【魚津水族館】本当に日本最古なのか実際に行って調べてきた
どうも、編集長のサクラです。
ある日いつものようにベビースターラーメンを食べながらニュースを見ていると、魚津水族館がリニューアルした話題が放送されていました。どうやら情報によると富山県にある魚津水族館は日本最古の水族館だそうです。
・・・うそつけ!
もう食い気味に、1人でテレビに突っ込んでしまいました。早速お得意のwikipediaで調べたところ、日本最古の水族館は宮城県のマリンピア松島水族館となっている。
ということで今回は、本当に日本最古なのか確かめるべく、魚津水族館へ行ってきました。
富山県にある魚津水族館は、「北アルプスの渓流から日本海の深海まで」「日本海を科学する」をテーマに、富山にこだわった展示をする県内唯一の水族館です。
2013年にリニューアルオープンし、イベントもたくさん行なわれており、ダイバーによる「富山湾大水槽お食事タイム・お話タイム」や魚の輪くぐりが見られる「おさかなショー」、屋外プールでの「アザラシやペンギンのお食事タイム」など毎月行っても飽きることなく楽しめます。
中でもホタルイカの生態研究では世界トップクラスを誇り、3月中旬~5月末まではホタルイカ展示を見ることもできるという。
営業時間は、9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日は12月1日から翌年の3月15日までの月曜日で、月曜日が祝休日に当たるときは、翌平日が休館日になります。それと年末年始(12月29日~1月1日)で、たまに臨時休館する場合もあります。
画像引用 「魚津水族館」より
住所
富山県魚津市三ヶ1390
車の場合
北陸自動車道魚津ICから約15分
北陸自動車道滑川ICから約15分
電車の場合
あいの風とやま鉄道魚津駅よりタクシーで約10分
富山地方鉄道電鉄魚津駅よりタクシーで約7分
料金
大人750円
小学生・中学生410円
幼児100円
※20名以上だと団体割引、障碍者割引もあります。
また、年間パスポートや水族館回数券、埋没林博物館との共通券などもありますので状況に応じて購入しましょう。
画像引用 「魚津水族館」より
館内はこのようになっており、車イス・ベビーカー貸し出しは無料!授乳室・オムツ交換もあり、子どもとぜひ一緒に行きたい施設となっている。
イベントも盛り沢山で、富山湾大水槽お食事タイム、おさかなショー、アザラシお食事タイム、ペンギンお食事タイムと飽きることがありません。
外観は、なんか小学校みたいな造りでしたがこれも日本最古である由縁だろうか。
館内も日本最古ということで、かなり古いしきたりで運営されているのでは・・・はっ!まさか、魚たちが全員全裸で泳いでるとかあるんじゃないのか?
そんなことがあれば縄文時代を通り越すくらいの古さになるなぁ、ゴクッ。いざ館内へレッツゴー!
おぉー!!!館内はめっちゃ綺麗でした。さすがリニューアルしただけある。
入ってすぐでこの綺麗さで、お客さんも思ったより多いのでかなり人気のスポットのようだ。ただこんなに綺麗で日本最古を名乗っていいのか?これは後できっちり問いつめてやらないといけません。
入ってすぐに現れるのは、富山の河川と田んぼの生態系。まさに富山らしい水族館でお出迎えしてくれます。
そうして次にやってきたのが、海岸の生物コーナー。
そうするととんでもない光景が飛び込んできました!ヒトデが・・・ヒトデが!全裸でM字開脚してやがる!!!
なぜヒトデがM字開脚をしているかは不明ですが、もし人に見られるためにしているのだとしたら重症です。ただ普通のヒトデがM字開脚をするわけがないので悪いのはこのヒトデではなく魚津水族館です。
続いて、なんとも可愛そうな魚を発見。
そいつの名前は「ウッカリカサゴ」説明書きを見てみると、うっかりするとカサゴに間違われてしまうかららしい。名前付けた奴、誰だよ。
実際に見てみましょう。
まぁカサゴといえばカサゴだけど、カサゴありきのネーミングですね。しかしみなさん考えてほしい。もしあなたが田中にそっくりだったとする。
「うーん。あなたって田中君に似てるよねー。うっかりすると間違えちゃうわ。・・・わかった!今日からあなたのあだ名は、うっかり田中だね。」
人間に名付けるとトラブルが発生しそうだ。
水族館を進んでいくと、開けたところに出てきました。
ここは富山湾大水槽といって、富山湾を代表する大型の魚が展示されています。
特に、富山湾の王者「ブリ」の群れを成して泳ぐ姿は迫力満点で、ぜひ記念撮影におすすめだとのこと。
また、こちらには日本初のアクリル製水中トンネルがあり、今や日本中の水族館にあるアクリル製トンネルですが、そのさきがけはコレなんだとか。
古いトンネルなので支えの鉄骨があり、この鉄骨がレトロ感を感じさせてくれると人気なのです。そう考えると邪魔そうに見える鉄骨もなんだか赴き深くなってきました。
そして、この富山湾大水槽の目玉と言えば、1日4回行われる餌付けイベントです。
上からお姉さんがやってきて、魚たちにエサをやりに来ました。
「わぁーおねえさーん!!こっち向いてー!!手を振ってー!!」
・・・全然それどころではないようだ。
てか、ものすごい気をまとっているみたいに魚がお姉さんの周りを渦巻き出しました。そして一瞬、お姉さんが魚のエサなのか?という恐怖概念すら生まれてきた。
きっといつものことなのだろう!
