【富山薬用植物指導センター】薬草の研究施設でシャクヤクを見てきた
※2019年5月19日、シャクヤクが見ごろになっています。
立山連峰とシャクヤクの花たちのコラボから失礼します。どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、薬用植物というものをご存じだろうか?
なにそれ?という人も、『薬草』といえばわかるのではないかと思います。
そんな薬草ですが、その一種であるシャクヤクという花が富山県薬用植物指導センターで花の名所になっています。
そこで今回は、シャクヤクの季節にどのような花畑が広がっているのか見に行ってきました。
富山薬用植物指導センターは、薬草の栽培方法と薬草の知識を多くの人に知ってもらうためにできた施設です。
ここには約750種類の薬用植物を観察できる薬用標本園や、約170種類の生薬標本や植物写真が展示されている展示室などがあり、古くから受け継がれてきた薬草の知識を広く学ぶことができます。
特に力を入れているのがシャクヤク園(約230品種)、ボタン園(約50品種)、ハーブ園(約130種)であり、これらを見に多くの人がわざわざここに来るほどです。
今回、見に行ってきたシャクヤクは花の宰相「花相」と呼ばれ、このように漢方などに利用される薬です。
こちらにあるボタンは4月下旬~5月上旬、シャクヤクは5月中旬~5月下旬に見ごろを迎えます。
ちなみにボタンやシャクヤクなどの薬草標本園は無休で見学することができ、それ以外の本館の開園日は月~金曜日の午前9時〜午後5時となっています。
画像引用 「富山薬用植物指導センター」より
住所
中新川郡上市町広野2732
車の場合
北陸自動車道立山I.C.から車で14分
北陸自動車道滑川I.C.から車で7分
電車の場合
富山地方鉄道本線上市駅からタクシーで7分
画像引用 「富山薬用植物指導センター」より
施設内には様々な薬草があり、富山県に自生する植物、漢方処方用薬となる植物などを生育環境にあわせて各エリアに植栽しています。
普段ならただの植物園のように見えますが、これらがすべて薬草だと思うとものすごいHPが回復しそうですね!
ということで、本日は上市町にある「富山県薬用植物指導センター」にやってきました。
5月のこの時期になるとシャクヤクという花が咲き誇るようです。
ちなみに、しゃくやくは漢字で書くと「芍薬」となり、根っこはクスリに使われるみたいです。
そして看板があることから「とやま花の名所」にも選ばれています。
さて地図は・・・むちゃくちゃ汚かったですがシャクヤクは綺麗なはず。
どうやら植物園と室内展示室の2カ所があるようだが今回は植物園にあるシャクヤク園をまず見に行きましょう!
そして、こちらがそのシャクヤク園。
すごいご老人たちがたくさんいますね。
きっと彼らも日頃の体の疲れを回復しにきた人たちなのでしょう。
心なしかわたしもミルミル体が回復しているように感じます。すごいプラシーボ効果ですね!
おぉ! これがシャクヤクっていうのか。
正直、シャクヤクという植物を今まで知りませんでしたが、こんな重い花をたくさんつけるんですね。
こんな花が薬草になるなんて信じられません。もっと薬草って、雑草みたいなやつかと思っていました。
花の色は、赤色、ピンク色、白色、黄色などがあります。
どう考えてもピンク色が一番可愛いですね。むしって食べてやりたいです。きっとドラクエでもこのような花をむしって食べていたのでしょう。
ただここでむしって食べようものなら、変人扱いされて警察に通報されるでしょう。ゲームと現実ではこんなにも違うのです。
今度は空と山とシャクヤクの見事なコラボレーションですね。
美しい・・・。
さすがにこれは美しすぎるでしょ。
ただこの景色が見られるのはほんの一瞬だけなんです。
実は以前に行く期間を間違えて6月上旬にシャクヤクを見に行ったことがあるんですよね。
そしてそのときの写真がこちら。
儚すぎる。
あんな綺麗だったシャクヤクが、こんなボロボロになってしまうなんて。儚くて美しい生命の神秘を感じますね。
今度は、外をまわってみることに。
こちらは「つる性植物」の緑のトンネルです。めちゃくちゃ虫がいっぱいいました。ちなみに野外の写真が少ないのとコメントが少ないのは虫がたくさんいたからです。
とりあえず野外で一番変な植物だけ撮影してみました。
そして虫たちから逃げるように室内へ!
さて今度は、富山県薬用植物指導センターの中を探索することに。
というのもここでは県の気候風土に適した薬用植物研究しており、どんな試験をしているのかも気になりますね。また定期的に薬草に関する講習会も開催しているようです。
さて本館の展示室には、何やらホルマリン漬けのような薬草がたくさんありました。なんか映画とかに出てくる研究所みたいだな。
そして、ビンの中をよく見てみると・・・。
・・・ニンジン
わたしだって最初は目を疑いましたよ。でも、あんだけ元気なオレンジ色していたあいつが・・・まさか、あいつが!
ということで、本館には富山県の薬草に関することやホルマリン漬けがあったりして、なんだか科学者になった気分になれました。
ということで富山薬用植物指導センターには、シャクヤクだけでなくたくさんの薬草がありました。
薬草というとなんていうかゲームを思い出しますね。名前が違えど、ファイナルファンタジーではポーション、ポケットモンスターでは傷薬、テイルズオブシリーズでは、グミですね。
・・・グミってなんだよ。
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