【富山ガラス工房】清潔感ある空間でガラス作り体験に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんはガラスは好きですか?
わたしも小さい頃はお祭りとかお土産でどうしようもないガラスアクセサリーをよく買っていたものです。
そんなガラスですが、実は富山市は「ガラスの街とやま」として有名でガラス造形作家の活動拠点となっています。
特に富山ガラス工房は創作に打ち込む作家さんの姿を見学したり、ショップギャラリーで県内外のガラス作家のオリジナル作品の展示を見ることができる観光スポットとなっている。
そして今回ご紹介したいのは、富山ガラス工房でガラス制作体験ができるということ!
画像引用 「富山ガラス工房」より
富山ガラス工房は、「視る。触れる。体験する。そうして、ガラスに逢う。」をコンセプトにアートやショッピングそしてガラス制作体験などを行なっている施設です。
また、ガラス工芸を担う人材の育成及び自立の支援、並びにガラス工芸に関する知識の普及啓発を図り、もって富山市のガラス工芸産業の振興に資することを目的に設置されました。
企画展示だけでなくオンラインショップも展開しており、富山市が力を上げて取り組んでいる施設の1つでもあります。
画像引用 「富山ガラス工房」より
住所
富山県富山市古沢152番地
電車の場合
JR富山駅前から富山地鉄バス「富大附属病院行」で20分、「ファミリーパーク前」下車徒歩5分
車の場合
富山西ICより5分
50台分の駐車場があります。
営業時間
9:00~17:00
カフェ
10:00~17:00(フードLO 16:30、ドリンクLO 16:45)
休館日
12月28日~1月4日
富山ガラス工房の体験コースには、常時体験コースと期間限定の特別体験コースがあります。常時体験コースとしては以下のものがあります。
・吹きガラス
3,300円(富山オリジナル色)、2,600円(オリジナル色以外)
ガラス作家が丁寧に指導しながらコップやジョッキなどを制作できます。
・ペーパーウエイト
2,000円(富山オリジナル色)、1,500円(オリジナル色以外)
オリジナルデザインペーパーウエイトという重しを作ることができます。
・手形、足形サンドキャスト
5,000円(小)、6,000円(大)
こちらは手足の大きさによって値段が変わり、子どもの成長記録を残す記念として作られています。
各コースの制作体験は予約優先となっており、特に休日、GW、夏休みは大変混雑しますので必ず予約をしましょう。また、特別体験コースは季節や期間によってことなりますので公式ホームページよりご確認ください。
ということで、自分のオリジナルのガラス製品が作れるということで富山ガラス工房にやってきました。
ガラス作り体験ができるとはどういうことなのか、まずは自然界からケイ素を取りに行くところから始める壮大な体験コーナーかもしれない。
そのため登山シューズ・ストック・コンパス等、あらゆるガラス発掘装備をして富山ガラス工房にやってきました。
ただ、受付に行くとお姉さんが不審者がいるかのような目つきで見てきたので詳しく聞いてみると、ガラスそのものを作るんじゃなくてガラスの器を作る体験だったんだ。(テヘッ♡)
ただガラスの器を作るとしてもなかなか大変何じゃないの?めっちゃ汚いオヤジが汗水たらして作るようなモノでしょ?
そんなオヤジと180度反対側にいるわたしとしてはあんまり汚れたくないんだよね。
今回わたしは吹きガラス3,300円(富山オリジナル色)の体験コースを選びました。これでオリジナルのコップを作っていきたいと思います。
早速、入口に入るとすぐさまガラスのデザインを決めてくださいと言われました。
いやデッサンなんかしたことないし、ここで変な絵を書こうもんならスタッフの人がお昼休みにみんなで話題にするに違いない。
一体どうしたらいいかもわからず、とりあえず見本をそのまま完コピしました。得意のミッキーマウスの顔書いてもよかったんですけどね。
つづいて、色を決めることに。
色ありすぎだろ。
いや、わかんないよ好みの色なんて。こんなに色があるなんてビックリしました。とりあえずわたしは富山オリジナル色を選ぶことができるので、その中から色を決めました。
こうして見本たちを見てみると、なかなか渋い作品もたくさんあってプロが作ったように感じます。果たして素人のわたしでもこのような作品ができるのか。
そうしてデッサンを持って、いざ工房へ!
