【個人年金保険の契約数が日本一】富山県民があまりに堅実すぎる件
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、個人年金保険に入っていますか?
いきなりすぎてわたしが保険会社の回し者に思おうかもしれませんが、そもそもわたしは個人年金保険に入っていません。
しかし、そんな個人年金保険ですが都道府県別の契約数を調べたところ、都道府県によって契約数に大きな差があることがわかりました。
なんと1人あたりの個人年金保険保有契約数は富山県が断トツで1位なんです!
一体どういうことなのか、少し調べてみました。
個人年金保険とは、保険料の払込期間(一般的には60歳まで)に保険料を納めることで、契約時に定めた年齢に達した時点から一定期間または一生涯にわたって年金が受け取れる貯蓄型の保険のことです。
ただ普通に仕事をしているだけでも年金って払っていますよね。
しかし現状では、年金だけでは老後の生活は赤字の世帯がほとんどで、多くが貯蓄の取り崩しによって生計を立てているのです。
そのため、公的年金を補う存在としての個人年金保険があるんですね。
それでは都道府県別で見てみましょう。
画像引用 「生命保険事業概況(2017年度)」より
こちらは生命保険協会が持っているデータの一部です。
実は生命保険教会は、加盟している保険会社全社の業績を取りまとめているんですね。
その中から全社の個人年金保険の保有契約数を都道府県別にまとめたのが上記の表です。
1人あたりの個人年金保険保有契約数は富山県が1位となっているのがわかります。
人口千人あたり241.6件なので、全国平均を72件も上回り、2番目に多い福井県を24件上回る断トツの1位です。
このデータだけ見ると、富山県民の24%は個人年金保険に入っているということになりますね。
画像引用 「生命保険事業概況(2017年度)」より
ちなみに個人年金保険で1人あたりの保有契約数が最も少ないのは沖縄県で、人口千人あたり78.2件となっています。
つまり沖縄県民は7.8%の人しか個人年金保険に入っていないようです。
それではなぜ富山県民は保守的なのでしょうか?
実は1996年にNHKが全国県民意識調査で、富山県民900人を対象に全国(計42,300人)との比較を行ないました。
その結果、富山県の県民意識は勤勉で、家族を大切にし助合い、信仰心も厚いという結果になりました。
確かに、女性の就業率等は高く、世帯の規模は大きく、生活保護等の社会福祉にたよらず、家族助け合って足腰強く生きています。
また老人クラブや婦人会・青年団等の地域社会組織の組織率も高く、選挙における投票行動も含めて、総じて保守的な傾向が強いとみられることが多いようです。
保守的と言えば、最近このような会話を不動産会社としました。
富山の不動産会社との会話
「こちらが地震保険になります」
「富山県で地震保険が適用されたことはありますか?」
「ありません」
「なんであるんですか?」
「東北大震災より誕生しました」
「最近の家は耐震工事されているのでさらに適用されないのでは」
「そうですね」
「入りません」
— サクラ@富山の遊び場! (@toyama_asbb) 2018年11月25日
まぁ人それぞれなので、保険は安心を買うという意味でもありますしね。
ということで、富山県で個人年金保険の契約数が断トツ1位だったのは、富山県民の県民性が関係していました。
まぁ貯金できない人とかなら個人年金保険に入ってみてもいいですし、自分で資産を運用できるなら自分で行なった方がお得でしょう。
→【利回り公開】20代 30代の富山県民は資産運用をはじめよう
お金の使い方は人それぞれなので、自分で個人年金保険について調べてみて契約するかしないか決めてみてください。
あと少し地震の話が出てきたので、こちらも参考までに。
→【富山の地震】富山県だけ震度が極端に小さい理由や確率について