【富山県】新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんの周りには、熱中症になったことがある、もしくは自分がなったことがあるという人はいますか?
5月から9月にかけて発生してくる熱中症は、命を落とす危険性があり、2016年のデータでは、富山県は熱中症による死亡者数全国1位となっています。
また2020年はコロナによって「新しい生活様式」も同時に求められています。
そこで今回はコロナとともに夏を迎えるにあたり、厚生労働省による「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントをまとめました。
まずは新しい生活様式についてですが、新型コロナウイルス感染防止のための基本があります。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本を守る必要があります。
①身体的距離の確保
②マスクの着用
③手洗いうがい
これらを踏まえて、どのように熱中症対策をしていくのか紹介していきます。
まずは感染対策として、マスクの着用は大切です。
しかしマスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
またマスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。
熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効ですが問題点として、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。
新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。
換気によって室内温度が高くなってしまいますが、エアコンの温度設定を下げるなどで調整をしましょう。
少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。
一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。
その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。
「新しい生活様式」では、毎朝や定時などに体温測定、健康チェックを行うことが推奨されています。
これらは新型コロナウイルス対策だけでなく、熱中症予防にも有効です。
平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。
日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。
ということで、国が注意喚起している熱中症についてまとめてみました。
特に富山県は熱中症死亡率が高いことから注意が必要ですし、周りの人の監視も重要になってきます。
特に今年は新型コロナウイルスと共存して対策していく必要がありますので、この機会にぜひ熱中症について再確認してみてください。