毎年上位にランキングする富山県の学力テストの順位を疑ったことがありますか?
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
実は、毎年4月に、全国学力テストというものを小学6年生と中学3年生に行っているのですが、
文部科学省が8月ごろに、その学力テストの結果を公表し、全国ランキングをつけている。
富山県はというと、小学校・中学校ともに平均の正答率が全ての科目で全国平均を上回り、
小学生では、国語Aは全国14位、算数Bは全国4位でした。
中学3年生では、国語A・Bと数学Aが3位、数学Bが4位でした。
なんか、一見、「富山県って、結構、頭が良いんじゃね?」と思いますよね。
しかし、学力が上位の県は、ほぼ間違いなく事前テスト対策をしているのです!
少なくとも、富山県はそうでした。
さらに言えば、神奈川や大阪は、事前テスト対策を行っていません。
本来、学力テストは、学校や生徒の学力状況を「調べ」、「分析」し、それに基づいて、今後の学校教育施策や生徒指導施策を「計画」し、それを「実施」するためのものです。
なのに、事前指導をしたり、事前指導で同じ問題をさせて、何の意味があるのでしょうか。
学校全体の成績が低ければ、その学校に何らかの課題があるということが判明します。
原因が「地域」にあるのか、「教諭」にあるのか、「生徒」にあるのか、それは、それぞれで分析すればよいのです。
そして、分析の結果、原因が判明し、それに対処するだけです。
では、なぜ事前指導をするのだろうか?
それは間違いなく
「うちの学校の教員は、こんなにがんばりました!!」というアピール
のためだけでしかありません。
決して「生徒のために」ではありません。
このような不正は、「学力テストにかかる費用」=「税金」の無駄遣いじゃないかなぁと思います。
そんなのだから、都会圏に、将来学力で負けてしまうのです。
富山県のみなさんも、
「富山県に住んでいたら、子どもが賢くなるよ!」
とか思わずに、本来の教育を考え、社会人になっても優秀な子に育つ環境を作りましょう。