【富山県水墨美術館】日本で唯一の美術館 墨一色の絵画がここに
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、日本で唯一ある水墨美術館が富山にあることをご存知ですか?
それが「富山県水墨美術館」であり、富山に住んでいるなら知っている人が多いかと思います。
水墨画とは、墨一色で表現される絵画で、墨線だけでなく、墨を面的に使用し、ぼかしで濃淡・明暗を表す美術。
墨一色で表現した絵画は、日本では奈良時代の作例があり、古代から制作されていた。
そんな歴史のある水墨画を一目見ることができるということで、こちらの美術館を紹介したいと思います。
画像引用 「富山県水墨美術館」より
富山県水墨美術館は、水墨の二文字を名称に持つ全国的にも珍しい美術館です。
常設展示では横山大観や竹内栖鳳など日本を代表する作家の作品をはじめ、富山県出身の下保昭、篁牛人など、個性豊かな作家の作品を見ることができます。
年6回ほど開催する企画展では、水墨画や日本画に限らず、染織や陶芸など多彩な日本の美を鑑賞できます。
緑の芝生が広がる中庭、平屋瓦葺の和風建築。自然に囲まれた空間の中で、日本の伝統と美の神髄にふれ、心安らぐひとときとなるでしょう。
住所
富山県富山市五福777
電車の場合
富山駅南口から市内電車大学前行「富山トヨペット本社前(五福末広町)」下車 徒歩約10分
車の場合
北陸自動車道富山ICから車で約20分
営業時間
9:30〜18:00
休館日
月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始・臨時休館日
※詳しくはこちらの開館日程をご覧ください。
展示室以外はフリースペース(入場無料)です。
常設展
一般 200円(160円)
企画展
企画展ごとに設定
ということで、富山県水墨美術館にやってきました。
富山大学からも近く、富山駅からも路面電車で来ることができます。
ものすごい敷地が広そうですが、地図があったので見てみます。
富山県水墨美術館のマップを見ると、とても広い敷地にあることがわかりました。
そして、五福山水苑。
五福地内の文教地区に位置するらしいが、正直、なぜ五福山水苑というのかはわからない。
肝心の富山県水墨美術館はこちらの建物になります。
やけにでかい。
アメリカの家みたいに、二階がなく、庭がやたらと広い・・・だが、日本文化の美術館。
館内はもちろん撮影禁止でしたが、館内から外に出たところは撮影OKでした。
この水墨美術館に展示されている作品は、富岡鉄斎、竹内栖鳳、横山大観、菱田春草、小林古径、入江波光、堂本印象、横山操、加山又造・・・など、約30 人の作家の作品を収蔵しています。
誰か今の中で知っている人がいたら、あなたは水墨美術博士になれますね。
芸術に精神性が乏しくなったといわれる今日、色彩豊かで華やかな絵画では決して味わえない、水墨画ならではの精神世界を体験できます。
美術館の一番奥には、茶室「墨光庵」というものもありました。
茶を飲むには500円かかりますが、茶室を見るのは無料なので、人目を気にせずガンガン見に行こう!
そして、季節によって企画展も行っているので、水墨画以外の美術にも触れることができ、古風な一日になること間違いなしです。
春には桜の名所にもなっていて、庭は無料でしだれ桜が見ることができます。
なんと美しい。
この大きな空間に1本だけあるというのが風流で、水墨美術館、粋なことをしてくれます。
ということで、富山県水墨美術館はここでしか見ることができない日本で唯一の場所となっていました。
おそらく年配の方が好きなのでしょうが、若い人も改めて見てみると新たな発見があるかも知れません。
若者こそぜひ一度行ってみてください。
ADDRESS | 富山県富山市五福777 |
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ホームページ | 富山県水墨美術館 |
OPEN | 9:30〜18:00 |
CLOSE | 月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始・臨時休館日 |