【富山のガラス作家】制作過程やどんな生活なのか話を聞いてみた




どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、富山市がガラスをテーマとした街づくりに取り組んでいることをご存知ですか?

平成3年には全国で唯一の公立のガラス専門教育機関が開校し、平成27年には現代グラスアートを中心に展示する美術館「TOYAMAキラリ」が開館しました。

街のいたるところにガラスが展示されていて、これだけガラスに囲まれた都市なのに、知り合いにガラス作家いなくないですか?いないですよね?

そこでこんな疑問が浮かびました。


そう、富山県にいるガラス作家たちはどこで何をしているのか?

そんな思いを抱きつつ、今回はめちゃくちゃすごいガラス作家さんにお話を伺ってきました!

目次


1. 小島有香子
2. 話を聞いてみた
    2.1. キッカケ
    2.2. 作品たち
    2.3. お金の話
    2.4. 普段について
    2.5. 今後の予定
3. まとめ





1. 小島有香子

今回お話を伺った小島有香子さんは、富山県内に在住するガラス造形作家です。

これまで様々な賞を受賞しまくって、その作品たちは東京ミッドタウン・ザ・キャピトルホテル東急・リッツカールトン西安(中国)など、もはや日本だけに留まらず海外にも展示されています。

そんな作品の一部がこちらになります。

高級感というか、ガラスからオーラ出てません?

もはや怖い、そう、庶民にとっては触って壊してしまったらと思うと、触ることすら躊躇ってしまうような作品たちなんです。




2. 話を聞いてみた


サクラ
「本日はよろしくお願いします!これだけガラスに囲まれた富山市なのにガラス作家さんに初めて会いました。」



小島さん
「よろしくおねがいします。ガラス作家は基本的には工房などにいますし、人口比率でいえばかなり少ないですから知り合う確率も低いかもしれませんね。」



サクラ
「ちなみに肌が日焼けしてるような気がするのですが、それもガラスの作品制作の過程によるものですか?」



小島さん
「いえ、これはマラソンが趣味なので、よく外を走っているので日焼けしただです。あと山登りもします。」



サクラ
「なんか趣味も本格的な気がする。」




2.1. キッカケ


サクラ
「ではまずはじめに、なぜ富山でガラス作家になろうと思ったのか教えてください。」



小島さん
「元々は多摩美術大学でガラスコースを専攻していたのですが、富山市に富山ガラス造形研究所があることを知ってこちらにやってきました。そして卒業後は富山市にガラス工房のレンタルスペースがあることから、そのまま富山で制作をしています。」



サクラ
「ということは、生まれは別に富山ではないんですか?」



小島さん
「そうですね、生まれは金沢市で育ちは千葉県ですし、たまたまガラスの作品制作に最適な場所が富山にあったということになります。」



サクラ
「これは意外でした。ということは作品自体も富山にだけ作品を展示しているわけではないんですね。」



小島さん
「もちろんそうで、主に東京などで展示することが多く、海外からも購入される方もいますよ。ただ作品は美術館などに所蔵されていたり自宅で保管しています。」




2.2. 作品たち

富山ガラス工房で、手持ちの作品を一部を見せてもらいました。



サクラ
「もうガラスの域を超えてますよね。本能が触っちゃダメって言ってます。」



小島さん
「これは積層ガラスといって、ガラスを何枚もくっつけて削ることで制作しています。」



サクラ
「なんか簡単に言ってますが、全然作り方が想像できないです。ちなみにこれおいくらなんですか?」



小島さん
だいたい〇〇万円くらいです。」



サクラ
「あっ、僕の今乗ってる中古車と同じくらいですね。」


また特別に作業場も見させていただきました。

なるほど、こうやって何枚もガラスを重ねて、後から削り取ってるんですね。




2.3. お金の話





サクラ
「ちなみに小島さんは企業に属してガラスを制作しているという形になるのでしょうか?」



小島さん
「いえ、完全に個人事業主で、富山市ガラス工房ではただレンタルスペースを利用しているということになります。」



サクラ
「先ほどの作品を見せていただく限り、ホテルへ納品するなどガラス作家は一見華やかな世界に見えますが。」



小島さん
「そんなことは全くなく、正直ガラス作家だけで食べていけるのは本当に一握りだと思います。」



サクラ
「想像以上に厳しい世界だった。やっぱり好きじゃないと続かない職業なんですね。」



小島さん
「あとは自分で作品をPRしないといけないので、展覧会を開いたり、公募展で賞を狙ったり、ほかの作家とは異なるオリジナルの作品を作ったりと生き残っていくのは大変です。」




2.4. 普段について





サクラ
「こういうクリエイティブな職業の人ってどのような日常を送ってるのか気になります。」



小島さん
「おそらくみなさんが想像するような普通の生活を送っていますよ。ただやはり日頃から色々なものを見るようにしています。美術館へ行ったり山へ自然を観に行ったりすることでインスピレーションの引き出しを増やすこともあります。」



サクラ
「富山県は自然が多いので、クリエイターにとっては住みやすい場所かもしれません。」



小島さん
「悪口ではないのですが、ある意味遊ぶところが少ないので、ガラス作りに集中できますね(笑)」



サクラ
「逆にガラス作りをしていて一番楽しいときってどんなときですか?」



小島さん
「どんなモノでもそうかもしれませんが、段々仕上がっていく過程と、出来上がったときの達成感はいつも楽しいですね。」



サクラ
「あんなすごい作品できたら、そりゃ楽しいだろうなぁ。」




2.5. 今後の予定





サクラ
「今後は展示会の予定はあるんですか?」



小島さん
「年に1回の個展と数回のグループ展をやっていて、11月にまたグループ展があります。詳しく知りたい方は私のfacebookのページ等で確認できますので、ぜひ興味があれば見てみてください。」



サクラ
「ちなみにもっとお手軽に小島さんの作品を購入できたりってしないんですか?」



小島さん
「富山キラリの2階にあるミュージアムショップか富山ガラス工房のショップで、小作品やピアスやネックレスなどが販売されていますので、そこで購入することができます。」



サクラ
「これならリーズナブルなので自分のために購入したり、プレゼントにもいいですね。」




3. まとめ

ということで、今回は富山県在住のガラス作家である小島さんにお話を伺うことができました。

小島さんの作品は、富山県内では富山市ガラス美術館や樂翠亭美術館で作品が展示されているときもあり、もしかしたら県外に行った際にもどこかで見かけるかもしれません。

富山市はガラスに力を入れている都市でもありますので、少しでもガラスに興味を持っていただけたらと思います!

関連記事一覧