【富富富 ふふふ】予想外に売れ行き絶好調!? CMや値段 味を確かめた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですが、みなさんはコシヒカリを超える品種が富山県で生まれたことをご存知でしょうか?
実は、富山県にはおよそ10年かけて開発した新しい品種があります。
そして、そのブランド米のネーミングを去年から募集していたのですが、名前が『富富富』に決まったという。実はわたしもいくつか名前を応募したのですがカスりもしなかったですね。
ということで、今回はそんな富富富のロゴや販売場所、実際に食べてみた味なども紹介していきたいと思います。
画像引用 「富富富」より
富富富とは、コシヒカリに比べて「高温でも高品質」「草丈が短い」「いもち病に強い」特性を持ち、食味でも旨味、粘り、香りが良く、全体的な食味のバランスが良い富山県が開発した富山米の新品種です。
富山の豊かな水や肥沃な大地で富山の生産者が育てた富山づくしの米であることが名称の由来。食べた後『ふふふ』と笑顔になるような極上のおいしさも表現しました。
富山県は米騒動発祥の地としても有名なので、何かとお米とは深い縁があるので要注目です。
すでに通販でも販売されていて、その売れ行きは絶好調とのことです。
ロゴはこちらになり、「富富富」と書いて「ふふふ」と言います。
なんと約9400もの公募の中から決定いたしました。めちゃくちゃみんな応募してるやないか。
3つ重ねた漢字には、富山の水、大地、人に育てられたという意味が込められています。
ちなみにこちらのデザインは2018年2月22日(ふふふ)に決定しました。なんか可愛い。
キャッチコピーはこちらです。
生活者にとって何よりも興味がある富富富の味をあらわすもの。もうひとつは、富山の豊かな自然の恵みや、富富富に関わるたくさんの人の誇りが一粒一粒に詰まっている富山県産のお米であることを伝えるものだそうだ。
なんと富富富(ふふふ)のCMである「新しいお米の名前は」篇に木村文乃さんが出演しています!
「文乃ちゃん 新しい米の名前 決まったけ?」と声をかける男性「ふふふ」と木村文乃さん
「名前教えてくれゆうとらんせ」「だから…」名前は富富富(ふふふ)ほほえむうまさ、富山から「うまいやろ?」
どうやら富山県出身で現在は東京で暮らすOLが、帰省して両親の米作りを手伝うという設定のCM。立山連峰をバックに、麦わら帽子姿の木村がトラクターにまたがって「ふふふー」と品種名を連呼しています。
うん、これは最高!
画像引用 「富富富」より
ポスターもそのまま木村文乃さんが採用されています。
バックには立山連峰の美しい連なりが見て取れます。
このポスターだけ見ると、木村文乃さんが富山県民のような感じがするくらいしっくりきてますね。
こちらの富富富ですが、本格販売は2018年10月11日(木)となっています。
【お知らせ】
今秋デビューの富山米新品種「富富富」が10/11(木)から県内外で一斉販売されます!これに先駆け、県内では10/7(日)にグランドプラザにて、先行販売会を開催。詳細が決まり次第、随時ホームページに情報を掲載します。
引き続き応援よろしくお願いします!https://t.co/TUNcmGQiXU pic.twitter.com/z1rpaBIzXo— 富山県広報課 (@pref_toyama) 2018年8月29日
値段は、1等60キロあたり1万4500円です。
非常にわかりにくい値段設定ですが、主力品種であるコシヒカリより1500円高い設定であり、コシヒカリよりプレミア感がある価格となっています。
ただ、一部の場所で2017年秋から先行販売していますが、2018年の出来立ては10月7日(日)にグランドプラザにて先行販売されるようです。
2018年の秋まで待てないよ!って人もまぁ待ってください。実は富山県と東京で先行販売しているのです。
その先行販売場所はこちら。
施設名 | ととやま |
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住所 | 富山市新富町1-2-3 CiCビル1F |
営業時間 | 10:00〜20:00 |
休業日 | 第3火曜日 |
ホームページ | ととやま |
施設名 | 日本橋とやま館 |
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住所 | 東京都中央区日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル1F |
営業時間 | 10:30〜19:30 |
休業日 | 年末年始 |
ホームページ | 日本橋とやま館 |
施設名 | いきいき富山館 |
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住所 | 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京都交通会館B1F |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
休業日 | 年末年始 |
ホームページ | いきいき富山館 |
実際にわたしは、富山県の『ととやま』と東京の『日本橋とやま館』に行ってみたのですが、富富富は一押しの場所に置いてありましたね。
ということで、富富富の先行販売がされているということで、買ってみることに。
富山県民なので富山駅前のCiCの『ととやま』で買ってきました。
種類は、300g(500円)と2kg(1500円)で数量限定なので食べたい人はお早めに買いに行ってみてください。
平成29年に試験栽培したお米を先にいただくことができるなんてなんとも贅沢です。
原料も登録前ということで、こんなに簡潔に書いてある。10割って面白い。
さらに、富富富を購入した方には、わざわざ美味しい炊き方の紙までいただきました。
どれだけ美味しく食べてほしいんだ。
改めてお米の炊き方を見ると、なかなかサボってお米を洗っていたところあるなぁ。
ということで、炊きあがった富富富を早速食べてみました!
