【廣貫堂資料館】お土産もある! 富山を代表する製薬会社に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさん、富山でどうお過ごしでしょうか?
私はというと、年中風邪気味です。
風邪気味というだけで風邪ではないのがヤラシイところで、学校もサボれなければ、会社でも風邪を移さないでと避けられる始末。
もう、いっそのこと風邪にしてくれ!
ということで、そんな風邪気味の状態ですが『廣貫堂資料館』という富山のクスリにまつわる場所に行ってきたので紹介します。
画像引用 「廣貫堂資料館」とは
廣貫堂資料館は、富山の代表的な産業の一つとして、古くから全国に知られる製薬業を学ぶことができる場所です。
富山県は今も「薬都」と称されるように、その流れは現代まで脈々と伝えられています。
この資料館では、歴史・文化的にも価値の高い古文書や、当時の薬売りが使った珍しい品々、昔懐かしいお薬のパッケージなどを保存・展示しています。
また、“越中富山の薬売り”の歴史を紹介したスクリーン映像など、見て、触れて、体感できる施設となっています。
住所
富山県富山市梅沢町2-9-1
電車の場合
JR富山駅前から市内電車で15分「広貫堂前」下車、徒歩3分
車の場合
北陸自動車道富山ICから国道41号経由、富山駅方向へ車で20分
JR富山駅から車で10分
営業時間
9:00〜17:00
休業日
年末年始、臨時休館日
ということで、風邪気味のまま広貫堂資料館にやってきました。
普通に工場みたいなところに資料館があるので、勝手に会社に入ったみたいで緊張しますね。
またここは一見、資料館があるのですが実は薬も売っているのです。
まぁ普通なら病院に行くところですが、風邪ではないので漢方に頼ろうと思います。
さて、館内に入ると、なんかいました。
この帽子、見覚えあります。
こいつは・・・北風小僧の寒太郎や!
この片目だけ笠から出ている感じ、カッコいい。
顔を近くで見てみました。
やだっ、イケメン!
こんなイケメンでは、寒太郎ではありませんね。
わたしの中の寒太郎はもっとアホみたいな顔なんです、まぁ寒太郎の顔は知りませんが。
そのまま資料館に行ってみたいと思います。
館内を見渡すと、いろんな昔の薬グッズがありました。
ここには薬業史上貴重な「古文書」「扁額」など、広貫堂が所有する貴重な資料が収められています。
また、越中売薬ならではの顧客管理簿「懸場帳」なども展示し、歴史の重さが感じられますね。
さて、こちらの描写は江戸城での出来事ですね!
実は富山の薬は、富山藩主である前田正甫公が、江戸城で三春藩(福島県)藩主を薬で助けたところから始まりました。
そんな富山藩が作った製薬会社が広貫堂なんです。
ちなみに、「広貫堂」という社名は、前田正甫公の「医療の仁恵に浴せざる寒村僻地にまで広く救療の志を貫通せよ」との訓示に由来すると伝えられています。
創業も1876年ということで、めっちゃ歴史深いです。
ただ、伝統を継承しているだけではありません。
医薬品メーカーとして、特殊剤形や特殊製剤技術の研究開発を推進し、国際的な評価も高いのです。
ということで、そんな歴史もあり、最新医薬にも強い、広貫堂の薬をいただこうと思います。
資料館の一部のスペースには、お土産コーナーがたくさんありました。
こんだけ色んな種類の薬があったら、どれがいいかわかりませんね。
ただお土産コーナーとあって、化粧品とか食べ物とかも販売されていました。
ということで、薬剤師の人に風邪気味の人に効くクスリを聞いてみることに。
わたし 「あのー、風邪気味なんですけど、何かいい薬ありますか?」
すると、違うスタッフの人が駆け寄り、何かくれました。
スタッフ 「こちら、無料で差し上げます。」
栄養ドリンク・・・。
サンリキソVという、ちょっとヤバそうなネーミングですが、確かに風邪気味には栄養ドリンクだね。
しかし無料でくれるなんて、めっちゃいい会社やなぁ。
ちなみに、資料館の入場料も無料です。
最高の会社です。
また違うスペースには、いろんな漢方のコーナーがありました。
漢方も、こんな感じで展示されたら、めっちゃオシャレですね。
イッカクの角なんて漢方になるんですね。一度でいいからイッカクの角を丸かじりしてみたい。
ディズニーにあるチュロス感覚で、砂糖をふんだんに使って販売して欲しいです。
すると、端っこに何やら気になる漢方がありました。
蛤蚧(ごうかい)
ヤモリの一種らしいですが、ビックリして飛んじゃったみたいですね。
ヤモリ 「いや、わし漢方なってもうてるやーん!(ぴょーん)」
こんな豪快なリアクションのヤモリがいることにビックリです。
ということで、廣貫堂はクスリについて学べるだけでなく、めっちゃ良い会社でした。
お土産に「廣貫堂やくぜんカレー」も買っちゃって、まんまとって感じです。
ただ、栄養ドリンクと資料館が無料だったから、なんか買わないと申し訳ないよね。
ちょっと待て・・・まさか、こうやって巧妙に何かを買わせる作戦だったか!?
ちなみに廣貫堂の商品は通販でもいろいろ販売されていますので、ぜひ富山県民ならば富山のクスリを使ってみてはいかがでしょう。
ADDRESS | 富山県富山市梅沢町2丁目9−1 |
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ホームページ | 廣貫堂資料館 |
OPEN | 9:00-17:00 |
CLOSE | 年末年始 |