個人の趣味が美術館になる「西田美術館」
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
上市に向かっている途中に、西田美術館はこちらという看板を発見した。
誰だよ。
そう思ってしまったのが関の山。
車は自然と西田美術館へ向かっていた。
美術館の横には、富士化学工業があった。
そう。
西田美術館は、富士化学工業の創設者。
西田安正が個人的に海外で直接収集した美術品を中心に展示している美術館だったのだ。
会社でたらふく儲けた資産、それで、絵画などを趣味で集め、
美術館にするまで買いあさったマッドアーティストやろうだぜ。(注意;本当は会社を作ったすごい人)
美術館は、普通の建物を無理矢理美術館にしたような構造だった。
だが、金メッキで固められた西田美術館という文字は、富豪の象徴だ。
館内は、西田安正の趣味で、オリエント文化からシルクロードを経て中国に至る陶磁器・彫刻作品を集めている。
700点を超えるコレクションは、この種の美術館では全国的にも稀なものといわれているらしい。
ただ、ホームページはちょっとオシャレな感じに作っている。
外には、アルプル山脈と工場の敷地。
なぞのモニュメント。
パターゴルフができそうな広場があった。
西田安正は石集めも趣味でやっていたらしく、様々な都道府県の石が飾られていた。
ますます無邪気なイメージをもってしまう。
西田安正。ただ、富士化学工業を作った天才ぶりは参考にしなければならない。
・・・きっとここには、もう二度と来ないだろう。ありがとう西田安正。
TEL 076-472-0061
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