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【黒部峡谷鉄道2023】トロッコ電車で絶景の紅葉を見に行ってきた

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


富山県では紅葉をどこで見るのか?

そう言われれば、間違いなく「黒部峡谷」をおすすめします。

富山県の宇奈月駅から欅平駅まで、日本一深いV字峡谷の全長20.1kmを片道約1時間20分で結ぶトロッコ電車で巡る黒部峡谷はまさに絶景!そこにはトロッコ電車でしか行けない感動の秘境があります。

ということで本日は、実際にトロッコ電車で黒部峡谷へ行ってきたレポートを書いていこうと思います。

ちなみに旅行の予約は、クーポンがありポイントも稼げる楽天トラベルがおすすめです。

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目次


1. トロッコ電車
2. アクセス方法
3. 服装とおすすめ季節
4. 実際に行ってみた!
    4.1. 客室の様子
    4.2. 欅平駅に到着
    4.3. 人喰岩!?
    4.4. 祖母谷地獄に到着
    4.5. 長い帰り道
5. 宿泊は宇奈月温泉
6. まとめ


1. トロッコ電車

富山県の宇奈月にあるトロッコ電車は、日本一深いV字峡での電源開発を目的に作られました。

今では日本のトロッコ観光のパイオニアとして、黒部峡谷の宇奈月から欅平まで、全長20.1kmを片道1時間20分で結びます。

深く切れ込む険しい峡谷の大自然を縫うように走る黒部峡谷トロッコ電車は、小さな機関車で大きな感動を運んでいるのですね。





2. アクセス方法


画像引用 「黒部峡谷トロッコ電車」より

場所は黒部峡谷鉄道宇奈月駅で、富山県の黒部市の山奥にあります。

富山県民でも車で行くにはなかなか大変な場所にあるので、県外の人ならなおのこと秘境と言えます。東京からだと電車で3時間くらい、大阪からだと電車で4時間もかかります。




3. 服装とおすすめ季節


画像引用 「黒部峡谷トロッコ電車」より

さて、ここが重要なポイントなのですが、県外の人は夏だからといって薄い服装で来てしまいがちです。

わたしも秋に行ったのですが、舐めてユニクロのフルトラライトダウンで行ってしまい、めちゃくちゃ寒い思いをしました。もう想像以上に寒いので、夏でもアウターはしっかり持っていった方がいいかと思います。

季節はやっぱり夏か秋がいいですね。個人的には秋の紅葉の季節が一番お勧めです。




4. 実際に行ってみた

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ということで、車で黒部市の「宇奈月駅」にやってきました。

わたしが来たのは11月上旬です。

富山県民ですが、富山市から車で1時間以上もかかるくらい遠いですね、あと秋というのに吐血するくらい寒いです。

わたしは何でもない秋の土日にやってきたのですが、連休だと電車のチケットは予約しないと取れません。予約は公式ホームページのチケット購入ページにあるので必ず予約しましょう。→こちら




4.1. 客室の様子

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電車はというと、普通の窓がない電車(普通電車)と窓のある電車(リラックス電車)とゆとりのある電車(特別電車)の3つがあります。

そして、先ほどからなぜチケットの予約が大切かというと特別電車に必ず乗りたいからです!

というのも当日、せっかく黒部峡谷まで来たのに天気が雨だったなら普通電車に乗ったら濡れる可能性があるからです。もし雨で当日チケットを買って普通電車しかなかったら残念ですよね。

また秋ならばめちゃくちゃ寒いので窓のある電車に必ず乗りたいですし、天候によっては凍死してしまいます

そのため事前に、ネット予約しておいた方がいいと言っていいでしょう。


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私はというと、がっつり特別電車を占領できました。


ネット予約最強。

てか、逆にみんななぜ風の冷たい窓なし電車乗るんだ!?若いなぁ。正直、わたしが行った時はガラガラだったので当日にチケットを買っても特別電車に乗れたんですけどね。

座席はこんな感じで、これから片道1時間20分もかかるので事前に食べ物と飲み物を買っておいて、場合によってはトランプとか持ってきてもいいくらい長い道のりです。


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目的駅は、鐘釣と欅平駅があるのですが、断然、終点である欅平駅に行きましょう。

さきほど話しましたが、欅平駅まで電車で80分・・・。




遠すぎね?


