【延命地蔵の水】石倉町のメディアに取り上げられる名水とは
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは富山県に、「万病にきく水」があるのをご存知だろうか?
「なんだよ、水の営業かよ。営業へたくそ過ぎだろ。」って読者の人もまぁ待ってください。別に10万円の水を売りつけようとしているわけではありません。
実は富山県にはそんな水を無料で飲むことができる場所があるのだ!
ということで、今回は富山市石倉町の「延命地蔵の水」について紹介していきたいと思います。
延命地蔵の水は、富山市いたち川の川べりにある延命地蔵の御手洗い水のことで、万病に効く霊水とも言われています。
そんな水を求めて、全国各地から水を求めてくる人びとが後を絶ちません。
その由来は安政の大地震にまでさかのぼります。その地震が起きたときに常願寺川から濁流が押し寄せ、疫病が流行りましたが、いたち川からお地蔵様を引き上げ奉ると、疫病がみんな治まったと言われています。
そのため、地元では万病に効く水と伝わってきました。
住所
富山県富山市石倉町1
電車の場合
富山地方鉄道中町駅より徒歩8分
車の場合
富山駅より車で7分
駐車場はなく、近くに路上駐車する形になるかと思います。
ということで、延命地蔵の水を求めてやってきました。
実はここは、常願寺川と神通川という2つの大きな川に挟まれている場所にあって、この2つの川を結ぶように街の中心を流れているのが、いたち川という川なのです。
そんな場所だから、川は水害が多く、いたち川沿いには供養のための地蔵が多く立ち並んでおり、水害多いなら引っ越せよって感じですが、昔はそんなわけにもいきませんね。
中でも特に有名なのが石倉町の延命地蔵尊で、不思議なことに湧き水も湧いています。
今では富山の名水となっているが、噂によるとこの水が「万病にきく水」らしい。
・・・これは、ビッグビジネスの香りがするやないか。
万病に効くってことは、どんな病気にも効くってことでしょ?
だったら、この世に医者はいらないし、水を売るわたし1人で十分です。そして今までの医療費はすべて、わたしのポケットマネーに。
そうです、この医学界を覆すのは私です。
情報によると、ここに水の効能は、病気に効くだけではありません。
ごはんがふっくら炊きあがる。活けていた花が長く持ったなどの声もあるという。
インパクト小さいな。
そんな感じで、全国各地から水を汲みに来る人々が絶えないらしいのですが、どれくらいの人が信じているのだろうか?
まぁでも、信じてくれた方がわたしのビジネスとしてはありがたいですがね。
ということで、まずわたしがその水を飲んでみることに。てか、そもそも水を飲みにここに来たことを忘れていました。
ゴクッ。
うん、冷たくて美味しい。
ただ今のところ体に何も変化はありません。そもそも病気じゃないから飲んでも意味ないんじゃぁ…ということで今度はインフルエンザにかかったときにこの水を飲んでみたいと思います。
ということで、「この水を売り払ってヤフオクで儲けられるのでは?」と思いましたがすでにビジネス化されていました。
こちらの近くに大きな2ℓの空ペットボトルを売っていたり、ここの水を使った料理などが売られていました。
さらに延命水を使った日本酒もすでに販売されており、それが富美菊酒造の『延命地蔵尊 名水仕込』
めちゃめちゃ美味そうやし、これはこれでいい仕事してくれましたね、富美菊酒造さん。
またメディアにも毎月ってくらい露出していて、よくわからない賞までも貰っている本当にすごい名水なんですね。
ということで、こちらの延命地蔵の水は、富山市からもアクセスがよく県内の人なら誰でも簡単に飲むことができます。
そこらへんの立山に登らないと飲めないような難易度が高い名水ではありません!
とにかく水自体は無料でどんどん汲めるので、ペッドボトルにでも汲んでお米を炊いてみたりするのもいいかもしれません。
他にも富山県には様々な湧き水がありますので、ぜひこちらの記事も見ていってください。
→【富山の名水】おいしい湧き水が出る水汲み場まとめ