあ、地震の方で。」というと、おじさんが「いや、地震の方があんまり面白くないんだよ。消防士の方がおススメだなぁ。」
じゃあ、聞くなよ!
結局、消防士の映像の方を見ました。
続いてやってきたのが、地震体験コーナー
早速、体験コーナーでテンションあげあげです。
地震とは言ってしまえば、ただの振動ですよね。
わたしも昔はアブトロニックを買って脂肪を振動させていたものです。一瞬で、お母さんにあげましたけど。
それで台座に乗って、地震が起きるのを待ちます。
地震はまず震度1から増えていき、最終的に震度7まで体験できます。
なにこの振動・・・癖になりそう。
そのあと、歴代の地震たちを体験することもできます。
まだ歴史の浅い東北地方太平洋沖地震や阪神・淡路大震災の揺れも。これらの揺れは、ただの揺れではなく、上下とか左右とか本当に唐突に激しくなります。
今度は二階にあがり、消火体験へ!
ここでは実際に、あの赤いヤツ、消火器の発射ができます。
ただ中身は白い粉ではなく水が出ます。なんて言いますか・・・その、白いのを発射したかったですね。
あと体験して分かったのが、思ったより消火器は重いということです。これは重要だな。
続いて、火災で起こる煙体験
こちらはホテルなどで火災が起きた際に、暗闇の煙の中を突き進むというアトラクション。
わたしはよくタバコの副流煙の中を突き進んだことはあるのですが実際の煙は初めてです。
実際の煙と言ってもここでは水蒸気ですけど・・・ミストでお肌がツヤツヤなっちゃうやん。
部屋の中は、もうサウナ状態。
今は電気がついているのですが、これから火災が起きて真っ暗になります。そして、ドアを開けて非常口のあの緑色のマークだけを頼りに道を突き進みます。
ほんとそれ以外は、真っ暗です。
暗闇の中を突き進むと、あの弱そうな緑のピクトマンがすごい心強いヤツに見えました。壁を触りながら突き進みましょう。
今度は、暴風体験コーナーです。
ここでは、暴風雨の嵐の部屋に入れられるというドMなコーナーです。
まぁ、普通はズボンでその上に雨具ですけど、友人はスカートで来ちゃいました。長靴と帽子もかぶり準備完了です。
一歩間違えれば、不審者みたいな格好です。
完全に外から傍観していただけなんですが、すごい風ですね。
あと、スカートが・・・。
スタッフのおじさんが「もう、止めましょうか?」と言ってきたのですが、わたしは「どうしましょうかねぇ。」
と、暴風雨の部屋の外でほのぼのしながらおじさんと会話していました。そして、のび太さんの気持ちがわかりました。
次は、洪水体験
洪水では、すごい水位で流れも強い。そんななかを歩くのはとっても大変。わたしは体験していませんが、そう思います。
小さな流れるプール、もしくは、大きな流しそうめんができそうですね。
次は富山でありそうな雪崩体験です。
とは言っても、実際に雪崩に巻き込まれるわけではありません。
もし、ここで雪崩に巻き込まれていたならば命がいくつあっても足りません。ただただ、発泡スチロールが流れてくるのを見るシュール雪崩体験です。
てか、これ雪崩体験じゃなくね?
ほんで、学校でもよくやる心肺蘇生のマネキンもありました。
これは・・・。
体験しなくていいや。
そもそもモデルがこんなイカツイお兄さんの時点で、生き返らす気なくすわ。どうせなら巨乳の可愛い美女マネキンにしろよ!
また、外では実際に消防車に乗れたり消防服を着ることができます。
最初は「消防服のコスプレなんて全然興味ないわ。」と思っていたのですが、最終的に、それはそれでアリだなって思いました。
世の中、一体なにで興奮するかわかりませんね。
ということで、いろんな防災体験をすることができてわたしは満足です。
しかし、よくよく考えてみれば、ただ災害を体験しただけです。
ただスタッフの方いわく、「誰でも楽しく災害を学んでほしい」ということだったので本当に気軽にここに来てみてほしい。
そして、楽しい感じで宣伝してほしいと言われたのですがステマではなく本当に楽しい場所だと思いました。
子どもが来たら超喜びそうな場所なので、ぜひ親子で来てみてください。気軽に楽しく防災を学びましょう!
関連記事として富山県の地震に関する豆知識もありますので、時間があればこちらも見ていってください。
→地震があっても富山県だけ震度が極端に小さい理由
→【富山の災害情報】防災で不安なら県公式のWEBを見ましょう
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