【富山の紅ズワイガニ】ブランド化された高志の紅ガニを食べてみた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、富山湾にある海の幸といえば何を思い浮かべるでしょうあ?
ホタルイカ、白エビ、ブリなど、様々な「富山のさかな」がおり、実はそれぞれブランド名があります。
春のホタルイカ→「富山湾の神秘」
夏のシロエビ→「富山湾の宝石」
冬のブリ→「富山湾の王者」
そんななか秋にこそ食べたい富山の魚もあり、それがこちら。
秋のベニズワイガニ→「富山湾の朝陽」
ということで今回は、秋にこそ食べてみたい富山湾のベニズワイガニについて紹介していきたいと思います。
高志の紅ガニは、富山県(高志の国)で採れる紅ズワイガニのことです。
富山県ではすでにホタルイカ、シロエビ、ブリと代表する名産品がありますが、2016年に第4のスターとなるべくブランド化されました。
富山県内では漁業者の間で紅ズワイガニのことを「アカガニ」と呼んでおり、、県の地名ゆかりの「高志」と良い物の提供をめざす漁業者の「高い志」を重ねたネーミングでとなっています。
こちらの高志の紅ガニには、キャッチコピーもあります。
それが、「富山湾の朝陽(あさひ)」
朝獲れの紅ズワイガニを満載した漁船が港に近づいてくる紅い体は、富山湾から昇る太陽、スッと伸びた脚は、陽光にも重なります。
そして、価値も認知度も「どんどん上昇していってほしい」という思いを込めたキャッチフレーズなのです。
富山湾のベニズワイガニは、普通のズワイよりも早い漁期となっています。
富山県では漁の解禁は9月1日で、だいたい5月31日まで漁が行なわれます。
ブランド規格は以下のようになっています。
・県内の漁港で水揚げされたもの
・概ね1,000g以上
・甲幅140mm以上
・すべての足がついているもの
新鮮な高志の紅ガニを購入するなら、新湊漁港で卸される「きっときと市場」が最適です。
まるごと1匹購入できる他、こちらでは新鮮なカニをそのままいただくことができます。
通販ですと今のところ、射水市のふるさと納税で高志の紅ガニがありました。
また、さきほど紹介した「きっときと市場」の横にある新湊漁港では昼セリを見学することができます。
昼セリは予約制で、こちらが昼セリの建物らしいのですが、完全に一般人を寄せ付けないオーラが出ています。
昼セリはバスツアーなどの観光ツアーの1つにも含まれるくらいの人気ぶり。
実際の昼セリはこんな感じで、圧巻の光景です。
これだけたくさんのカニがいるのに、あっという間によくわからない言葉で競り落とされていきました。
県外の人はともかく、県内の人もやっぱり漁港で競り落とされた姿を見ないと損ですね。
すごい迫力ですし、ぜひ高志の紅ガニを食べるならセリから見ておきましょう。
そんな新鮮なベニズワイガニを食べるにはどこに行けばいいのか。
もちろん富山県の料亭やレストランなどで高志の紅ガニを食べることができます。
しかし、わたしが一番におすすめするのは、きっときと市場にある『きっときと亭』です。
実は先ほどセリ下ろされたカニはここで食べることができます。
勘の鋭い人はわかるかと思いますが、「きっときと市場」に行けば高志の紅ガニのすべてが手に入ります。
どん!
マジでまるごときました。あとカニご飯とカニみそ汁も付いてきて、ほんとカニづくし。
味はと言うと、マジで今までのカニはなんだったんだってくらい旨い!
新鮮だからってのもあるのかもしれませんが、本当においしいからみんな食べにきて!
→【きっときと亭】昼セリの採れたて紅ズワイガニが美味すぎた
またこちらにある『きっときと市場』には、紅ズワイガニソフトクリームという完全にヤバそうなソフトクリームがあります。
キャッチワードが「アスタキサンチンたっぷり!」だったのですが、全然魅力に感じません。
そして実際に食べてみたところ、めちゃくちゃマズかったのでみなさんもマジで食べてみてほしい。
ということで、富山県の新たなブランドである『古志の紅ガニ』ですが、味はおいしくますますブランド化してほしいですね。
ちなみにきっときと市場では、1匹3,000円くらいでした。高い。
ぜひみなさんも値段がどんどん高くなる前に、一度、富山県にきて食べてみてください。
ちなみに富山県には他にも様々なご当地グルメがありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。