【松桜閣】黒部市にある初代富山県知事の家に遊びに行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、初代富山県知事が誰だかご存知でしょうか?
まぁわたしもこの記事を書くまで知らなかったのですが、国重正文さんという方が初代富山県知事なのです。
1840年生まれの幕末の長州藩士だったそうで、Wikipediaにも掲載されていました。
そんな国重正文ですが、実は黒部市に自宅があって、さらにそこが観光地化されているというのです。
ということで本日はそんな初代富山県知事の元私邸『松桜閣』について紹介したいと思います。
画像引用 「松桜閣」より
松桜閣は、富山県黒部市にある近江八景の趣を取り入れたとされる回遊式庭園の眺めが壮観な初代富山県知事の元私邸です。
中央には豊かな水をたてた琵琶湖を模した池と、茶室のある島がありそこからの眺めは格別です。
庭園正面にある松楼閣は現在書院風茶室として利用されていて、1956年には黒部市指定名勝に指定されました。
住所
黒部市若栗2774
電車の場合
北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」より徒歩約5分
車の場合
北陸自動車道「黒部IC」より車で約5分
10:00~16:00(4月~11月)
定休日
毎週水曜日(12月~3月は休館)
入館券:1人/300円(小学生以下無料)
お茶席:1人/500円(要予約)
庭園散歩のみ:1人/100円(山門前の協力金箱へ)
ということで、初代富山県知事のお宅にやってきました。
まぁ別に招待されたわけでも誰か住んでいるわけでもありません。勝手か知らずか観光地化されているのです。
また、この家は1883年に建てられたもので当初は富山市にあり、それを黒部の豪農が買い取って黒部に移設しました。
そんな松桜閣は、3年の歳月をかけて解体。解体されちゃったのかよ!
そうして、2011年に地元市民の力により復元しました。
入場料を支払って、庭を歩いて行くとお宅が見えてきました。
まさか初代富山県知事も自分の家が観光地化されるなんて思っていなかったでしょう。
インターホンもありませんが、お宅に入ってみましょう!
家の中に入ってみると、に狭い。
なんか自分のおじいちゃん家がこんな感じだったような・・・。
わたしなら樹脂を階段に流し込んで、滑り台にするのになぁ。
そして、二階から見た庭園の景色がこちら。
「松桜閣」は名前の通り、お庭に植えられていた松と桜にちなんで付けられたもの。
全然、桜が見当たりませんが、池には鯉がおり琵琶湖を表現しているそうです。
琵琶湖には見えないな。
ただ、池の色がエメラルドグリーンで、これはなかなか出せない色合いですね。
ちなみに復元工事は大学教授の指導のもと、職藝学院の学生さんたちによって行われました。
壁の塗り方や障子の張り方や電球の配置など、見落としがちなこのさりげないオシャレは彼らによる技術。
この前、友人が「デートの時、さりげないオシャレをしたのに彼氏に気付いてもらえなかった。」
と嘆いていましたが、彼女には早く自分の矛盾に気付いてほしいです。
そんな家のほとりには、小さな家がありました。
どうやら茶室のようで、ここからの景色もまた格別です。
春夏秋冬で景色がまた変わってきますので、今度は桜の季節に行ってみたいと思います。
ということで、こちらの松桜閣は庭園を散歩しながらゆっくりと過ごすことができました。
黒部宇奈月温泉駅の近くにあるので、暇つぶし程度に来てみるのもいいでしょう。
こういう家が好きな人は、きっとお寺とか神社も好きでしょうから、興味があればこちらの富山県のお寺と神社をまとめた記事も見ていってください。
→【富山のお寺 神社】ご利益と癒しを求めて行きたいスポットまとめ
ADDRESS | 富山県黒部市若栗2774 |
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TEL | 0765-54-0225 |
OPEN | 10:00-16:00 |
CLOSE |
毎週水曜日 冬期間 11月~3月 |