【五箇山麦屋まつり2022】境内で繰り広げられる勇壮な舞を見てきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、平家の落人が五箇山に移り住んだという歴史をご存知でしょうか?
そうして、彼らが都を思って唄ったのが始まりと伝えられる麦屋節です。
そんな麦屋節が秋を彩るお祭りである『五箇山麦屋まつり』で、城端地区と五箇山地方で伝承する保存団体が2つあります。
今回は、五箇山地方の麦屋まつりを秋の行楽日和に行ってきました。
五箇山麦屋まつりは、南砺市平地区下梨地主神社境内で行われる秋のお祭りです。
平家の落人が、刀をくわや鎌に持ち替え、麦を刈るときに唄ったと伝えられる麦屋節をメインに歌い踊られます。
境内で踊りが披露されるだけでなく、特設ステージでの舞も堪能できます、また観客席を中心に輪踊りが繰り広げられ、観客も一緒になって楽しむことができます。
正調麦屋節のど自慢コンクールや獅子舞、舞台競演、総踊りが行われ、観光客も一緒に五箇山の集落に今も伝わる秋の風物詩を楽しめます。
場所は、平地域下梨地主神社境内となります。
そもそも五箇山は世界遺産でもあるので、様々な観光地があるので、まつり意外にも楽しめます。
→【五箇山】絶景の展望台や名物いわなを食べに行ってきた
車の場合
五箇山ICから車で約20分
福光ICから車で約25分
JR城端線城端駅から車で20分
無料の駐車場が近辺にあります。
電車の場合
あいの風とやま鉄道高岡駅からJR城端線城端下車(60分)→加能越バス、下梨下車(30分)
あいの風とやま鉄道高岡駅から加越能バス下梨下車(約2時間)
あいの風とやま鉄道高岡駅から世界遺産バス下梨下車(約1時間10分)
画像引用 「五箇山HP」より
開催日
2022年9月23日
祭のお時間は、下記のスケジュールをご確認ください。
画像引用 「五箇山HP」より
23日(月・祝)
11:00~ 麦屋節踊り講習会(笠踊り・手踊り)
のど自慢コンクール音あわせ
14:00~ 【舞台共演】
民謡子供会
正調「麦屋節」のど自慢コンクール
もみじ民謡会
越中五箇山麦屋節保存会(笠踊り)
16:00~ のど自慢コンクール 結果発表・表彰式
17:00~ 下梨地主神社秋季祭礼、獅子舞奉納
17:20~ 休息時間となり、19時まで舞台公演はございません。
19:00~ 【舞台競演】
平高等学校郷土芸能部
小谷麦屋節保存会
越中五箇山民謡保存会
越中五箇山こきりこ唄保存会
越中五箇山麦屋節保存会
21:00~ 総踊り(麦屋節) 自由参加
22:00まで
詳しい五箇山麦屋まつりの情報は、こちらの公式ホームページに記載していますので、そちらもご確認ください。
ということで、車を臨時駐車場に停めて、徒歩3分くらいのところに会場である地主神社になります。
地主神社に行く途中には、露店がちらほらあって、駐車場のところには公民館か何か忘れてしまいましたが綺麗な公衆トイレがありました。
五箇山麦屋の街灯もあって、夜は綺麗なんだろうなぁという感じ。
それで、会場の地主神社はこちらです。
かなり小さい神社で、この感じからいってたくさんの観光客が来るわけではなさそう。
麦屋節踊り講習会のある午前中に来たのですが、早速おどりで盛り上がっているところを発見!
な、なんやこれは・・・。
盆踊りのようですが、麦屋節の踊りは男性と女性で違うようですね。
菅笠を持ち踊る笠踊りと何も持たずに踊る手踊りなどがあるようで、こちらは笠踊りの講習会です。
誰でも自由に踊りを教えてもらうことができるので、旅の思い出にぜひ踊ってみてください。
今度はガチの麦屋節を見るべく、地主神社奉納の時間まで待っていると人がどんどんやってきました。
ちなみに神社の前には受付があって、麦屋節のことをいろいろ教えてもらえるので時間つぶしにいいですね。
パンフレットも受付にあります。
たくさんの人をかきわけて、カメラを受けに持ち上げて撮影してみました。
男性3名が菅笠を持って優美に踊っています。
しかもよく見てみると、踊っている人たちがかなりイケメンでした。
なに、五箇山ってイケメンが多いの?
今度は女性の麦屋節です。
こちらもこちらで、容姿が美しくないですか?
なるほどなるほど、五箇山は男性と女性ともにかなりレベルが高いです。
美男美女の地域かよ。もしかして移住して来たのかな?
どちらにせよ、踊りも雰囲気も美しく、哀調を帯びた旋律にのせて踊られる舞いに心を魅了させられました。
さて、ところ変わりまして露店についてですが、こちらのお祭りの出店は少ししかありません。
お昼ご飯というレベルの露店はなくて、鮎の塩焼きやコーヒー、お土産などが売られています。
ただ近くにお昼ご飯を食べることができる食堂などがありますので、ぜひそちらをご利用ください。
また、わたしは夜に行きませんでしたが、夜は夜で美しいようです。
ちなみに神社の横には特設ステージがあり、入場料1000円でいろんなイベントを目の前で見ることができます。
特設ステージでは、のど自慢コンクールや獅子舞、舞台競演、総踊りが行なわれます。
特設ステージではこのように舞台競演や総踊りが繰り広げられます。
後ろにあるススキも秋を感じさせますね。
もともと祭は秋の収穫祭でもあるので、実りを喜び、感謝の気持ちを分かち合う意味合いもあります。
五箇山麦屋まつりは、富山に誇る美しいお祭りでした。
ということで、こちらの五箇山麦屋まつりですが、城端でも同じく城端むぎや祭が開催されています。
日時が違うので、こちらも一緒に楽しめますね。
→【城端むぎや祭り】越中の初秋の風を感じてきた
また五箇山はそもそも世界遺産という最強の肩書きがありますので、様々な観光名所があります。
ぜひ世界遺産とともに五箇山麦屋まつりも楽しんでみてください。