【ますのすしミュージアム】源マス寿司手作り体験が楽しい!
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、富山県の名産品と言えばなにを思い浮かべるでしょうか?
旅行に来た女の子も出張に来たサラリーマンも駅では、多くの人が『マス寿司』を購入して電車で食べるのではないでしょうか。
特に駅弁業の歴史を100年も持つ、『源』という会社はマス寿司を全国に広めた軌跡があり、富山県でもかなり有名です。
そんなマス寿司ですが、実は源の運営している『ますのすしミュージアム』では、マス寿司の歴史や工場見学ができるだけでなく、手作り体験ができる施設でもあります。
ということで本日は、そんな『ますのすしミュージアム』がどのような場所なのかを紹介していきたいと思います。
画像引用 「源」より
ますのすし本舗 源の本店である『ますのすしミュージアム』では、300年の歴史を持つ「ますのすし」の技と伝統をいろいろな形で感じることができる観光施設です。
ますのすし伝承館では、ますのすし職人の熟練の技と昔ながらの製法の過程を実際に見ることができます。
また、大きなプロジェクターでますのすしの歴史などのVTRを見たり、レストハウスで富山の山海の幸を中心とした「会席御膳」をいただいたり、おみやげコーナーで富山の特産品を買うこともできます。
予約をすれば、ますのすしの手作り体験できるため、もうマス寿司について知るにはここにくればOKということです。
こちらのマス寿司は、駅前などのお土産屋さんでも購入できますが、最近ではネットで簡単に購入することもできます。
住所
富山県富山市南央町37-6
車の場合
北陸自動車道富山ICから車で8分
富山きときと空港から車で8分
JR富山駅から車で25分
無料の大型駐車場があります。
営業時間
9:00〜17:00
休業日
年中無休
また、入館・見学は無料となっています。
画像引用 「源」より
そんなますのすしミュージアムですが、手作り体験をすることができます。
所要時間:約60分
人数:20名まで
料金:1000円
TEL:076-429-7400
電話にて予約をお受けており、体験日の一週間前までにご連絡してください。
ちなみにわたしが行ったときは4名で行ったので、少人数でもOKです。また、できたますのすしはお土産に最適です。
ということで、冬の暇過ぎてコタツでぬくぬくしってもしょうがないので「ますのすしミュージアム」にやってきました。
やっぱり冬と言っても外ではしゃごうと思ったら寒いので、室内で楽しく過ごせるといったら手作り体験ですよね。
そう今回の目的は、ますのすし手作り体験です。富山県民ならだいたいの人が知っているあのマークが目印。
またマス寿司は、ます寿し、ますの寿し、鱒寿司などいろんな表現があってどれも同じなのですが、ここからは源の表現により『ますのすし』に統一いたします。
早速、店内にやってきました。
このますのすしミュージアムは、源という老舗企業が運営する場所で富山の人はだいたい知っているであろう駅弁にあるあの魚のマークの会社です。
いやー食品を扱っているということで、めちゃくちゃ綺麗ですね。
先ほども前述しましたが、ますのすし作り体験を行うのには一週間前までの要予約しなければなりません。
日時も要相談ということで、足りたい人はまずは電話しましょう。
受付 「4名の13時からマス寿司を作る・・・ファイナルアンサー?」
わたし 「・・・オーディエンス」
そんな感じで、本日は友人たちとますのすし作りに来ました。
そして、ここがますのすしを作るスペースです。
全面ガラス張りで、観光客からも丸見えというわけです。ちょっぴり恥ずかしいですね.
まずは、エプロンとマスクと帽子と足袋を付けて、さらに石鹸で手を洗い、アルコール消毒をしてようやくますのすし作りに取り掛かれます。
なんて品質にシビアな世界なんだ。
衛生面で完璧な状態になってからようやく手作り体験ができます。
そうして最初に行う作業が、あの笹をうまいこと容器に並べるというもの。
これが意外と難しく、等間隔でないとすぐダメ出しをもらいます。
みんなダチョウ倶楽部みたいなポーズをして、アホみたいですが、もしかしたらこんなことをしているからダメだしされるのかもしれません。
ダメ出しをもらいながら、次に一定量の酢飯を入れていきます。
このときスタッフの人がちょっと目を離したので、わたしは酢飯をちょっと多めに入れて得した気分になりました。
次に、待ってましたの天然サクラマス!
