【下向田古墳群】高岡市福岡公園にある遺跡を見に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
本日も暇を持て余して平日と言うのに高岡市福岡公園にやってきました。
高岡市なのに、福岡とはややこしいですね。
県道32号線を脇に入り、少し坂道をのぼったところにあって、福岡公園という堂々たる木の上に小鳥さんが斜め45度でお出迎え。
こんな緑豊かな空間にカラフルな鳥。違和感しか感じない。思春期の男の子くらい、しっぽもとんがっていました。
こちらの高岡市福岡公園には下向田古墳群という古墳があります。
ここは町民公園建設に先立つ分布調査で発見されたもので、そのため公園と古墳がセットになっています。
クマさんも体をはって古墳を公園にしないで!と注意してくれています。
住所
富山県高岡市福岡町下向田畦ケ谷内15
車の場合
あいの風とやま鉄道福岡駅から車で10分
能越自動車道福岡ICから車で10分
さて、ここには福岡歴史民俗資料館が隣接しており、その横に公園と古墳があります。
あと数年したら草に支配されそうな階段をのぼると公園です。
階段を上ってみましたが、マジで何もありません。
なにここ。
申し訳程度に遊具がありました。
むしろ、遊具で遊んでいる人がいてビビりました。
奥に進むと案内板を見つけた。
よく見てみると…古墳がある!
さりげなく古墳が!!!さりげないかわからないけど古墳が!!
ふと横を見ると…
古墳への入り口が…。
自然地帯すぎて軽装できた自分を悔やみます。。
てか完全に文明が逆転したかのように、人工物に草が生い茂っており、ラピュタかよ。
どうやらここは、下向田古墳群という「群集墳」という古墳の一部のようです。
一定の地域に小型の古墳(主に円墳)が密集して築かれたものらしい。
ちなみに、高岡市〜福岡〜小矢部にかけての丘陵地帯には300基をこす古墳が発見されていて、下向田古墳群もこの中のひとつと考えれています。
それでこれが古墳のようです。
めっちゃわかりにくい。
少しこんもりしていましたが、下向田古墳群は14基が確認されていて、最も大きい2号墳は周溝をもつ径25m前後の規模をもつそうです。
こうなったら全部の古墳見てやるぞ!
そう意気込みましたが、速攻で蜘蛛の巣にひっかかり退散しました。
山に入るにはそれなりの準備が必要であり、古墳を見るのも、そう簡単には見れないのです。
ということで、下向田古墳群について紹介しました。
詳細は不明ですが、古墳時代後期(6〜7世紀、約1300年前)に造られたようです。
家族で遊びにきたり、物思いにふけたい時には丁度良いかもしれない。
また富山県は他にもたくさんの遺跡がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
→【富山の遺跡】縄文時代に古墳 歴史的に希少なスポットまとめ