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【映画】北陸の牛首村は一体どこ?ロケ地は?実在する最凶の心霊スポット

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

※最新情報!なんと富山県の最恐心霊スポット「坪野鉱泉」がロケ地だと判明!


どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、“恐怖の村”シリーズをご存知ですか?

これは『犬鳴村』、『樹海村』に続く清水崇監督の「恐怖の村」シリーズの映画のことであり、実は2021年6月16日に第3弾が『牛首村』に決定したことが発表されました。

しかも主演は、今作が女優デビューとなるモデルのKoki,さんです!

これだけ注目されている映画なのですが、富山県民として1つ大きな点に引っかかりました。

実はこの映画の舞台である「牛首村」は、北陸に実在する最凶の心霊スポットなんです。

な、な、な、なんだってぇー!?

北陸に住んでいるのに初耳だった…ということで今回はこの牛首村が一体どこなのかを紹介したいと思います。

目次


ポスターの場所はどこ?
    1. 白峰(旧牛首村)
    2. 富山と岐阜の県境「牛首峠」
    3. 石川と富山の県境「牛首」
坪野鉱泉
加賀市山中温泉大土町
公式からロケ地発表
まとめ


ポスターの場所はどこ?

まずはこちらの映画には、イメージビジュアルが3種類あります。

1つ目は、お地蔵さまが並び、赤い着物が写り込み、1体首のないものも確認できます。

ただこれだけじゃどこかわかりません。


続いて、傘を持つ少女が一人佇む1枚。

鳥が飛びまわる様子と首が切られたようなタイトルが描かれ、不穏な雰囲気感じるビジュアルとなっています。

うーん、これも場所がわからない。


最後は、三輪車が沈むビジュアルで、タイトルが“生首村”にも見えます。

んっ!?ここは知ってる!


富山県高岡市の雨晴海岸や!





いや、でも高岡市にそんな牛首って地名も、心霊スポットもあったっけ?

ということで、そこら辺も含めて、Google mapでいろいろ調べてみました。




2. 白峰(旧牛首村)

まず「牛首村」と検索したときに1番最初に出てくるのは、石川県白山市白峰です。

白峰は石川県の南端、霊峰白山の西麓に位置し、人口約1300人の水と緑の豊かな山里です。

村の歴史は養老元年(717年)越前の大徳、泰澄大師が白山を開山した時に始まり、そのときに牛首村と命名されたと伝えられています。

しかし、合併などにより牛首村→白峰村→白山市となりました。

またここは伝統の織物「牛首紬」が有名で、平治の乱(1159年)で敗れ、 牛首に流れてきた源氏の落人、大畠某の妻女が機織の技を伝授したのがその始まりとされています。

ただ私も実際行ったことあるのですが、心霊スポットという感じは全くしませんでした。

私の予想ですが、おそらくここが舞台というわけではなさそうです。




2. 富山と岐阜の県境「牛首峠」

牛首村で検索して出てこないということは、もしかしてもう村の存在も消されているのでは?

そう考えて今度は北陸で「牛首」と調べてみました。

すると富山県と岐阜県の間に、牛首峠というのが出てきて、こんな峠なら怪しい…と思ってGoogle mapで調べたところ、本当に何もない場所でした。

流石に何もなさすぎるし、情報もなさすぎて、ここでもなさそうです。




3. 富山と石川の県境「牛首トンネル」

続いて、北陸の心霊スポットで検索すると、牛首というワードがヒットしました。

それが富山県と石川県の県境にある「牛首トンネル」です。

明治時代の末期に造られたといわれる宮島隧道(通称・牛首トンネル)は、全長55mと距離は短いですが、トンネル内部には焼身自殺した犠牲者の怨念がこもっているとの噂が。

フロントガラスに大量の手形がつくとか、老婆の幽霊が車に乗りこんでくるとか、お地蔵さんが血の涙を流しているとか、いろんな怖い話があります。

私たちも実際に行ってきました・・・。



ただこちらのトンネルは、昭和3年に開通して当時はもちろん心霊スポットなどではなく、普通のトンネルとして多くの人に利用されてきました。

そんな場所が心霊スポットとして一躍有名になったのは、40年以上も前に起きた悲しい事故が原因だと言われています。

当時、友人トラブルによって殺人を起こしてしまった男性が、自身の行いを悔やんで焼身自殺をしてしまいました。

事件はそれだけで終わらず、自殺した男性の母親までが、絶望の中、トンネル付近の気で首吊り自殺をしてしまったのだそうです。

そのため、これが映画の舞台となった牛首村なのかは定かではありません。




坪野鉱泉

2021年11月12日に新たな情報が入ってきました。

なんと富山県で最も恐れられている「坪野鉱泉」がロケ地だということがわかりました。

富山県某所にある坪野鉱泉は1970年頃に「ホテル坪野」として開業されたが、ある事件を機に1982年に廃業し、経営者が失踪し誰も手をつけなくなってしまいました。

1993年までに隣接されていた施設が解体され、2021年現在まで残っている一つの建物が「坪野鉱泉」と称され、地元富山を中心に多くの若者が訪れる肝試しスポットと化しています。

現在に至るまで、立ち入り禁止となっているにも関わらず、ヤンキーや暴走族も怖いものみたさで遠方から集まっています。

長年地元では様々な都市伝説・ウワサが出回り、「あそこには行ってはいけない」と子供の頃に親から行くのを必ず止められてしまうほど超有名な心霊スポット。

1980年代、心霊現象の背景を読み取るその実力から“最強の霊能力者”と言われメディアで活躍した宜保愛子氏が、唯一入ることを拒絶し話題になりました。





加賀市山中温泉大土町

また、加賀市山中温泉大土町がロケ地となったこともわかりました。

こちらはフィクションですが、牛首村の舞台となった「村」として出てきます。

映画も試写会で見たのですが、基本的に「坪野鉱泉」と「加賀市」の2カ所で事件が繰り広げられる展開となっています。




公式からロケ地発表

1月29日より公式より富山県内のロケ地が発表されました!

ロケ地マップ(紙版)は、様々な場所で配布されているみたいです。

配架場所

富山県内
・TOHOシネマズ ファボーレ富山
・TOHOシネマズ高岡
・JMAX THEATER とやま
・富山県庁(観光振興室、県庁県民サロン)、富山きときと空港、高志の国文学館、富山県民会館、県内各市町村、観光協会 など

県外
・全国の一部劇場
・日本橋とやま館 
・いきいき富山館
・富山県首都圏本部
・富山県大阪事務所
・富山県名古屋事務所






まとめ

ということで、実際のところどこが舞台となっているかは正直、映画の情報が公開されるまでわかりません。

ただ今回の映画は「実在する地を拠点にしつつ、あえて実態不明の怪談『牛の首』に焦点を当てる」と監督が語ったことから、話の内容はオリジナルのようですね。

それにしても牛首村がどこなのか調べているだけで怖くなってきました。

もっと色々わかってきたら情報を更新しようと思います…あまり詳しく調べすぎて更新されなくなったら、そういうことだと思ってください…。

映画も見に行ってきました!

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