呉羽町に変わった信号が出現!雪対策で試験的にカプセル型を設置
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、富山県にある信号に注目したことはありますか?
まぁ車に乗っていたら嫌でも見てしまうのですが、数年前くらいからLEDになって、なんだか富山駅前とかにペラッペラの信号が現れましたよね。
ただLEDにして電気代は節約できるようになったのですが、雪国ならではの問題点が発生して新しい信号が試験的に導入されようとしています。
そこで今回は、新たに富山に試験的に設置された新しい信号について紹介します。
これだから縦型信号機を知らない都会っ子は困るんですよ…
今の雪国の最先端はLEDで見えやすく、かつ僅か6センチという薄さで角度をつけることにより視認性と雪の重量の掛からなさを極めたハイパー信号機だぞ恐れおののけ都会人め。 pic.twitter.com/aWR2rezAuf
— あげも (@axgxexmxo) 2018年1月26日
こちらが数年前くらいから設置されたペラペラのLED信号『フラット型』です。
『フラット型』と呼ばれるものは、表面に凹凸が無く、厚さはたったの60mm。
70度の傾斜があり、雪による積雪や着雪に強いという利点があるという設計です。
昔の電球だったら発熱するので、暴風雪などのときにもしっかりと雪が溶けてくれていました。
しかし、LEDは自ら発熱をあんまりしないため雪がLEDのところに付いても溶けないんですよね。
その結果がこちら。
雪国の信号機をLEDにした結果がコレだよ。青信号です。 pic.twitter.com/SrcTExTQkV
— ヤマトP (@YamatoP256) 2018年1月24日
普通にゆっくりと雪が降るならLEDの部分に雪が付かないのですが、暴風雪など横から風がすごいときにはこのようになってしまいます。
もはや笑うしかありません。
一応、発熱しない分を温めようという試みもあるのですが、電気代を節約しようと思ってLEDにしたのにまた電気代がかかってしまいます。
そんな中、なんと富山市の呉羽町に実験的に新しい信号が現れました!
【でるラジ】
富山県内で1箇所(呉羽町)にしかない変わった形をした信号機🚦。雪対策とのことで試験的にここだけ設置しているそうなんです。皆さん見た事ありましたか?!😳#knb738 #knbラジオ pic.twitter.com/SHbmU83POb— KNBラジオ (北日本放送) (@knb_radio) 2018年11月19日
そして、こちらが新たに呉羽町に設置された信号機です。
めっちゃ近未来的。
調べてみるとこちらは『カプセル型』といって、正面灯器にカプセルカバーを装着したものです。
雪が付きにくく落ちやすい形をしているのが特徴で、黒い部分は太陽光を集めて雪を溶かす効果があります。
実は7〜8年ほど前から設置されているもの。
富山県だけかと思ったのですがすでに秋田県、福井県、滋賀県、青森県などに導入されているそうです。
この信号機の形、雪かぶり防止かな? pic.twitter.com/goAxlB1nfp
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) 2016年3月2日
ということで、初めて見る人も多いかと思いますので、ぜひ呉羽町に行った際には見つけてみてください。
雪国ならではの問題は付きませんね。
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