【TOYAMAキラリ】空間建築のある富山市ガラス美術館に行ってきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですが、みなさんは「TOYAMAキラリ」をご存知でしょうか?
キラリと言えば、「同じ涙がキラリ 俺が天使だったなら」などとスピッツの曲を口ずさんでしまう人も多いでしょう。たぶん。
そんなTOYAMAキラリは、まちなかの賑わい創出、文化、芸術の発信を目指した複合施設であり、館内にはカフェ・ショップ・図書館・美術館などがあります。
そこで今回は、そんなTOYAMAキラリには何があるのか実際にいろいろ行ってきました!
画像引用 「TOYAMAキラリ」より
TOYAMAキラリは、世界的な建築家の隈研吾氏が設計を手掛けた複合施設です。
ここには、御影石、ガラス、アルミの異なる素材を組み合わせ、表情豊かな立山連峰を彷彿とさせる外観となっています。
また、内部は富山県産材のルーバー(羽板)を活用した温もりのある開放的な空間となっています。
館内にある富山市ガラス美術館では、常設展・4階「コレクション展」や様々な企画展に加え、6階「グラス・アート・ガーデン」では、現代ガラス美術の巨匠デイル・チフーリ氏の工房が制作したインスタレーション(空間芸術)作品を展示しています。
画像引用 「TOYAMAキラリ」より
住所
富山県富山市西町5番1号
電車の場合
富山駅からしない電車環状線にて12分「グランドプラザ前」下車徒歩2分
車の場合
富山ICより20分
専用の駐車場がありませんので、近くの有料駐車場に停めてください。
富山市ガラス美術館
開館時間:9:30-18:00、金・土は20:00まで
休館日:第1・3水曜日、年末年始
カフェ・ショップ
開館時間:9:30-19:00、金・土は20:00まで
休館日:第1水曜日、年末年始
ギャラリー
開館時間:9:00-21:00
休館日:年末年始
画像引用 「TOYAMAキラリ」より
ガラス美術館は2~6階に入り、「ガラスの街とやま」の中核施設として現代ガラス美術を中心とし、図書館は3~6階で蔵書約45万冊を備え、2階にはカフェとミュージアムショップとなっています。
ということで、TOYAMAキラリにやってきました。
めちゃくちゃオシャレなデザインですね。
外観は立山の氷の岩脈をイメージしているようですが、設計は日本を代表する建築間の隈研吾さんが行いました。
再開発の計画が1996年にスタートし、富山大和の移転新築などを経て、2013年に着工。工事自体は2年で完成しましたが、計画開始から数えると19年かかった建築物。
ちなみに、外に置いてあるベンチも「キラリ」
キの先っぽに、めっちゃ刺さりそうですね。
総事業費は182億8千万円というとんでもない一大事業だったようです。
さて、それではTOYAMAキラリの館内がどのようになっているかを今度は確かめたいと思います。
まずは、TOYAMAキラリの全貌をどうぞ!
すごくないですか?
私が小学生なら、絶対鬼ごっこしてたと思います。富山とは思えない近代的な建築物で美しすぎる。
ガラスの棚とスギの棚が上手に組み合わさり、光が館内を照らし出しています。
ちなみにここから撮影した写真は、撮影スポットとなっており、誰でも写真を撮ることが出来ます。
コレクション展 ※作品の展示替えあり
続いて、富山市ガラス美術館に行ってみたいと思います。
こちらではこのようなガラス美術品があるだけでなく、6階にある「グラス・アート・ガーデン」がすごいんです!
なんでも、アメリカ出身の作家である現代ガラス美術の巨匠デイル・チフーリ氏の作品展だとか。
ここからは撮影禁止ですし、特別な許可で写真を掲載しています。
デイル・チフーリ《シャンデリア》2015年, 富山市ガラス美術館所蔵
まず現れたのは、新しいシャンデリアのようなガラス造形だ。
もしこれが頭に落ちてきたならば、高確率で1本は刺さるな。
不運な人は全本刺さるかもしれないし。そもそも落ちないか。
デイル・チフーリ《トヤマ・リーズ》2015年, H323×W424×D549cm, 富山市ガラス美術館所蔵
続いて、木から氷のようなものが生えている作品。
これファイナルファンタジーとかの攻撃で見たことあるな。
ゲームだからめっちゃ敵に刺さるけど、全然倒れない。リアルだと瞬殺だと思う。
デイル・チフーリ《トヤマ・ペルシャン・シーリング》2015年, H45×W575×D217.8cm, 富山市ガラス美術館所蔵
続いて、華やかな通路に出くわしました。
あぁ、すんごい。ここはパワースポットや!
デイル・チフーリ《トヤマ・フロート・ボート》2015年, H60×W917.5×D657.5cm, 富山市ガラス美術館所蔵
今度は、ボートのようなものに丸いガラスがたくさん積まれている。
なんか1体、モンスターズインクが混じってないか?
これまた宇宙を感じるような素晴らしい作品だ。
デイル・チフーリ《トヤマ・ミルフィオリ》2015年, H280×W940×D580cm, 富山市ガラス美術館所蔵
最後はこちらのドでかい作品。
トヤマ・ミルフィオリといって、ジャングルの植物のような力強さがある。
こんなのどうやって作るんだろうか?
デイル・チフーリ氏のことは知らなかったが、彼の作品は気に入りました。
TOYAMAキラリの2階には、FUMUROYA CAFEという創業慶応元年(1865年)の加賀麩の老舗不室屋がプロデュースする和カフェがあります。
コーヒーなどの定番メニューから、「麩(ふ)」を取り入れた甘味やランチなど、多彩なメニューを提供しています。
看板に『ふ』って書いてあって、最初は何のお店かわかりませんでした。
メニューは麩を使用したヘルシーかつ美しいランチがあります。
季節によっていろいろとメニューが変わるみたいなので、そのときのおすすめ品を食べるのがいいかと思います。
美術館鑑賞が終わった後や、図書館で借りた本を読んだり、ゆっくりとくつろげる空間となっていました。
→【フムロヤカフェ】加賀麩の専門店がある富山キラリに行ってきた
ということで、こちらのTOYAMAキラリの館内は素晴らしいアートに溢れていました。
これだけすごい作品たちを見ることができるのだが、常設展はなんと200円!
どうなってるんだ、安すぎる!
ぜひ、グランドプラザや富山大和にお越しの際は気軽に行ってみてください。
ADDRESS | 富山県富山市西町5-1 |
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TEL | 076-461-3100 |
OPEN |
9:30-18:00 金土は20:00まで |
CLOSE | 第1・第3水曜日、年末年始 |
Parking | なし |