ろくろ小屋のイケメンに逢える「庄川ウッドプラザ」
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
庄川水記念公園の端っこには「庄川ウッドプラザ」なるものが存在する。
そこは、庄川の特産品の庄川ゆず製品や、伝統工芸のろくろ製品や木工品、木のおもちゃや富山の観光おみやげ品が売っているお店だ。
看板もなんかよくわからない木で構成されていて
なんなんですかね。
「プ」だけ前に出過ぎだろ。
とりあえず行ってみると、足湯とゆずソフトクリームをごり押ししていた。
さすがは庄川の特産物だ。
普通の人なら、ゆずソフトを食べながら足湯に浸るところを
まるっきり無視して、よくわからない水車を紹介したいと思います。
やはり、「庄川ウッドプラザ」の魅力はなんといってもこの水車。
はっきり言って、ツウは足湯よりもゆずソフトクリームよりも水車を見に来ます。
一人称で語られるこの水車は、哀愁漂う雰囲気がある。
「毎日の仕事は水車小屋のろくろを廻すこととみんなの心をなごますこと・・・・・・・・です。」
一体、「・・・」の間に何の迷いがあったのでしょうか。
きっと、ブラック企業の社長が社員に無理矢理働かせているように
水車くんも無理矢理働かされていて、無理矢理「みんなの心をなごますこと」を言わされているに違いない。
ぼくは水車くんをこき使うビジネスライク野郎を許さない!
ちょっくら、ジブラルタル海峡までぶっ飛ばそうと思います。
すると、水車小屋をのぞいている女性がいるではないか。
レディーと雑談する暇があったら、お前が働け!
そして、1人身の俺に謝れ!
一体、水車くんをこき使うのはどんな野郎なんだ!
この尖った鼻立ち。
胸元のボタンを一つ取るセクシーさ。
なにより一点を見つめて、手以外は微動だにしない仕事人。
だからといって、水車くんをこき使っていいわけがない。
ぼくは勇気を振り絞り、こいつに「水車くんをお風呂の排水溝に貯まる髪の毛のように扱うな!」と言ってやった。
隣にいた女性は
「プルルルル…プルルルル…もしもし、警察の方ですか?なんか変な人がいるんですけど・・・。」
とだけ言い残し、どこかに行ってしまった。
何もしゃべらない彼だが、目を見れば、何を言っているのかわかった。
「自分。不器用ですから・・・」
余談だが、「庄川ウッドプラザ」には鯉もおり、なぜか池の上には河童もいる。
そして、その横にはなんと足湯がある。
並んで10人も入れない程度の小さな足湯だが、本物の温泉を使っている。
足湯に浸かりながら今宵も水車くんと家主の仕事ぶりを見るのが「庄川ウッドプラザ」の本当の魅力である。
ぜひろくろ小屋のイケメンに会いに来てほしい。
庄川ウッドプラザには他にも
・「庄川水資料館」と「庄川美術館」そして、「フンは持ち帰ろう」
があるので、ぜひ他のところにも行ってみてください。
ADDRESS | 富山県砺波市庄川町金屋1058 |
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TEL | 0763-82-6841 |
OPEN | 9:00~18:00 |
CLOSE | NO CLOSE |