富山市の交番襲撃事件を受け、拳銃入れを改良し全国展開へ
どうも、編集長のサクラです。
警視庁が富山市の交番で警察官が殺害され拳銃を奪われた事件などを受け、拳銃が奪取されにくい構造に改良した新型の拳銃入れの導入を決めました。
まずは2019年度内に6000個を富山県警や警視庁、大阪府警などの地域警察官に配備することを検討しています。
2020年度予算案にも約3万個分を計上しており、全国で順次配備していく予定です。
【拳銃入れを改良 奪われにくく】https://t.co/A0MkWuNAfV
富山市の交番で警察官が殺害され拳銃を奪われた事件などを受け、警察庁は拳銃が奪取されにくい構造に改良した新型の拳銃入れの導入を決めた。今年度内に6千個配備する。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年1月31日
拳銃入れの仕様などを定めるために、国家公安委員会規則の改正が2019年1月31日決まりました。
現在のものから形状を変え、材質を革製から樹脂製に変更。
また装、着している警察官以外の者が拳銃を拳銃入れから抜き取りづらい構造に改良しました。
警察庁は「安全上、支障がある」として、具体的な構造は明らかにしていなません。
富山市の事件は2018年6月に、富山中央署奥田交番で元自衛官の男が警察官を刃物で殺害し、拳銃を強奪された事件です。
近くの小学校付近で拳銃を発砲し警備員の男性を射殺、校舎内にも撃ち込みました。
また富山市市では2019年1月にも富山西署池多駐在所で男が警察官を襲撃する事件がありました。
→【富山市の駐在所襲撃事件】犯人は大学生 どんな内容かまとめてみた
富山市の拳銃強奪事件の対策が、全国規模で行なわれているようです。
奥田交番をモデル交番にするリフォームも行なわれており、対策が進んでいます。
→【富山にモデル交番】富山市の奥田交番が建て替え予定を発表