【呉羽梨の花畑2024】まるで白い絨毯!桜のあとは梨で花見をしよう
どうも、ライターのサンソンです。
突然ですがみなさんは、呉羽梨をご存知でしょうか?
富山県には東西を二分する呉羽山という山があり、その丘陵地帯で栽培されている梨を呉羽梨といいます。
実際にわたしも呉羽梨を食べたことがあるのですが、普通の梨より全然おいしいんです!
そんな呉羽梨は8月中旬~10月上旬が旬の時期といわれ、4月の中旬からゴールデンウィークにかけては、「梨の白い花」が絨毯のようになります。
一体どのような花が咲き誇るのか見に行ってきました。
呉羽梨は、呉羽地区で栽培される富山県を代表するブランド梨です。
品種は主に3種類で、「幸水(こうすい)」、「豊水(ほうすい)」、「新高(にいたか)」で、最近は「あきづき」という品種も出てきました。
一般的な梨農家では、病気や害虫から実を守るために、梨の果実に袋を被せる「袋掛け」を行います。
しかし呉羽梨は無袋栽培しかし、呉羽の梨農家は袋を掛けない「無袋栽培」で育てるのが特徴です。
また春には白い梨の花が一面の絨毯のようになり、この季節になると見にくる人で賑わいます。
呉羽丘陵の周辺一帯
車の場合
北陸自動車道富山ICから車で約20分
2024年は4月16日に満開となりました!
例年、ゴールデンウィークまで見ごろとなっています。
※こちらの写真は過去に行ったときのもので、今年のものではありません。
というわけで、「呉羽丘陵」に来ました。
梨の白い花、こんなに綺麗だとは知らなかった…こりゃ桜や梅のライバル出現ですね。
どこまでも続くかのような白い花緑の景色。
近くに、梨農家さんがいらっしゃたので話しかけてみました。
サンソン 「こんにちはー。何の作業をされているんですか?」
梨農家さん 「これは受粉作業をしています。花が咲いても受粉しないと実にならないので手作業で花粉をつけています。」
サンソン 「全部手作業なんですか?おったまげー!!!」
梨農家さん 「この花粉をポンポンと優しく綿棒でつけています。」
サンソン 「は、はじめまして…梨の花粉さん」
梨農家さん 「あちらにいる方達は受粉作業のベテランばかりですよ。」
サンソン 「あれが巷で噂のレジェンド・オブ・梨ガールズなんですね。」
静かに、そして優しく作業されていて、梨の花が大切に扱われているのが伝わってきます。
私も誰かにこんな風に優しく扱われたい…。
富山では桜のお花見が終わったら、梨の花のお花見が出来る事が分かりました。
梨農家さんの作業の邪魔にならないよう、梨の酎ハイもありですね。
また梨畑にキジのつがいがいるのも、富山クオリティ。
野生のキジがいるなんて、都会では考えられない。
ということで、こちらの呉羽梨の花畑。
新たな季節の観光名所になってもいいかもしれません。
周りにビールとか唐揚げとか売り出して・・・楽しそう。