【杉沢の沢スギ・沢スギ自然館】国指定天然記念物の不思議なダンジョン
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、杉沢の沢スギという言葉を聞いたことはありますか?
実はこのスギは国指定の天然記念物にも選ばれており、全国名水百選にも選ばれた湧水を中心に群生している幻想的な沢スギの林です。
そんなスギを見ることができるのが『沢スギ自然館』なのですが、なんと入場無料!なんでだ!
せっかく無料ですので、ちょっくら行ってきました。
画像引用 「にゅうぜんマニア」より
沢スギ自然館は、沢スギをいろいろな観点から学習することができる施設です。
黒部川扇状地の末端部で、スギの多い林が発達しており、その場所を杉沢、そこに生えているスギを沢スギと呼んでいます。
沢スギは、約40箇所約130ヘクタールもありましたが、昭和48年ごろの圃場整備事業によりそのほとんどが水田に姿を変えてしまいました。
現在の2.67ヘクタールの森も整備の対象でしたが、国内では珍しい平地の湧水地帯に生育する唯一のスギ林として国指定天然記念物に指定されています。
住所
富山県下新川郡入善町吉原950
車の場合
北陸自動車道入善スマートICより車で20分
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休業日
月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、冬季(12月28日~2月末)
無料
ということで、入善町にある沢スギ自然館にやってきました。
ここ一帯は、圃場整備事業によりそのほとんどが水田へと姿を変えてしまいました。
現在はわずか2.67haのみが保存され、全国でも珍しい平地の湧水地に生育する自然林として保護されています。
そして昭和48年に国の天然記念物に指定された杉の集落となりました。
めちゃくちゃ堂々と天然記念物と書かれています。
また「黒部川扇状地湧水群」として全国名水百選の一つにも選定され、水も植物もすごい場所なんですね。
それでは周辺マップを見てみましょう。
看板を見てわかるように、ここだけ異質なくらい木が生えていることがわかります。
まぁ当たり前であるが、沢スギの維持は間伐による人口的な作業です。
続いてこちらが入口となっています。
こちらには沢スギ自然館内には模型や映像、パネル展示、展望室などがあります。
ちなみにこちらは展望室からの景色なのですが、むっちゃ天気悪い。
そしてスギだらけで下がどうなってるかよくわからん。
今度は沢スギ林の中を歩いてみましょう。
実は天然記念物を外から見るだけでなく、中からも見ることができるんです。
道もしっかり舗装されています。
それにしても、ここだけ大自然。
情報によると、タブノキ、ユズリハ、カラタチバナなど暖かい地方の植物もたくさん生育しているそうです。
アケボノシュスラン、ノリウツギなど山地性の植物も見ることができます。
またシダ類の種類も多く、暖地性の植物と山地性の植物が同時に見られる貴重な場所です。
こちらは林を抜けたあとの外堀の写真です。
一歩、林から外に出るとこんなにも平和な場所になるんですね。
あと人工的な川も流れてました。
ということで、沢スギ自然館は国指定天然記念物の沢スギをみることのできる貴重な場所となっていました。
全国の自然愛好家はもちろん、観光スポットしても注目を集めています。
ぜひ富山県民なら一度は行っておきたい場所ですね。
ADDRESS | 富山県下新川郡入善町吉原950 |
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ホームページ | にゅうぜんマニア |
OPEN | 9:00~17:00 |
CLOSE | 月曜日 |