台湾のゲストハウス「あひる家」で修行してきた
こんにちはアラキです。ただいまです。
富山にゲストハウスを作ろうとしているのですが(アラキのゲストハウスシリーズ)
年末年始を利用して台湾高雄のゲストハウス「あひる家」に行ってきました!12日間の修行です!
出発前の記事にどんなところか書いてありますので良ければ合わせてどうぞ。⇒【ゲストハウス】アラキ、台湾のゲストハウスで修行してきます
ざっくり言うと、オーナーのコミュ力と清潔さがずば抜けている老舗ゲストハウスです。1/3がリピーター。すご過ぎ・・・。
さて、そんなあひる家での修行。実際行ってみてどーだったんでしょうか
あひる家の掃除にかける時間は毎日6時間!!今まで日本で見てきた同規模のゲストハウスでも大体3時間くらいなので、その時間からもその徹底ぶりがうかがえます。

掃除機はもちろんのこと
アルコール水を含ませたモップで全面水拭きします。ベッド下もホコリゼロ!

で、その後はタオルでのふき掃除。ドアノブ、扇風機、ベッド枠、サイドボード。。。動かせるものはすべで動かしながら拭いていきます。水回りの掃除のときも、トイレの壁を毎日アルコール除菌して拭いています。

そして一番徹底してるなーと思ったのがスリッパもアルコール除菌していること。60足くらいはありますよ。毎日ですよ。布を分けて、裏も、表も。

6時間のがっつり掃除以外も1、2時間に1度見回りして、トイレ磨いたり、シンクの水切ったり、鏡拭いたり、キッチンの片付けをします。チェックインからだんだん汚くなっていってそれを次の日リセット!ではなく、ずーーーーっときれいな状況が保たれています。
掃除機のかけ方ひとつとってもあひる家哲学があって、もう、すごい。これをやるのは、スタッフの人数も必要だし、正直かなり大変。私のゲストハウスがどこまでできるか、チャレンジ企画ですね。あひるみたいにピッカピカにしてやる!!
アラキのこだわりはベッドまわり。すごく背の高い立てる2段ベッドにする予定なのと、ゲストハウスだけどシーツは宿側で敷くこと!

敷きやすいシーツを事前に考えていて、考え過ぎてオリジナルシーツを作る!というつもりでした。ゲストハウスのシーツを考える
あひる家を選んだ理由の一つはシーツを宿側でセットしているから(しかも自分で洗っています。台湾のリネン業者の洗剤は臭いんですって)。どんなオペレーションをしているのか絶対に見ておきたかったのです。
あひる家のシーツは既製品でオーソドックスな形のものを採用していました。手慣れたスタッフだと、マットレスシーツ、掛け布団シーツ、それぞれ1分くらいでセットすることが出来ます。早い!
なんだ、普通のシーツで行けるねか!!
この発見は大きかったです。今まで掛け布団カバーつけるとき布団の中にもぐって、ぐちゃぐちゃになって結局タテヨコわからんくなってモウヤダー!!ってなってたアレは何だったのでしょう。アイロンだって掛けなくてもピシっとなってました。
あひる家ですごいと思ったのが、スタッフがみんなオーナー夫婦をめっちゃ好きってこと。

日本人の佐々木さんと

台湾人の晴(はる)さん。むっちゃ美人。・・・むっちゃ美人。

結構人ともビシッと注意する時はするけど、スタッフとはいつも仲良し。「どうなの?不満無いの?」とスタッフにこっそり聞いたら「一つもないですね。プライベートで嫌なことがあっても晴さんに会ってると忘れられるから出勤するの楽しみ」と言わせる始末。

こういう状態だと、スタッフは居心地がいいので勤務時間以外もゲストハウスにいるようになります。すると共有スペースでダラダラします。お客さんとしゃべります。盛り上がって一緒にご飯行きます。友達になります。お客さんが差し入れするようになります。それを他のお客さんにも声をかけてみんなで食べます。もっと輪が広がります。
いいサイクルが生まれます。
今回の修行中にもスタッフがそばや雑煮を作ってみんなで食べたり、お客さんとご飯行ったり、ケーキを差し入れして分け分けして食べました。
アラキもすでにあひる家ロスに見舞われる始末。
あひる家はその圧倒的な清潔さもすごいですが、なんといってもオーナーの魅力がきっかけに生まれるいいコミュニケーションサイクルがすごい。これはオーナーが直接働きかけをしない場合も影響を与えています。アラキはこんなオーナーになれるかな、ちょっと自信がない。って思うくらいステキなオーナーでした。
色んな事を吸収できた修行もあっという間に終わりを迎え、羽田に帰ってきました。カバンを開けて愕然。

あひる家のカギ持って帰ってきてた。・・・アラキはいろいろ足りていませんが、頑張ります!!!
台湾に行く際は高雄へ!あひる家へ~!