【富山の出生率2020】出生数は最低を更新中!人口減は当面続く見通し
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、日本の出生率や出生数のニュースを聞いたことがありますか?
実は2020年6月7日に厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2019年に生まれた子どもの数(出生数)は86万5234人で過去最低を更新しました。
これは4年連続で100万人を割った結果となり、1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率も1.36と低い数字となっています。
晩産化や結婚をしない人が増えている影響が大きいのですが、富山県はどのような現状なのでしょうか?
そこで今回は日本の出生に関する情報から富山の現状まで調べてみました。
画像引用 「内閣府」より
こちらは厚生労働省が発表しているデータで、日本の年間の出生数は、第1次ベビーブーム期には約270万人、第2次ベビーブーム期には約210万人から毎年減少ています。
2016年の出生数は、97万6,978人となり、1899年の統計開始以来、初めて100万人を割りました。
図を見ていただけるとわかるのですが、とにかく出生数が減り続けていることがわかります。
画像引用 「内閣府」より
続いて、都道府県別の状況です。
こちらは2016年のデータなのですが、東京などの都心部で出生率が低い傾向にあるようです。
実際に出生率で言えば東京が最低の1.24で、逆に沖縄県が1.95と最高の数値となっていました。
それで富山県はというと、出生率が1.50と全国平均の1.44を上回っています。
富山県の出生率が全国より少し高いことがわかりましたが、2019年のデータはどのようになっているのでしょうか?
厚生労働省の人口動態統計によれば、2019年に県内で生まれた子どもは6604人で、現在の形で統計を取り始めてから最も少なくなりました。
毎年過去最低を更新していますが、合計特殊出生率について富山県は2019年のデータで1.36となりました。
画像引用 「富山県人口推移調査」より
県内の子どもが減っている原因として、そもそも日本全体で人口は減少傾向にあります。
そのため、子どもの数が減ることもある程度予想はされていますが、晩婚化や未婚率の増加、経済的な問題も低下の要因とされます。
特に富山県だと人口が増えている市町村は舟橋村だけとなり、高岡市と氷見市のかなり減っているように思います。
富山県は端っこから人口が減っていくようですね。
ということで、全国の出生率や出生数から富山県の現状についても紹介しました。
富山県だけでなく、日本全体の問題であり、年金が足りないなんて話も出てきていますよね。
行政も出会いには力を入れていて、婚活パーティーなども開催されています。
「ずっと1人がいい!」なんて人もいますが、約90%がいずれは結婚したいと考えており、それでも結婚できないのが今の世の中です。
富山県にはいろんな出会いの場もありますので、ぜひこちらを参考にしてみてください。