見た目はかなり艶っぽくて、香りはまぁ米ですね。
それで味はというと・・・パクッ。
米です。
いや、わかんねぇよ。『コシヒカリ』と『てんたかく』の違いも意識したことないし、水や空気も意識して味を噛み締めたことないでしょ。
しいて言えば、「あれっ、なんか山って空気が美味しい!」この表現と同じで、「あれっ、なんか富富富って味が美味しい!」って感じです。
ホームページに代弁してもらえば、富富富は炊きあがったごはんはつややかで透明感があり、口に入れると甘み・旨みがひろがるという。これは食べたことある人しかわかりませんね。
また2018年10月現在では、すでに富富富の一般販売がされています。
このように2kgで1,000円なので、気軽に購入できる価格になっていますね。
ちなみに富山県には他にもブランド米がありますので、こちらの記事もご覧ください。
そんな富山米の新品種ですが、その販売スケジュールと過去のアクションがこちらです。
専用ホームページ開設
2017年10月
先行販売スタート
生産者の登録受付開始
全国米穀店へのサンプル配布
評価アンケート
facebookページ開設
2018年1月
18年度産の登録生産者の決定
2018年2月
栽培マニュアル説明会、栽培研修会
ロゴマーク、米袋デザイン、キャッチフレーズ発表
2018年5月
田植え
2018年8月
CMは木村文乃
2018年10月
10月11日に全国販売
早速、2017年7月に開設された専用ホームページを見てみました。
サイトに立ち上がるまで『富富富』が点滅する。なんか笑いました。ちなみに、2018年2月にホームページが新規更新され点滅はなくなってしました。
それで、その中身はこんな感じ。
こりゃお金かけてますね。素晴らしいデザインのサイトだ。
富富富の開発ストーリーなど、細かい部分まで作成されている。しっかり読もうとすると結構時間がかかるし、作成側の熱意をすごい感じるな。
さらに、このような数値データもあって面白い。
水田率は富山県が全国1位なのかよ、どうりで田んぼだらけだと思ったよ。
米の命となる水も美味しいので、富富富は美味いに決まってるんだけどね。
富山県内でも盛り上がりをみせた富富富の全国デビューですが、 1週間が経ち、かなり売れているようです。
というのも、富富富は高いのですが、2キロ1000円で販売していて手を出しやすい。お土産にも持っていける重さなどから売れているという。
一方、石井知事は18日の定例会見で首都圏を中心に売れ行きは上々の滑り出しと述べた上で販売促進にさらに力をいれる考えを示しました。
今年は県内で1000トン、県外で1000トンの出荷を見込んでいてこのまま順調に売れれば早い段階で完売となる可能性があります。
ということで、いろいろと富山県が全力で押している富山米ですが、ぜひみなさんも食べてみてください。
また、今後もいろんなスケジュールが予定されております。
みなさんも富山県民として、今後も富富富には注目していきましょう!
ちなみに富山県にはお米だけでなく様々な名産品があります。ぜひこちらの富山のグルメもご覧になってください。