【北代縄文広場】歴史ある富山の縄文時代を体験してきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですが、みなさんは縄文時代に何をしていましたか?
ちょっと、展開がアレだったので、もう一度言うとみなさんは縄文時代に何をしていましたか?
年代でいうと今から約1万6,500年前のことですが、わたしはというとイヤらしい土偶を作ることに一生懸命でした。
そんな縄文時代ですが、実は富山県にも人が住んでいたらしく、その集落遺跡である『北代縄文広場』に行ってきました。
ちなみに富山県には他にもたくさんの遺跡がありますので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
→【富山の遺跡】縄文時代から歴史的に希少な場所までまとめみた
北代縄文広場は、国指定史跡となっている北代遺跡のあったところです。
北陸地方を代表する縄文時代中期(4,000年前)の集落遺跡で、北代縄文広場はその北代遺跡を復元した施設となっています。
土ぶき屋根で復元した竪穴住居5棟や、堀立柱建物1棟を含む集落を見ることができ、この土ぶき屋根の竪穴住居は全国でも珍しく一見の価値あり。
縄文館展示室で、出土品や竪穴住居での暮らしの様子を見た後は、縄文土器づくり・火おこしといった古代体験にぜひチャレンジしてみてください。
住所
富山県富山市北代3871-1
電車の場合
JR富山駅から地鉄バス「北代循環行」約20分「北代新」下車
車の場合
JR富山駅から車で約10分
北陸自動車道富山ICから車で約30分
営業時間
9:00~17:00
休業日
月曜日、祝日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月4日)
ということで、北代縄文広場にやってきました。
すごい住宅街にあります。約1万6,500年の月日を超えたギャップがありますね。
駐車場は広くて無料となっています。
入口には、すごく暇そうな受付の人がいました。
そんでパンフレットをもらったのですが、どうやら受付の人も人が来たことに驚いているようです。
先ほど縄文時代は、約1万6,500年前と言いましたが、パンフレットによると、この集落は約4000年前のモノらしいです。
結構、新しめの住宅ですね。
ちなみにこんな綺麗な施設ですが、入館料は無料でした!
そして、こちらがその集落。
イイ感じに、縄文ですね。
懐かしい風景です。
昔と違う点があるとすれば、マンモスがいないくらいです。
まずは、オシャレな人がよく住んだ高床式住居。
今となっては、あの国民的アニメ、サザエさんのエンディングでも使われる住居。6本足で口からハシゴが出てくる可愛いやつ。
早速、中に入って寝てみましょう!
中はというと、怒りの狭さです。
そして床はゴツゴツしていて、軽く背骨をやられるよ!
雨の日には、今では考えられないくらい雨漏りが発生します。
もし、この中で家族がたくさん住んでいたなら、すぐ崩れそうなくらいの強度ですね。
続いて、暗いところが好きな人が住んでいた竪穴式住居
ドアがないのでなんのプライバシーもありませんし、仮にドアがあったとしてもすぐ開けることができるので、結局なんのプライバシーもありません。
もし、この入口にメリットがあるとすれば、スライディングをしながら家に入ることができる点です。
家の中はというと、真ん中にバケツがあるだけです。
それ以外は、「ただただ『何もない』が存在する」という宇宙のような空間です。
しかも真ん中のバケツがもしもトイレだったとしたら、それはそれで最低な間取りですね。匠もびっくりです。
ただ寝ている間に大雨が降った場合、溺死します。
今度は、この広場の入口にあった資料館にやってきました。
さっきの雨が降ったらヤバい家とは裏腹に、大変立派な建物の資料館です。
館内には富山県で発掘された土偶であったり、遺跡の説明などがあります。さらには縄文家族もここに住んでいました。
見ての通り、インターホンもドアもありません。
つまり、プライバシーはありません。
プライバシーのない家に住むということは、確実に人に見られることによって快楽を得ている変態なのでしょう。
そう考えるとなぜでしょうか。すごく親近感がわきます。
ということで、そういった意味では縄文時代はすごくいい時代でした。
裸でマンモスを追いかけても、裸で土偶を作っても、無意味に裸になっても捕まりませんでしたからね。
また、こちらでは縄文土器づくり・火おこしといった古代体験もすることができますので、北代縄文館に電話して予約してみてください。
ちなみに富山県には他にもたくさんの遺跡がありますので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
→【富山の遺跡】縄文時代から歴史的に希少な場所までまとめみた
ADDRESS | 富山県富山市北代3871-1 |
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