【安田城月見の宴2019】武者行列で夏の終わりを感じよう!
どうも、編集長のサクラです。
もうすっかり秋の香りが漂ってきましたが、みなさんどうお過ごしでしょうか?
秋と言えば、お月見の季節でもあり団子を片手に満月を見る人もいるかと思います。
そもそもお月見とは、秋の美しい月を観賞しながら秋の収穫に感謝をする行事です。そんな行事だからこそ、富山県でも秋の収穫を祝おうではないか!
ということで本日は富山の『安田城月見の宴』についてご紹介したいと思います。
毎年8月下旬に富山市婦中町安田地区にある「安田城跡」で開催されるイベントです。
安田城は富山県富山市婦中町安田にあった戦国時代末のお城で、存城期間が短かったため後世の改変がなく、当時の遺構をほぼそのまま残す全国的にも貴重な城跡です。
1981年、「安田城跡」の名称で国の史跡に指定されてから、安田城月見の宴は実行委員会を中心に平成5年から毎年、開催されています。
少年少女武者行列や、日が沈むと周囲に飾られた千有余の提灯が堀の水面に映える光景は絶景で、舞台では雅楽や詩吟などの芸能が行われ、市民の文化活動の発表の場にもなっています。
会場は、富山市にある安田城跡です。
住所
富山県富山市婦中町安田
電車の場合
JR北陸本線「富山駅」からJR高山本線「速星駅」下車、タクシーで5分
車の場合
富山西ICより車で8分
駐車場は小さいですが、係員に従って路上に停めることができます。
毎年8月下旬に行なわれているイベントです。
開催日
2019年は8月24日(土)
開催時間
17:30~21:00
※こちらからは過去に行ったときの写真で、2018年のものではありません。
ということで、安田城月見の宴が行なわれる安田城にやってきました。
ここは富山市ファミリーパークからも近いので、動物園帰りに立ち寄るってのもありですね。
→【富山市ファミリーパーク】ライチョウが魅力の動物園に行ってきた
ただかなりマニアックなイベントのため知らない人も多いんじゃないですかね。
武者行列で幕開けするということで開催時刻は17時20分まで待っていました。
そうして時間になると、なにやら馬に乗った武士と武者たちがこちらに歩いてきたではないか!
なんか思っていたより可愛い。
それはなぜかというと・・・。
歩いているのが子どもたち!
だからなんだか可愛かったんですね。
ただ、馬に乗っている人はめちゃくちゃ強そうで彼は高校生か大学生かな?
開会式もすぐに終わり、いざ城跡の中へ!
城跡の中で宴会とかめちゃくちゃ楽しそうだな。
月見の宴は地区の活性化や交流を目的で、地元住民の手で行なわれているので、ここにいる人たちもほとんど地元の人たちなんだろう。
ただ、こういうマニアックなイベント、わたし大好きなんですよね。
城跡内では、露店やイベントで盛り上がっていました。
こんな場所で祭りをするのだから、なんだか歴史を感じちゃいますよね。
堀に水面もあるのも美しいのですが、子どもは落ちないように要注意です。
今度はこどもたちによる武者行列演技が始まりました。
さきほどの子どもたちが槍や刀を持って演舞します。
たぶん地元の子どもたちだと思うのですが、素晴らしい武器さばき!かなり練習してきたんだろうな。
夕暮れどきともあって、とにかく和やかな空気が漂います。
メイン会場では、大正琴演奏や剣詩舞、夜には民謡踊りと輪踊りが行なわれるようだ。
夜も見てみたかったのですが、さすがに2時間以上ここで待機するのはアレだったので移動しちゃいました。
見た感じ地元の方ばかりだったのですが、それにしては規模が大きいイベントですね。
最終的に、アユの塩焼きが売られていたのでそれを食べて帰りました。
アユの塩焼きは獲物を狩ってその場で食う!みたいな人間としての本能を感じることができるので大好きです。
骨まで食えるな。
ということで、国の史跡に指定されている安田城跡で行なわれる安田城月見の宴。
子どもたちの武者行列演技は、見ていてほのぼのしているし、かなりしっかりとしていました。
また夜には行きませんでしたが、会場には約千個のちょうちんが飾り付けられ、柔らかい光が絶景とのことです。
ぜひ、お月見の季節に行ってみてください。