どうやらあまり重ならないようにマスを詰め込んでいくのですが、やっぱりここでも得した気分になりたいじゃないですか?
スタッフの目を盗んでは、マスを多めに詰め込んでいったのですが、普通に修正されました。つまみ食いもダメでした。
みなさんもスタッフの方の目を盗んで多めにいろいろ入れないようにしましょう。
綺麗に詰め込むとこんな感じになります。
もうこの時点で、すごくおいしそうですね。
ちなみにわたしは、いちいち写真を撮るたびに手を洗ってアルコール消毒をしないといけなかったので、めっちゃめんどくさかったです。
なのでスマホで記念写真を撮ろうと思っている方は、写真撮り係を1人決めて撮ってもらうようにしましょう。
スタッフのインナーのイン具合がだいぶ気になりましたが、最後に容器に押し込むという作業に入ります。
どうやらますのすしというのは、マスと酢飯にある程度の圧力をかけてやることで旨味が凝集されます。
そのための容器であり、こだわりが感じられます。
締めは、パッケージに作ったますのすしを入れて完成!
容器も中身も本物で、転売できそうですね。
手作り体験が1000円で、市販のマス寿司が900円なので転売したら普通に損します。危うく損するところでした。
ますのすし作りが終わったらなら、今度は工場見学に行きましょう。
工場見学では、普通にスタッフたちがあくせくとますのすしを作っていました。
んっ?
あれ、なんか機械の自動化でマス寿司を作っているような・・・。
さっきの手作り体験はなんだったんだろう。
えぇ、そうです。今の時代、手作りなんてしていませんよね。
こちらでは笹付けやパッケージ詰めなど、ますのすし製造工程の一端を通し、1日数千個の商品が実際にどのように作られているのかを見ることができます。
ますのすしの消費期限は製造から48時間のため、できた商品はすぐに県内の各店舗と全国へ運ばれます。
1日で出荷する分の商品は、すべてこの場所で作られているので、そう考えるとすごいですよね。
工場見学が終わったら、今度は旅と食の文化史のコーナーです。
こちらでは駅弁の歴史が紹介されていて、まるで歴史とともに全国を旅して歩いているかのような感覚になります。
壁面には全国から集められた駅弁のかけ紙の日本地図があり、通路には江戸から昭和に至る、珍しい弁当容器や貴重な旅の携帯品の数々を展示しています。
駅弁ということで昔の旅グッズとか、かなりマニアックですね。
見る人が見たら、かなりのレアな弁当箱とかもあるのでしょう。
江戸時代とかには、この小さな弁当箱におにぎりを詰め込んでいたんだ。
続いて、全国の駅弁パッケージのコーナーです。
いやーすごい量ですね。こんなに全国には駅弁があるんです。
駅弁が好きな人ならこんな感じで家にコレクションとかしているのだろうか?
てか、駅弁って今もどんどん新しいの出てきてるからコレクションに終わりがない、人生に終わりがないのと一緒ですね。
さらにこちらには、ますのすしをそのまま購入できたり、いろんな富山のお土産もあったりしますので、よく観光ツアーにも使われています。
特にこちらに併設されている『さくら亭』では、ここでしか食べることができないスペシャルますのすしメニューがあるのでぜひ行ってみてほしい。
→本物の味はここで食べられる!ますのすし源の食事処さくら亭
またフードコートのようなお茶を無料でいただける飲食スペースもあるので、こちらでゆっくりすることもできますね。
ちなみに、先ほど自分たちで作ったますのすしをこちらのフードコートでいただくことにしました。
本当は作ってから9時間後が一番おいしいらしいのですがやっぱり作りたてって食べてみたいじゃないですか?
ということで、とりあえず一箱だけ食べてみました!
ここで買ったますのすしを食べることができるように、こちらには醤油もお茶もウェットティッシュも常備してありました。
味はと言うと・・・なんかまだ暖かくてご飯が市販のものよりふっくらしてる!
ということで、こちらのますのすしミュージアムは、歴史などを知るための観光スポットだけでなく、ますのすし手作り体験もできて、県民でもかなり楽しめる場所となっていました。
こりゃ雨の日のデートスポットとかにもいいかもしれません。それで夜に一緒に作ったますのすしを食べるとか。
また富山県には他にもたくさんの手作り体験施設がありますので、気になる方はぜひこちらもごらんください。
→【富山の手作り体験】デートにも使える施設ランキング7選
ADDRESS | 富山県富山市南央町37-6 |
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