【桂樹舎 和紙文庫】伝統工芸である八尾和紙作りを体験してきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、日本古来の紙である「和紙」を使ったことがありますか?
その歴史は3世紀までさかのぼり、衣装や寝具に使われるなど世界的にも珍しい文化とされています
そんな和紙でも特に越中和紙(八尾和紙)は、奈良時代に書かれた「正倉院文書」の古文書にも記されているくらい歴史があります。
そこで今回は、越中和紙を実際に作ることができるという『桂樹舎』にやってきたので紹介したいと思います。
画像引用 「桂樹舎」より
桂樹舎は、富山市八尾町にある八尾和紙について知ることができる施設です。
八尾和紙は国の伝統工芸品にも指定されており、自然の手ざわりの温かみは時代を越えて人々の心を捉えます。
建物は廃校になった山合いの分校を井田川沿いに移築したもの。
博物館では紀元前1,000年のパピルスなど紙の発展過程を見たり、和紙を材料とした加工品の生活必需品など様々な紙製品や民芸品を見ることができます。
八尾和紙の加工品が即売されているショップや和カフェも併設しており、予約すれば紙漉き体験もできます。
住所
富山県富山市八尾町鏡町668-4
電車の場合
JR高山本線越中八尾駅からバスで約7分
車の場合
JR高山本線越中八尾駅から車で約5分
北陸自動車道富山西ICから車で約15分
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休業日
9月5日~6日、12月29日~1月10日
ということで、八尾にある「桂樹舎」にやってきました。
和紙ってなんかいいですよね、歴史も美しさも強さもある大和撫子な感じが良いですよね。
そんなわけで早速ですが、今回は和紙作りに挑戦します!
桂樹舎では、越中八尾和紙のことを知ってもらいたく「紙漉き体験」を実施しています。
A3ほどの大きさの和紙にキレイな葉っぱを散らしてオリジナルの1枚を作ることができるんですね。
しかも500円でできるようなので、子どもからお年寄りの方まで幅広い人たちが体験しています。
まずは、和紙の飾りを3枚セレクトします。
この3枚で自分のセンスが問われると思うと緊張しますね。
緊張に心潰されそうなので私は目をつぶって選びました。
こんな感じですね。
ちなみに友人は八尾の城ヶ山から拾ってきた河津桜の花びらと梅の花びらを持ち込みました。
ただ和紙にする際にどのような色合いになるかは分からないので、どんな結果になろうとも自己責任でお願いしますとのこと。
ちなみに押し花なら綺麗に和紙に貼り付きます。
お姉さんから説明を聞いて、レッツトライ!
水、冷たっ!
衝撃的な冷たさ、ひょえー。世界一寒いサハ共和国くらいの冷たさです。
左右、上下に揺らします。
これはなかなかのテクニックが必要ですね。
水の中で揺らす時にチャポンチャポンと癒される音が鳴り響きます。
お姉さんに「なかなかお上手ですよ。」と言われてドヤ顔でカメラ目線のわんぱく小僧の友人。
次の行程は、選んだ飾りの場所を決めます。
友人は梅の花びらと桜の花びらを散らしました。
飾りを置く場所を決めたら、金粉でおめかしです。
そこから掃除機でシュコォーと水分を吸い取り、巨大アイロンで完全に水分を飛ばして出来上がりです。
早っ!
パパッと手作り体験が出来るので気負いしなくても良いですし、飽き性の私にもぴったり。
さて、出来上がりは…
花びらを使用した和紙は、花びらが変色してしまいましたが、これはこれで良いね!
梅の花びらが紫色に変化して美しいです。
目をつぶって選んだ飾りの和紙も素敵に出来上がりました。
八尾の桂樹社さんでの「和紙すき体験」
季節の花などを使用して、和紙で季節を感じ取るのも良いのではないでしょうか?
伝統工芸の和紙すきをした後は、ゆっくり休もう。
紙すき体験の情報は以下のようになっています。
[紙すき体験料] 500円
[実施日] 平日
[時間] 9:00~12:00、13:00~16:00
[所要時間] お一人約10分
[予約制] 事前にお申込みください。(2名様より受付致します。)
ぜひ、一度、親子や友人と体験してみてください。
ADDRESS | 富山県富山市八尾町鏡町668-4 |
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ホームページ | 桂樹舎和紙文庫 |
OPEN | 9:00~17:00 |
CLOSE | 9月5日~6日、12月29日~1月10日 |
Parking | あり |