【櫛田神社】大伴家持が勅使として参拝した射水市の神社
どうも、編集長のサクラです。
突然ですが、みなさんは大蛇に食われたことはありますか?
ここで1つ昔話をしたいと思います。
ある村には大きな大蛇が棲んでいました。
それで村人をパクパクと食っていたのです。
そんなあるとき、髪に可愛い櫛を挿していた娘がついに食べられました。
しかし、そのとき大蛇の喉になんと櫛がつまって、大蛇は死んでしまいました。
うん、どうしようもない話なのですが、そんな娘と櫛を祀った射水市の神社が 『櫛田神社』なのです。
櫛田神社は、751年、万葉の歌人、大伴家持が勅使として参拝した延喜式内社です。
素盞嗚尊(すさのおのみこと)と櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)を祀り、毎年「縁結びの神」、「夫婦円満」、「家内和合」の神として崇められ、初詣の宮として賑わいます。
古くから多くの人々の崇敬を集め、戦国の武将もたびたび参拝に訪れたといわれています。
入口から社殿まで250mも参道が続く、奥に長い社地を持つ神社ですが、盤持石や夫婦杉等を見ながら散策気分で歩いていると、あっという間に境内へと上がる石段に行き着きます。
これから結ばれる方も、既に結ばれている方も、ぜひ訪れて恋愛運UPしましょう!境内には、大伴二三彌ステンドグラス記念館もあります。
住所
富山県射水市串田6841
車の場合
北陸自動車道小杉ICから車で10分
ということで、由縁がすごい櫛田神社にやってきました。
めちゃくちゃ雪が降っていますが、初詣で混む前にやってきました。
「新年に来なければ意味がない。」と言われれば、私はだんまりを決め込むしかありませんが、まぁいいのです。
鳥居には茅の輪があり、これをくぐると気持ちよく新年を迎えられるようです。
・・・新年じゃなくてもいいですよね。
また、この櫛田神社は大蛇の喉に櫛が引っかかっただけではありません。
751年にあの万葉の歌人「大伴家持」が勅使として参拝したのもここなのです。
大伴家持もこのような歌を詠っていました。
新しき年の初めはいや年に雪踏み平し常かくにもが
意味を調べてみました。
新しい年の初めには、毎年、雪(ゆき)を踏みならして、いつもこうしていたいものですね。
そのまんまです。
ちなみに、西暦751年に詠まれた歌です。
ということで、櫛田神社は例年、約10万人が訪れるほどの人気の初詣スポットです。
まぁ初詣の季節でなくても、七五三などのイベントにも活用できます。ぜひ、大蛇に食われた娘を思いながら参拝しましょう!
また富山県には他にも様々な初詣スポットがありますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
→富山で初詣行くならここ!地元の人気スポット7選
ADDRESS | 富山県射水市串田6841 |
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TEL | 0766-54-1733 |