【住みよさランキング2018】富山の市町村が軒並み下がっとる
どうも、編集長のサクラです。
毎年、東洋経済新報社が各都市を対象に公表している「住みよさランキング」
その最新版となる2018年のランキング結果が発表されました。
実は2017年は軒並み富山県は上位でしたが今年は一体どんな結果になったのだろうか。
2017年の富山の住みよさランキング
2位 砺波市
6位 魚津市
16位 滑川市
17位 黒部市
22位 射水市
25位 小矢部市
36位 富山市
48位 高岡市
→【最新版2017】住みよさランキングで砺波市が2位、魚津市が6位に
画像引用 「最新版!「住みよさランキング2018」トップ50」より
2018年の富山の住みよさランキング
24位 砺波市
31位 黒部市
38位 滑川市
43位 小矢部市
48位 射水市
軒並み下がっとる
これは一体どういうことでしょう。評価方法は以下の通り。
[安心度]
(1)病院・一般診療所病床数(人口当たり):2016年10月1日現在 厚生労働省「医療施設調査」
(2)介護老人福祉施設・介護老人保健施設定員数(65歳以上人口当たり):2016年10月1日現在 厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」
(3)出生数(15~49歳女性人口当たり):2016年 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態」
(4)年少人口(0~14歳人口)増減率:2017年1月1日÷2014年1月1日 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態」
[利便度]
(5)小売業年間商品販売額(人口当たり):2016年6月 総務省・経済産業省「経済センサス活動調査(商業統計)」
(6)大型小売店店舗面積(人口当たり):2017年5月 東洋経済「全国大型小売店総覧」
(7)飲食料品小売事業所数(可住地面積当たり):2016年6月1日 総務省・経済産業省「経済センサス活動調査(商業統計)」
[快適度]
(8)汚水処理人口普及率:2017年3月末 国土交通省・農林水産省・環境省「汚水処理人口普及状況」、各都道府県資料
(9)都市公園面積(人口当たり):2016年3月末 国土交通省調べ
(10)転入・転出人口比率:2014~2016年 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態」
(11)新設住宅着工戸数(世帯当たり):2014~2016年度 国土交通省「建築着工統計調査」
[富裕度]
(12)財政力指数:2016年度 総務省「市町村別決算状況調」
(13)地方税収入額(人口当たり):2016年度 総務省「市町村別決算状況調」
(14)課税対象所得額(納税義務者1人当たり):2016年 総務省「市町村税課税状況等の調」
[住居水準充実度]
(15)住宅延べ床面積(1住宅当たり):2013年10月1日 総務省「住宅・土地統計調査」
(16)持ち家世帯比率:2015年10月1日 総務省「国勢調査」
▼評価方法
16指標それぞれについて平均値を50とする偏差値を算出し、それらを平均して「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の部門ごとの評価、および総合評価を行っている。また、市町村合併のあった市については、転入・転出人口比率など整備不能なデータを除いて算出している。
いろいろ調べてみて原因として考えられるのが、東京23区は軒並みランクアップしているという点です。
実際に総合評価を見てみると富山の市町村は確かに少し数値が下がっているが、特に劣化したわけではないようです。逆に言ってしまえば、去年からなにも進化していないということ。
確かに都会に比べれば、住みよさの進化は少ないのかもしれませんが、まぁ富山県はそんなに頑張って変わらなくてもいいのかとも思います。ただ、若い人がもっと楽しめる場所にはなってほしいな。
ちなみに2016年のときの記事もあります。
→住みよさランキング2016で砺波市が3位に!他もトップ50圏内に
うん、2016年もすこぶる良かったのですね。というか今までが良過ぎたのかも。
まぁ富山県には富山県の良さもありますし、都会に住みたい人は簡単に都会に住むことができる時代です。なので若い人は富山にこだわらずとも自分にあった場所に自由に住んでみてください。