【じょうべのま遺跡】平安時代や鎌倉時代で出土した遺跡公園
どうも、編集長のサクラです。
突然ですが、みなさんは遺跡は好きでしょうか?
わたしは特に遺跡に興味をもったことはありません。
しかし、このようなサイトを作ってしまったばかりに本日は『じょうべのま遺跡』に行ってきましたので紹介します。
ちなみに富山県には他にもたくさんの遺跡がありますので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
→【富山の遺跡】縄文時代から歴史的に希少な場所までまとめみた
じょうべのま遺跡は、入善町にある平安時代前期の庄園の庄所とみられる遺跡です。
10数棟の掘立柱の建物跡と土師器や須恵器、木製品など貴重な物が出土し、海岸近くから「西庄」と墨で書かれた土器や木簡・風字硯・木でつくった馬形・田げた・六角柱の木杭などが掘り起こされています。
このことから東大寺領丈部庄に比定する説が有力となっています。
鎌倉時代前期に属する建物や溝、土器や青磁・白磁といった宝物も出土しており、その規模も大きいことから国指定史跡となり遺跡公園として整備されています。
住所
富山県下新川郡入善町田中790
電車の場合
あいの風とやま鉄道入善駅からタクシーで5分
車の場合
北陸自動車道入善スマートICから車で10分
ということで、「じょうべのま遺跡」にやってきました。
一見、枯れ果てた公園のようです。人っ子1人いません。
こんだけ人がいなければ、全裸で見学することが可能です。
可能ですが、通報されるリスクはあります。
こちらの遺跡は、1941年に発見されていたのですが、本格的な発掘調査が始まったのは1970年以降のようです。
そして、調査が進んで1979年には史跡指定されました。
遺跡は全部で21棟の建物の遺構が確認されており、その年代は9世紀から10世紀と推定され、さらに5回の建替えによる6つの時期があったみられています。
そんな遺跡がこちらです。
どうやら平安時代の建物の柱の跡のようですね。
平安時代の初期に栄えた荘園の庄所(管理するところ)ではないかといわれているそうです。
また海岸近くからは「西庄」と書かれた土器や木簡、風字硯(ふうじけん)、木でつくった馬形、六角形の木杭などが掘り出されました。
日本で地方の荘園が掘り出されたことは珍しく、その中でも「じょうべのま」は最も大きな遺跡です。
まぁでも、ただの跡地だから、全然面白くないなぁ。
遠くに目をやると、近代の機械である風力発電がありました。
さて、帰るか・・。
ということで、平安時代の遺跡に興味がある人はぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみに富山県には他にもたくさんの遺跡がありますので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
→【富山の遺跡】縄文時代から歴史的に希少な場所までまとめみた