【たてもん祭り2024】じゃんとこい!豪快で手に汗握る魚津の祭
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、『魚津たてもん祭り』がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをご存知だろうか?
富山県では2016年に3つの行事が認定されたのですが、2018年の夏は魚津たてもん祭りは登録されてから2回目となります。これは行かねばならぬ!
ということで、本日は「たてもん祭り」の情報と行ってみた感想を書いていこうと思います。
【第55回 じゃんとこい魚津まつり8/2-4,7】
今年のポスターが完成!
熱い夏を楽しみましょう!🏮【開催スケジュール】
8/2-3 たてもん祭り
8/3 海上花火大会
8/3 UO!JAZZ
8/3 うおづキャンドルロード
8/4 せり込み蝶六街流し
8/7 経田七夕まつり詳細▼https://t.co/wUjXjh59gK#魚津まつり pic.twitter.com/5mqjhKCvlZ
— 魚津市観光協会(富山県) (@uozu_kanko) June 22, 2024
たてもん祭りは、たいこや笛の囃子を鳴らし、はっぴ姿の若者の力によって三角形の船形万燈を豪快に曳き回す魚津市のお祭りです。
引き手も観客も一緒になって熱狂できる様子は、まさに魚津の夏の風物詩!
豊漁と航海安全を祈願して贄(供え物)を神前に供え捧げたてまつるという言葉からきている「たてもん」は、高さ約16mもある大柱に、90余りの提灯を三角形につるし下げ、長さ10m、総重量5トンもあるそり台に立て、魚津海岸沿いから諏訪神社境内へ曳き回されます。
何百という美しい提灯のあかりが夜空を彩る様は感動すること間違いなし!
たてもん祭りは、毎年8月第1金・土曜日の夜に行なわれます。
開催日
2024年8月2日(金)〜4日(日)
開催時間
スケジュールを参照
たてもん祭りは、じゃんとこい魚津まつりの一環として開催されますので、その日は一日中この街でお祭り騒ぎですね。
会場
魚津市の諏訪神社周辺
車の場合
北陸自動車道魚津ICから車で約10分
専用駐車場は「ありそドーム」「魚津市総合庁舎」「魚津市役所」「魚津市浄化センター」「新川厚生センター」「魚津年金事務所」「大町小学校」となっています。
係員に誘導されて海岸沿いの道路に駐車している人もいました。
電車の場合
富山地方鉄道電鉄魚津駅から徒歩10分、あいの風とやま鉄道魚津駅からタクシーで10分
画像引用 「魚津たびナビ」より
交通規制は上記の画像のようになっています。
※各駐車場ごとにご利用可能日、時間などが異なりますのでご注意ください。
画像引用 「魚津市観光協会」より
「じゃんとこい魚津まつり」は、3日間にわたり市内一円にて盛大に開催される魚津市最大のイベントです。
「たてもん祭り」と「海上花火大会」は、その一環として行なわれます。「スケジュールを参照」
ということで、夜の海の駅『蜃気楼』にやってきました。
実はこの季節、魚津市では『じゃんとこい魚津祭り』といて、いろんな行事が一気に行なわれる。
・UO!JAZZ&山・鉾・屋台フェスティバル
・海上花火大会(魚津港)
・たてもん祭り(諏訪神社)
・せり込み蝶六踊り街流し
・経田七夕祭り etc…
メインは、やはり『たてもん祭り』だと思うんですが、夜ということで花火大会も見たいと思います。
ちなみに、海の駅『蜃気楼』には、巨大なミラタンがいました。
・・・可愛い。
さて、海上花火は19:40〜で、たてもん祭りは20:30〜なので、まずは花火を見て楽しみましょう。
すでに魚津漁港では、たてもんが光っていましたが今は花火。
なんだか新種のポケモンみたいな名前だな。
花火は魚津漁港周辺で打ち上がりますので、駐車場は海の駅かそこらへんに路駐していました。
あのでっかい船から打ち上がるのか。
船は2隻ありました。時間となり、花火が打ち上がります。
これは良い。
花火が打ち上がるところから、半円状に海岸がなっているので、どこからでも綺麗に花火を見ることが出来ます。
水中スターマインもありました。
どうやって花火に火を付けているんだろう。ボンバーマンみたいに海に投げつけてるのかな。
花火は全部で2,000発でした。
そして、20:20に花火が終わり、10分後の20:30から『たてもん祭り』が始まります。急げ急げ!
そして、こちらが海上の諏訪神社。
この『たてもん祭り』の由来を探ると、約300年前から大漁と海上の無事安全を祈る氏子の気持ちが、このような形となったと言われています。
そして諏訪神社は漁夫の宮。たてもんのチラリズムに急かされますが、はやる気持ちを抑え、いざ会場へ!
めちゃくちゃ人がいる。
いつもこんなに人がいるのか、それとも無形文化遺産に登録されたからなのか?どちらにせよ、すごい盛り上がりようです。
このたてもんは、高さ16mもある大柱に、90余りの提灯を三角形につるし下げ、総重量約5トンもあるそり台にたてて、80人もの若い衆によって曳き廻されます。
その姿は、豪快、勇壮、華麗!
各町内からたてもん7基が諏訪神社へと動きだし、光の競演を繰り広げます。
今度は、どうやらたてもんが動くみたいで、道を開けろ!と緊迫した様子。
あんな5トンもあるようなもの動くのかよ。笛の音色とともに、熱気を感じます。
笛の音色はどこから聞こえてくるのかと思ったら、たてもんの中央に女性がいて彼女たちが笛を吹いていた。
男性たちは必死にたてもんを引っ張って動かす。女性はそのたてもんに乗って優雅に笛の音を鳴らす。
もしかしたら、この女性によって男性たちは操られているのかもしれない。
そして、たてもんは神社の前でグルングルン廻されます。
こりゃ美しい。
まさに魚津市の夏の夜の風物詩!これがないと魚津の夏はやってこないぜ!
ちなみに、神社の正面には魚津のローカルテレビ『NICE TV』が独占中継していました。
しかも、ドローンまで飛んでいた。地元のテレビ局も、この日は本気だということだな。いつも本気かもしれませんが。
ということで、この『たてもん祭り』
昭和47年10月には7基の“たてもん”が富山県の有形民俗文化財。平成9年12月には魚津のタテモン行事が国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。そして今回、平成28年12月に、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
ますます盛り上がるこの『たてもん祭り』が今後とも見逃せません!ぜひみなさんも一度、この熱気を感じに来てみてください。
ちなみに魚津市には周辺施設もたくさんありますので、よかったらそちらの記事も見ていってください。
ADDRESS | 富山県魚津市諏訪町1−16 |
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期間 | 毎年8月第1金・土曜日の夜 |
Parking | 海の駅蜃気楼・路上駐車あり |