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【洞杉群】巨大な石の上に伸びる!魚津市のスギが圧巻すぎたw

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

めちゃくちゃ卵を大切に温めている杉の写真から失礼します。

編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは「スギ」は好きですか?

おそらく多くの日本人がスギ花粉に悩まされているため、嫌いな人が多いと思いますがまぁ待ってください。

実は魚津市に推定樹齢500年以上のすごいスギがいっぱいあるんです。

ということで今回は、そんな杉を見に行ってきましたので紹介したいと思います。

目次


1. 洞杉群
2. 場所
3. 行ってきた
4. まとめ


1. 洞杉群

南又谷流域標高500~700m付近の推定樹齢500年以上の天然スギ群生地。

古朴で幹に空洞があることから「洞杉」と呼ばれ、最大のもので幹周りが約16mあります。

この地域のスギ群落の特徴は大きさや樹齢よりも、その立地と生育の携帯にあり、この地域の地形からは花崗岩質の巨大な転石が見られます。

群落のスギの多くはこの巨大な石や露岩の上に乗るような形で生育しており、この大転石とそれを抱くスギの大木の根の様子は他では見られないような独特の景観を作り出しています。




2. 場所

住所
富山県魚津市南又谷

車の場合
あいの風とやま鉄道魚津駅から車で30分

駐車場
市道南又線駐車場から先は、周辺の自然環境保全の目的でマイカー乗り入れ自粛区域となっています。
そのため、駐車場から約2km歩きます。






3. 行ってきた

ということで、魚津市南又谷にやってきました。

普段は駐車場から歩かないと蛇石を見ることができませんが、今回はVISIT富山を利用してバスツアーで来たので、歩かなくてもOKでした。

神すぎるプランや。


バスを降りて、橋を渡り、まず現れたのが「杉の尾の岩屋」

どうやらこちらの岩屋は狩猟基地の役割を果たしていて、米や味噌を保存していたようです。


下から見ると落ちてきそうな迫力です。

いきなりスギ関係ないですが、ここにはベンチもあって休息できるようになっています。


その横に大きな杉の木がありました。

過去の調査では大小合わせて124本が確認されていますが、人が近づけない場所を含めてそれ以上の数が生育しているそうです。


さらに奥に進むともっと杉があるようです。

個人で来るなら迷子になりそうですが、今回はツアーで来たため安心です。

もっと奥に進みます。


すると開けたスペースがあり、ここにも胴杉がありました。

めっちゃでかい。

どうやら樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っているようです。


ちなみに洞杉の名前の由来は、幹の内部が空洞になっているものが多いことからそう呼ばれるようになったと言われています。

なるほど、道理で聞いたことない名前だなぁって思ってました。


さらに奥に進みます。

ここでは熊除けの鈴がありました。


「熊なんてどうせいないでしょ。バカも休み休み言え」と思っている人。

道の途中で、熊が掻いたと思われる杉がありました。

えっ、こんなエグレル?

この杉の木がもし人間だったとしたら、今ごろ服が全部破けて全裸になっているところです。


そしてこちらが圧巻の胴杉だぁ!

洞杉の多くは、巨大な石を抱え込むような形で生息しているのが特徴です。

これは普通の場所では、小さい植物などに栄養を取られて生存競争に負けるからだそうで、自然界のブルーオーシャンですね。


他にもたくさん胴杉があって、その代わり道がこんな感じです。

雨の日などは特に滑りやすいのでスニーカーで来ましょう。



(大人の遠足です。)




まとめ

ということで、胴杉を見に行ってきましたが、もののけ姫に出てきそうなパワースポットでした。

今回行った時は天気が悪かったですが、それでもすごい迫力で楽しめました。

ちなみに近くに蛇石という不思議な石もありますので、ぜひそちらも見に行ってみて下さい!

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