またこちらのコーナーでは、表層生物コーナーや富山湾のトピックスコーナーもあり、それはそれで様々な魚たちを見ることができます。
特に唯一、裸体を見事に隠してくれたカレイにはお礼を言いました。
さて魚津水族館には撮影ポイントが多々あれど、一番のおすすめはアマモ場コーナーにあるクラゲの水槽。
普通の水族館は、暗いところにクラゲを展示しており一緒に写真を撮るとどうもうまく撮れません。しかしここのクラゲ水槽は、明るく反対側に立てば一緒に撮影できちゃいます。
ちなみにこちらの写真は友人なのですが、インスタに上げたところ「いいね!」を3つもらいました。
続いてやってきたのは水族館のバックヤード。
ここでは魚たちにどうやってエサをやったり、掃除したりしているかを見ることができ、ダイバーさんと飼育員さんと一緒に写真を撮ることもできます。
先ほどブリの大群にエサをあげていたのもこちらのバックヤードからみたいだ。
さて、魚津水族館のイベントにはなんとおかさかショーというものもある。
こちらは3匹の魚たちが、輪くぐりや旗引きを見せてくれ、生き物に関するクイズの出題もあり子どもたちに大人気!
ちなみに写真は、マイペースなウマヅラハギのウーちゃんが思ったより俊敏に輪くぐりしているところです。イルカならまだしも普通の魚にも芸を仕込むなんて相当難しいに違いない。
こちらはガラスエステコーナーといって、ドクターフィッシュに垢をとってもらうコーナーです。
どうやら御婦人からの強い要望があって、再度エステコーナーが作られてよう、ほんとかよ。こういった体験コーナーがあると婦人はともかく子どもたちが喜ぶのでいいですよ。
また、ヤドカリやヒトデ、巻貝などを手にとって観察できるふれあい水槽もあって大人も楽しい。
館内最後は、アザラシプール。
よく見ると、アザラシが全裸で仰向けになり、お兄さんに撫でられている場面に出くわしてしまいました。まぁおそらくそのような目で見ているのは私くらいでしょうけど。
子供たちはキラキラした眼差しで見ていました。
ということで、水族館を出る前にスタッフに実際に日本最古なのか聞いてみました。
わたし 「ローマ法王の次に信頼できるwikipediaでは、日本最古の水族館はマリンピア松島水族館だと書いてありましたが魚津水族館は実際どうなんですか?」
スタッフ 「実は同じ場所で営業を続けている水族館としてはマリンピア松島が日本最古ですが、場所を移転したのだけども開業が最も古い1913年なのが魚津水族館なんです。」
はい、ということでやっぱり魚津水族館は日本最古の水族館でした。みなさんも疑う心を持たず、信じる心を持って人と接しましょう。
ちなみに魚津水族館のホームページにも詳しく書かれています。→こちら
実はこちらの魚津水族館では、館内でなくても楽しめる場所がいくつかあります。
1つが屋外円形水槽、もう1つがペンギンプールです。
屋外円形水槽では、シロチョウザメやイトウなど大型魚が間近で見られ、特にダウリアチョウザメは迫力満点!ペンギンプールでは水族館の人気者・フンボルトペンギンが陸上をよちよち歩き、飛ぶように泳ぐ姿を見ることができます。
私も最初にフンボルトペンギンという名前を聞いた時は、えっ?と思いましたがどうやら普通によくいるペンギンだそうです。
また、食堂&売店としてレストラン「スワン」、お土産として海のロマンを売る店「真珠コーナー」と「あかね屋」があります。
写真にあるスワンバーガーが今あるかわかりませんが、どうやら2018年はさらにリニューアルを重ねてどんどん面白い展示が増えているようです。
もし魚津水族館に行ったのならば、ぜひともミラージュランドにも行っておきたいですね。
ミラージュランドは富山の遊園地で、日本一海に近いテーマパークとして人気であり、日本海側最大級の観覧車の他、乗馬を楽しめる牧場、バーベキュー広場なども併設しています。
そして入場料は無料なので、ちょっと見に行くだけでもいいかも!
なんと言ってもこちらにある観覧車は富山湾を一望できる絶景スポット。わたしも金のゴンドラに乗りたくて30分くらい待ちました。
こちらも立体迷路や恐怖の館など、新たなアトラクションが増えてきており進化を続けています。
ぜひ魚津水族館と一緒にミラージュランドに行けば子どもと1日楽しむことができますよ!
→【富山の遊園地】ミラージュランドは果たして楽しいのか?
今回紹介できませんでしたが、他にもいろんなコーナーがあります。
小さな子どもたちが楽しめるキッズコーナー、富山湾資料コーナー、富山湾海底模型前に親子で集える空間うおすいファミリウムなど、より子どもが楽しむことができる空間へと進化しているよう。
もし2019年に魚津水族館に行ったのならば再度、記事を更新したいと思います!
ぜひみなさんも進化し続ける魚津水族館に行ってみてください!