とりあえずポテチでも買って、景色を見ながらだらだら過ごしています。


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途中には、謎の建造物と自然がたくさんあります。


そもそもこのトロッコ電車は、山奥に水力発電があるため、そこに行くために使用されていたという。なので、こちらの途中にある建物も水力発電所というわけだ。

なんだか西洋風で、ここが富山県だとはまるで思えないくらいオシャレに感じます。


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今度は「サル橋」というのが現れました。

てかサル橋ってなんだよ。ちょっと写真を撮ってみました。


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・・・。




いや、あの橋いる?


しかもサル橋って。サルレベルになると、こんな川バタフライで泳げるんじゃないかな。ただ、サルのためにわざわざ橋をつくるなんて人間味がありますね。

それにしても水がめちゃくちゃ綺麗です。コバルトブルーとはこのことですね。


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すれ違い際にトロッコ電車が現れました。

ここぞとばかりにみんな写真を撮ろうと右側にやってきたので「おいおい、こりゃ横転しちまうぞ」と思いましたが、全く傾きませんでした。

すれ違うトロッコ電車もまた赴き深い。


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今度は「仏石」です。

かなり無理矢理な気がしますが、なんていうか、あえてなのか・・・紅葉に馴染み過ぎ。

毎年誰かがあの仏石に服を着せているのだと時給はいくらなのか知りたい。


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岩のトンネルの中もスイスイ進んでいきます。

もう一種のアトラクションですね。ディズニーとかユニバとかこんなアトラクションありそう。違いがあるとすれば、乗る時間が80分です。

橋もかなり高い場所にあるので、スリル満点でヒヤヒヤ!




4.2. 欅平駅に到着

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ということで、「欅平駅」に到着しました。

80分長い、それでかなり人がいますね。服装からわかるように11月にしては寒すぎです。もうダウン必須ですね。

本人かわかりませんが、オードリーの春日みたいな人が写真を撮っていました。


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さて、欅平にはなにがあるかというと、ご飯を食べることができる食堂と売店、展望台などがありますがやっぱり一番奥にある秘境の秘湯『祖母谷地獄』を目指して歩いていきたいと思います。

どういった道なのかはこの時点でよくわかっていませんが、「自分が進めば道になる。」ってアントニオ猪木が言ってた気がするので、奥鐘橋を渡ってとりあえず道を進むことにしました。

ちなみに祖母谷地獄までは歩いて40分・・・遠すぎるやろ。




4.3. 人喰岩!?

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橋を渡ると早速、道中に不自然なヘルメットが置いてありました。




・・・マジか。


そんな危険な感じなんですか?ロックマンの敵キャラかよ。

とりあえずヘルメットはしましたが、周りの人は全然していませんでした。なんていうか、私が正しいのに恥ずかしい。中学生が自転車に乗るときに、ヘルメットかぶっちゃってるくらい恥ずかしい。


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そうしてやってきたのは『人喰岩』

どうやら人工的に岩壁をえぐり取って作られた歩道で大きく口を開けた岩が人を飲み込むように見えるためこのような名前がついたそうです。

確かに岩が落ちてきて人を飲み込みそうな雰囲気があるな。あっ、そのためのヘルメットなの?てかこの岩が落ちてきたらヘルメットしてても高確率で死ぬな。


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そうして、多くの人が引き返していく中、よくわからずに道を進んでいくとどんどん人がいなくなりました。