見てわかるように工房はというとびっくりするくらい綺麗です。
しかもスタッフの方たちもオシャレ!最近のガラス作りは、こんな感じなんだなぁ。職人が汗と血と涙を流して製作する時代じゃないんだね。
もっとじじいたちがトンカチもって、ガッツンガッツンガラスを叩いてるのかと思いました。よく考えたらそれは鉄ですね。
さてまずは、ガラスを付ける棒を温めることから始まる。
この窯の温度は、1300℃くらい。恐ろしいくらいの温度です。
もしこの窯でピザなんて焼いたとしたら、一瞬でゴミクズになるでしょう。それくらいイタリアン職人泣かせの窯なのです。
次は、ガラスをちょっと摘まんで引き延ばす工程。
一緒に来ていた友人男性が「なんかちょっと股間が痛くなる光景だね。」と言っていました。
サイズが小さいので共感してしまったのでしょうか。
そして空気を入れて、器の形を作ります。
最初に空気を入れるときが一番たいへんです。
もしこの時点でガラス体験を断念したら、できたガラスは重石くらいにしかなりません。今のところ、ただの歪な透明ガラスです。
そうして、3分くらい吹き上げると、これくらいの大きさに。
結構、大きくなりますね。
吹けば吹くほど大きくなるのですが大きすぎると鍋みたいになってしまうので、ほどほどの大きさにしましょう。
おそらく手でつかめるくらいの大きさが一番ちょうどいいと思います。その辺にいる女性を見てサイズを確認して作業に臨みましょう。
続いて、コップの飲み口を作ります。
棒で回しながら拡げていくのですが、こちらも大きくしすぎるとただのお皿になってしまいます。
なんかわかりませんが、棒で穴をあまりいじりすぎるのは良くないと思いますので丁寧に棒で穴を拡げていきましょう。
粘度も高いので多少失敗しても、再び熱を加えて挽回できるので心配いりません。
最後に、取っ手をつけます。
こちらも棒で形を整えていきます。まさかガラス作りにこんなに棒が活躍するとは思いませんでした。ハリーポッターも驚くくらい棒が大活躍ですね!
そうしてこちらが完成品。
初心者でも、こんなに綺麗なガラスの器ができるのだ!
ほとんどスタッフの人が手伝ってくれるので初心者でも安心です。てか、やってみたらわかるのですが、本当に超簡単で楽しい!世界にひとつだけのガラス製品を自分の手で見事に生み出せました。
ちなみに完成品は約一週間後に引き渡されます。急に冷やすと割れちゃうので、一週間かけてゆっくり冷ますみたい。完成品は郵送もできるので誰かへのプレゼントとしても使えますね。
またネットでもガラス工房の作品は購入できるようで、いくつかの作品がありましたので気になる方はぜひ。
そうしてガラス作り体験をしたあとは、ぜひ併設されているカフェ「Glass Cafe Clie」に行ってほしい。
もう外観からオシャレで透明感が合って、見るからに女子が好きそうなメニューもたくさん!
城端むぎやポークなど地元食材を使った手作りのランチや厳選したスペシャルティコーヒーも人気です。
またお皿やグラスはここの作家さんの作品でそんな素敵な食器で楽しむランチはまた格別です。気に入ったものは購入できるほか店内では作品の展示販売も行っています。
こちらはデザートのフルーツパフェ。
もはや芸術作品と化していた。
なにこれ、お花が咲いちゃったよ。可愛すぎて食べれないくらいのフォトジェニックさ。ぜひインスタにアップして「いいね!」をたくさんもらそう!
ということで、ハイセンスなカフェも併設しているので富山のデートプランとしてかなり活躍しそうです。
綺麗でオシャレなので、富山県民はもちろん県外の人も楽しめるんじゃないかと思います。
ぜひ、富山で自分だけのガラス作品を作りたかったら富山ガラス工房に行ってみてください。
ちなみに富山県には他にもいろんな体験施設がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
ADDRESS | 富山県富山市古沢152 |
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ホームページ | 富山ガラス工房 |
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CLOSE | 年末年始 |