【龍石(蛇石)】水神様の宿る!魚津市にある不思議な石を見てきた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、「龍石」もしくは「蛇石」を見たことがありますか?
おそらくイメージ的に「力強いドラゴンのような形の石」もしくは「蛇のような細長い石」かと思います。
実は富山県魚津市には、そんな名前を持つ石が川の上流の方にあります。
今回はそんな不思議な力を持つと言われる石を見に行ってきたので紹介します。
雨乞いの石として有名な蛇石は、南又谷蛇石橋の上流側河原にあり、すぐそばの龍石祠のご霊代の石として「龍石」とも呼ばれています。
白い花崗岩に貫入した黒い輝緑岩の模様が、まるで石に大蛇か龍が巻き付いているような姿になっています。
伝説によれば昔、三太という狩人がこの谷で道に迷い巨岩を抱いた大蛇を発見し、金と銀の弾を撃ちこんだところ、雷鳴とともに石に絡み付いて死に絶え、その恨みが大洪水を起こしたといわれています。
そのため今でも片貝川に洪水があると、そのたたりと恐れられ干ばつの時にはこの石を打ちたたけば必ず雷雨を伴うと信じられています。
ここでは、普段わからない石のもつ不思議な力を感じることができるかもしれません。
住所
富山県魚津市南又谷
車の場合
あいの風とやま鉄道魚津駅から車で30分
駐車場
市道南又線駐車場から先は、周辺の自然環境保全の目的でマイカー乗り入れ自粛区域となっています。
そのため、駐車場から約2km歩きます。
ということで、魚津市南又谷にやってきました。
普段は駐車場から歩かないと蛇石を見ることができませんが、今回はVISIT富山を利用してバスツアーで来たので、歩かなくてもOKでした。
神すぎるプランや。
ちなみにここは洞杉群としても有名で、そこらへんに大きな杉があります。
しかし今回の目的は蛇石。
道路からはほんの少しだけ歩いていきます。
途中に「龍石祠」がありました。
龍石祠は、片貝川の電力事業の守護神をお祀りする目的に作られたようで、こちらの御霊代の石が「龍石」だそうです。
さらに看板。
ここから川に下っていきます。
雨の日などは滑りやすくなっているので注意しましょう。
特別に道が舗装されているわけではないので、スニーカーなどがいいですね。
そして川にやってくると現れたのが「龍石」です。
最初に思っていた「力強いドラゴンのような形の石」もしくは「蛇のような細長い石」とは違い、石の中に蛇がある感じでした。
なるほど…。
これは事前に言われなかったら気付かなかったわ。
近くで見てみると、確かに特殊な石の形をしています。
もしこれが本当に龍もしくは蛇だったとしたら、相当な大きさですね。
神聖なモノと聞いて触りませんでしたが、きっとゴツゴツしているのでしょう。
ということで、龍石(蛇石)を見に行ってきましたが、なかなかのマニアックスポットですね。
今回行った時は天気が悪かったですが、それでも片貝川の水が綺麗で、川の音に癒されました。
ちなみに近くに胴杉もありますので、ぜひ合わせて見に行ってみてください。