私の心の中の人が「どう考えても、もう何もないだろ。」と何度も叫んでいたのですが、なんていうかゴールには辿り着きたいじゃないですか。一応、看板もあるし頑張ります。

まぁ景色も綺麗と言えば綺麗ですが、これだけ長いこと歩いていると飽きてくるなぁ。


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さて、かれこれ40分も歩いているのですが、なにこのトンネル。

ここに来て、めっちゃ怖いトンネルが登場しました。これはなんかの観光名所のトンネルかと思ったら何のヘンテツもないトンネルでした。

うわぁー・・・。全長300mらしいので、ダッシュしてトンネルを抜けました。


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40分も歩いて、それで300mもダッシュするなんて、もうスポーツかよ。

そしてようやく建物と橋らしきものも現われました。左手に見えるのは「祖母谷温泉」

大自然の中で味わえる露天風呂は格別で、休憩・宿泊もでき、春限定の山菜料理や秋のきのこ汁も楽しめます。

今回こちらに泊まることはしないんですが、人の気配にちょっと安心です。




4.4. 祖母谷地獄

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そうして祖母谷温泉の建物を先に進むと、川の近くから湯気が出ているのに気が付きました。

あと、人がこんな寒いのにアウターを脱いで座っています。なにこれ、召喚の儀式ですかね。なにやら怪しい雰囲気。


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そう、実はここが目的地である「祖母谷地獄」という天然温泉なのだ!

近くにあった看板には、「河原の露天風呂 祖母谷地獄」という文字が、やっと到着しました!

確かに温泉が真っ黒で、虫めちゃくちゃ死んでるし。なるほど、硫黄で完全にやられていてこれが地獄と言われる由縁なのですね。


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そうして岩に座ってみると・・・すげーあったかい。

みんな足湯とかして楽しんでいます。

まぁ私としては、美女が川原の温泉でスッポンポンで入浴していたら、なんて1ミリリットルも思っていませんからね。


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あと、なんかすごいの見つけました。

「どうすごいのか?」と聞かれれば、私はだんまりを決め込むしかありませんが、とにかくすごいのです。

これも「祖母谷地獄」のおかげでしょう。




4.5. 長い帰り道

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ということで、駅からここまで50分歩き、もちろん帰りも50分歩きました。

帰りの電車も80分ずっと寝てました。はい、もう大変、秘境であるためめちゃくちゃアウトドアな旅となりました。

ということで山を歩くのが大好き、自然な景色が大好きな人にはもってこいの場所ですね。




5. 宿泊は宇奈月温泉

トロッコ電車に乗ったならば宿泊は間違いなく宇奈月温泉がおすすめです。

富山県の代表的な温泉地といえば「宇奈月温泉」でもあり、全国的にもかなり有名です。

こんな山奥に温泉街があるなんて、まさに秘境!あの与謝野晶子もこの地を訪れて、歌をうたったことがあるのは有名な話である。旦那としっぽり温泉旅行なんて、昔も今も変わりませんね。

県外から来た人にとっては、大自然を満喫できる最高の場所ですね!


では個人的にどの宿泊施設がおすすめなのかといえば『サン柳亭』です。
宇奈月温泉に泊まるなら「サン柳亭」がオススメである3つの理由

こちらの宿泊施設では、富山の名産品をありったけ食べられるだけでなく、露天風呂も最高!

なんでも宇奈月温泉は無色透明の弱アルカリ性。分析によると美肌の湯としての条件が大変優れていることが科学的に証明されている。

お風呂に入って、富山の美味い料理を食って、ビールを飲みながら寝る。こんな贅沢ありますか?

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6. まとめ

ということで、黒部峡谷は「日本三大渓谷」、「日本の秘境百選」に選ばれた壮大な自然を味わえる観光地です。

その峡谷に運行する「トロッコ電車」の旅は、絶景スポットを味わえる最高の休日を体験できるので、ぜひ富山にお越しの際は行ってみてください。

ちなみ富山県には他にも秋に行くべきたくさんの観光名所があります。ぜひこちらも参考にしてみてください。

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